1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 00:16:28.81 ID:Bk2tlg280
男が学校から帰ると、いつだと見当たらない、怪しげな建物が建っていた。男は不思議と吸い寄せられるようにその建物の前に立っていた。
男「なんなんだこの店・・・」
店主「兄ちゃんいらっしゃい!今日はいいチンコが入荷したよ!なんとアメリカンモデル21㎝仕様だ!日本の女にはちょっとでか過ぎかもな!」
男「はぁ?いいチンコって・・・どういうことだ???」
店主「まぁいいからちょっと見ていきなよ!」
強引に男の服をつかみ、店の中に入ろうとする。
男「ちょ!待てって!」
店主「今ならレクチャー付きで安くしとくよ!」
店に連れ込んだ店主は、すぐに逃げられないようにドアに鍵をかけてしまった。
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 00:18:29.10 ID:Bk2tlg280
男「なんなんだよ一体!この店は何の店なんだよ!」
怪しげな雰囲気と、息の荒い店主。男の不安感は最高潮に達していた。
店主「君・・・サイズいくつ?」
男「はぁ?」
店主「だから、チンコのサイズだよ」
男「はぁ!?」
店主「はぁじゃわからないんだよ。サイズはいくつかと聞いているんだ」
男「いやいや意味わかんねえよ!」
店主「めんどい。脱がせる」
男「ギャー!」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 00:21:50.73 ID:Bk2tlg280
想像したことがあるだろうか。ひげ面の、赤い帽子をかぶればまるでマ○オそっくりなハゲ面のおっさんにパンツを脱がされる恐怖を
男「この変態野郎め・・・」
店主「はっはっは安心しろ。俺は男に興味はない。君のチンコに興味があるんだ」
男「矛盾してるだろ・・・」
店主「ふむ、小さいな」
男「!」
店主「おまけに皮が被ってる」
男「!!」
店主「おまけにデブすぎてチンコが隠れてる」
男「!!!」
店主「おまけに顔は不細工で天パでメガネで体臭がくさい」
男「・・・」
店主「おまけのおまけに・・・ん?どうした」
男「やめてくれ・・・」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 00:24:48.97 ID:Bk2tlg280
ぼろ糞に言われた男は泣き出し始めた
店主「どうした。なぜ泣く」
男「・・・死にたい。不平等だよこんなの。なんでイケメンがもてはやされて、こんな俺が世の中のカス同然に暮らさなければならないんだ・・・」
男「今日だって不良君にカツアゲされて腹パンされたし、ビッチさんのグループからキモイ死ねって言われたし・・・」
店主「・・・」
男「生まれてから生きててよかったなんて思ったことないよ・・・なんでなんだよぉ・・・」
店主「わかった」
男「ぐすっ・・・ぐすっ・・・」
店主「ついてこい」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 00:27:56.22 ID:Bk2tlg280
男は泣きじゃくりながら言われた通り店主についていく。
男「どこにいくんですか?」
店主「企業秘密だ。だが、地下室とは言っておこう」
言った通り階段を下って行く。店主が降りた先にかかっていたカーテンを開けるとそこには・・・
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 00:33:39.90 ID:Bk2tlg280
男「な、なんだここ・・・」
大量のチンコの模型、体のパーツ、顔のパーツ、そしてTVでしか見たことがないような手術台がそこにはあった
店主「君は生まれ変わる覚悟はあるかね。」
男「生まれ変わる・・・?」
店主「そのままの意味だ。ただし、レンタルだから時間は限られるがな」
店主「分かるかね。君は今の自分を捨て、新しい自分に生まれ変われるのだよ」
男「そんなことが…できるんですか?」
店主「出来るとも。しかも君は最初のお客さんだ。レンタル料金だけで、手術の工賃は無料にしてあげよう」
男「でも、僕お金が…」
店主「不良君に渡すはずのお金があるだろう・・・それを明日もってきなさい」
男「そんな・・・僕にはできません・・・」
店主「いいかい。君は変わるんだ。そんな覚悟では手術はできないな」
男「・・・」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 00:37:28.88 ID:Bk2tlg280
店主「まぁいい。明日まで時間はある。今日は帰ってゆっくり考えなさい」
店主とともに店から出た男は、軽く挨拶をして自転車にまたがった
店主「明日来るのを楽しみに待ってるよ」
不気味な笑みを浮かべながら話す店主に寒気を覚えながら、男は足早に家へ向かった
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 00:39:14.07 ID:Bk2tlg280
翌日
気付くともう朝だ。いつもよリ早めに起きた。いや、あまり寝ることが出来なかった
男「なんだったんだろうあの店」
パンをほおばりながら準備する男。家には男以外に誰もいない。親父はとうに蒸発してしまったし、お袋は昼前まで帰ってこない。どうせ彼氏の所に遊びに行ったのだろう
男は鍵を閉め、無言で学校に向かった
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 00:41:54.03 ID:Bk2tlg280
学校
ビッチA「ねぇ、昨日の男どうだったの?」
ビッチB「もうね、最高だったよwテクニックが半端ないし、寝てる間に財布のぞいたら50万は入ってたから少し抜いちゃったw」
ビッチC「でも大丈夫なのぉ?あの人、ヤクザっぽかったよ?」
ビッチB「大丈夫大丈夫w酔わせて骨抜きにしてあげたからばれないってww」
不良A「まじ昨日の不良君パなかったよねw相手ごめんって言ってるのにぼっこぼこw」
不良B「あいつ鼻の骨折れてんじゃねえのwかわいそーw」
朝から物騒な会話だな
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 00:44:52.23 ID:Bk2tlg280
ガラガラ・・・男が扉を開けた途端、一部を除いてこちらを向いた。一部というのは、もう無視されているからだ
ビッチA「うっわw臭いデブきた」
ビッチB「臭い移るってきっもwww近づくなよデブメガネw」
ビッチC「あんなごみカス死ねばいいのにねー」
男「・・・」
不良A「あ~あwビッチちゃんそういうから黙り込んじゃったじゃんw」
不良B「え、それいつもじゃね?wwwしゃべらなくていいよw息臭いしw」
男「朝から死にたい・・・」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 00:47:42.45 ID:Bk2tlg280
キーンコーンカーンコーン
今日は珍しく教室内で殴られたりはしなかった。いつもは腹パンされるのに。だけど、こんな奴らより100倍嫌なことが起こってしまった
不良C「おい男。不良君が呼んでたぞ。すぐに食堂わきに来いや」
男「あぁ死にたい・・・」
食堂
不良君「おう俺か・・・よく来たな」
男「・・・(言葉遣いは優しげな感じだからなおさら怖いんだよな。殴り始めたら止まらないし)」
不良C「おいこら返事ぐらいしろや」
不良君「まーてーやー俺ビビってんじゃねえか。やめとけって」
不良君「ところでなー今ラーメン頼もうと思って注文したんだけどよ、財布見たら1円しかないんだわ。ちょっと貸してくれないか?」
男「・・・(そういって昨日も5千円渡したじゃないか・・・)」
不良君「なー頼むよー」
男「・・・(まだ今月バイトで稼いだお金のこってるし、渡しても月末にゲーム買える・・・かな)」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 00:50:01.34 ID:Bk2tlg280
その時
店主「(いいかい、君は変わるんだ。)」
男「・・・!」
不良君「ねー俺腹減ってるんだよー早くしないと麺伸びちまうだろ?」
男「・・・貸さない」
不良君「え?」
男「このお金は使うから、貸さない」
不良君「はいお前処刑!」
その瞬間俺は気を失った。
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 00:53:38.55 ID:Bk2tlg280
キーンコーンカーンコーン
男「・・・!」
女「あ、目さました」
男「女か・・・」
女「男ってキモい上に弱いんだね。雑魚すぎ」
男「・・・」
女「あ、もう授業終わったから。荷物はそこに持ってきた。なんで保険委員だからってキモい俺を介抱しなきゃいけないのよ・・・」
男「・・・」
女「あんたの財布、拾っといたわよ。じゃあね」
男「!」
ようやく完全に目が覚めてきた。気づくと、ベッドの上には男の財布がおいてある。
男「よかった・・・お金は無事だ」
身なりを整え、帰り支度をする。
男「あの店へいかなくちゃ」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 00:56:48.88 ID:Bk2tlg280
もうあたりは暗くなっている。急いで自転車をこいできた男は走りこむように昨日の店へ入っていた
男「店主さん!」
店主「ふっふっふ。今日は店主ではない。君を持っていたのだよ!」
よく見ると、血のようなものが付いた白衣と、マスクをしている
店主「今から私は博士だ!君を変えるために準備していたのだよ!」
何やら怪しげな言葉を叫んでいる店主とともに階段を下りていく
男「あの・・・お金です」
店主「いや結構。君の覚悟はもう十分だ。」
男「なんか不安になってきたぞ・・・ウッ!バタン」
店主「フッフッフ・・・科学ノ進歩ニ犠牲ハツキモノデース」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 00:59:49.66 ID:rscu+7Dd0
まさかこの店主………
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 01:00:05.46 ID:Bk2tlg280
薬品をかがされ、意識を失った男を強引に手術台に乗せた店主
店主「今から世紀に残る大手術を始めます!神のご加護をおおおおおお!」
ちゅいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいんごりごりごりごりごりりごり
ばきばきばきばきばきぼきぼきぼきぼきぼきぼきぼきぼきぼきぼきぼきぼきぼき
ぐしゅぶしゃああああああああべちゃべちゃべちゃべちゃぱんぱんぱんぱんぱん
・・・
店主「・・・グッドラック」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 01:10:17.41 ID:Bk2tlg280
翌日
男「う~ん・・・う~ん」ハッ!
店主「気づいたかね・・・君は約一週間眠っていたんだぞ」
男「うそ!?」
店主「うそ。夜が明けて今朝方だよ」
男「なんだ・・・驚かせんなよ・・・」
店主「それより鏡をみたまえ」
男「ん?・・・うそおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
店主「それだけじゃない。体も、声も、もちろんチンコも最上級のものにしておいた。」
男「すごい・・・よく考えたら声もまるで声優だ・・・」
男「変えたのはそれだけですか?」
店主「あぁ、もちろん。ここで出来るすべてを・・・いや、違うな。まだ心を変えていない」
男「心を変える?」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 01:14:13.35 ID:Bk2tlg280
店主「あぁ。心もレンタルできるんだよ。」
男「そう・・・なんですか?」
店主「だが、今の君には必要ないかと思ってね。
男「そうですか・・・」
店主「前にも言っておいたが、あくまでレンタルだ。本物とは変わりないが、実物の上にレンタル品がついているようなものだ。期限は二日間」
男「期限を過ぎると・・・どうなるんですか?」
店主「な~に。化粧がはがれるみたいに落ちるだけさ。後は粗大ゴミだ。返さなくても結構。」
男「わかりました・・・ありがとうございます。」
店主「いいって事よ!頑張れよ兄ちゃん!」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 01:17:13.03 ID:Bk2tlg280
翌日
男「いけね。もう1現始まってる・・・サボろうか・・・」
男「朝帰りだったもんな・・・眠たいしサボったってどうせ・・・」
男「・・・」
男「違う、俺は変わったんだ。もう・・・今までの僕じゃない!」
学校
先生「ビッチ~」
ビッチA「はーい」
先生「男~・・・なんだ休みか」
不良A「うっわwビッチちゃん達いじめるからついに不登校になったかww:
不良B「かわいそう~ww反省しろよビッチちゃんww」
ビッチA「うっせ~よ不良wお前らだっていじめてたじゃんかw」
ビッチB「でもなんかいいよね~空気が美味しいって言うかw」
ビッチC「だね~ww
不良&ビッチ「はははははwwww」
女「・・・」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 01:20:22.07 ID:Bk2tlg280
ガラガラ
先生「遅いぞ!男・・・!?」
生徒「!?」
女「・・・!?」
男「お、おはようございます。」
先生「だ、誰だね君は!」
男「男、男ですよ!ほら、制服の名札だってあるじゃないですか!」
不良「お、お前のようなイケメンが男なわけないじゃねえか!なぁビッチ!」
ビッチABC「かっこいい・・・」
不良「!?」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 01:23:56.00 ID:Bk2tlg280
キーンコーンカーンコーン
先生「今日はここまで・・・あと男、今から一緒に職員室に来なさい」
男「は、はい・・・」
ガラガラ
・・・
ざわざわ
不良A「あんなのが男なわけねえって!絶対別人だろ!」
不良B「だけどあいつのカバンこっそり見たけど・・・昨日俺が入れたカビたパン、ちゃんと入ってたぜ!」
チャラ男「だけど・・・一晩であんなに変わるもんか!なぁビッチ!」
ビッチABC「かっこよかったねー・・・」
不良達「・・・」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 01:27:48.38 ID:Bk2tlg280
ガラガラ
女「男君!一体どうしたの!?」
男「お、女さん。昨日は介抱してくれたんだね。ありがとう」
女「///!そ、そんなことより、どうしてそんなに顔が変わったの・・・顔だけじゃないわ!声も・・・体つきもみんな変わったじゃない!」
男「これは・・・先生にも言ったんだけど、昨日その後蜂に刺されて・・・喉も体もみんな刺されて、殴られた腫れもあって変わっちゃったんだ・・・
男「(本当の事言えないし・・・これで二日間突き通すしかないな・・・」
女「そう・・・でも無事でよかったわね。ほら、突っ立ってないで次の授業の準備すれば?邪魔よ?
男「ご、ごめん・・・」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 01:32:16.46 ID:Bk2tlg280
不良A「おい、ますます腹立たねえか?ビッチはともかく、保健委員の女にもチヤホヤされてやがる。」
不良B「そうだよな!・・・不良君に頼んでみないか?」
不良A「でもどうやってだよ!あいつ体つきも不良君以上になっちまってるぜ!ありゃ本物の筋肉だ!」
不良B「だーかーらー頭悪いな。女を使うんだよ」
不良A「頭悪いは余計だこの野郎。・・・だがそれいいな」
不良B「でしょwその隙にボコれば完璧だってw」
不良A「よしwでも不良君来るの明日なんだよな。今日サボるってさ」
不良B「明日か。ならお前は不良君に電話しておいてくれ。明日俺が女を捕まえる」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 01:36:18.37 ID:Bk2tlg280
キーンコーンカーンコーン
ざわざわがやがや・・・
女「男君・・・」
男「わっ!女か・・・どうしたの?」
女「びっくりすることないでしょ!・・・帰るの?」
男「うん・・・女は?」
女「私も・・・ねぇ、久しぶりに一緒に帰らない?」
男「!?」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 01:40:14.84 ID:Bk2tlg280
男「・・・」
女「最初の頃、よく一緒に帰ったよね」
男「・・・うん」
女「帰り道途中まで一緒だもんねー」
男「・・・うん」
女「よくコンビニでジュース、おごってもらったっけ」
男「・・・そうだね」
女「・・・」
男「・・・女?」
女「どうしてアンタはそんなに女々しいの?」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 01:41:55.47 ID:Bk2tlg280
男「女々しいって・・・」
女「あんたみたいなやつ、一番真っ先に逃げ出しそうなタイプよねー」
男「そんな・・・」
女「いじめられても言い返せない、殴られても殴り返せない、男として失格じゃない」
男「・・・」
女「どんなにイケメンになっても、アンタは駄目男よ。じゃあね。ばいばーい」
男「・・・くそっ」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 01:45:55.52 ID:Bk2tlg280
ギィー・・・バタン
店主「おやいらっしゃい」
男「・・・」
店主「私の作品が気に入らなかったかね」
店主「言っちゃなんだが、私の最高傑作にしたつもりだぞ。特にチンコはベリーナイス。まさに掘られたいチンコナンバーワンさ」
男「・・・」
店主「どうした」
男「心を・・・変えてほしいんだ」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 01:48:53.89 ID:Bk2tlg280
店主「・・・」
男「心を変えれば、俺は完璧な男になるはずなんだ」
店主「・・・」
男「だから・・・心を」
店主「君はやっぱりダメ人間なのかね」
男「!?」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 01:52:06.90 ID:Bk2tlg280
店主「君に周りが生唾を飲む顔、とろけるような声、そしてアメリカンチンコ。鋼の肉体。どれも完ぺきなものを授けたはずだ」
店主「それを使いこなすのは君の心のはずだ。だが君はまだ使いこなせていないようだな」
男「・・・」
店主「あぁ~あ君はとんだ勘違いをしているようだな」
男「・・・?」
店主「忘れたのか?私は心を変えていないが、確実に変わっている。君があの日あのとき変えたんじゃないか」
店主「君はあの時、自分は変わりたいと強く願ったはずだ。そして肉体を変えた。だが帰る前に強い決心をしたはずだ。昨日までの自分じゃないぞと」
店主「だから不良君とやらに立ち向かえたんだろう?」
男「!」
店主「私の言いたいことがわかったかね」
男「・・・はいっ!」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 01:53:10.48 ID:Bk2tlg280
翌日
ざわざわ
不良A「電話しておいたぞ!昼飯の時に体育館裏に集合だ」
不良B「よしわかった。俺は女を連れ出す」
ガラガラ
ビッチA「あ、男君きた!」
ビッチB「かっこいいよねぇ・・・」
ビッチC「私、想像妊娠しちゃうかも・・・」
女「・・・」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 01:55:20.07 ID:Bk2tlg280
キーンコーンカーンコーン
不良A「よし時間だ。俺は先に行って男を呼び出す」
不良B「わかった。」
女「ふぅ・・・」
不良B「女ちゃん大変だ!」
女「あら、どうしたの?」
不良B「とにかく一緒に来てくれ!不良君が男をボッコボコにしてるんだ!」
女「な、なんですって?」
不良B「とにかく早くついてきてくれ!」
女「わ、わかったわ!」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 01:59:05.53 ID:Bk2tlg280
不良A「お、おい男!大変だ!」
男「不良君・・・どうしたの?またカツアゲ?」
不良A「違うんだって男!女ちゃんが転んで気を失ったんだ!」
男「なんだって!?」
不良A「さっき体育館裏で倒れてたのを見たぜ!」
男「わかった!ありがとう!」
不良A「お安い御用よ!」
男「女・・・」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 02:03:40.19 ID:Bk2tlg280
女「やめなさいよ!キャー!」
男「え?女の声???とにかく急がなきゃ!」
男「はぁ、はぁ、・・・え?」
不良君「待ってたぜ、男ぉ」
不良AB「へへっ」
女「男・・・」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 02:07:14.83 ID:Bk2tlg280
不良君「お前、おととい俺をコケにしやがったなぁ」
男「・・・」
不良君「ちょうどうっぷんがたまってたところだ。お前の歯5~6本で勘弁してやるよ」
不良A「お~怖ええw」
不良B「男、どうすんの?この人数差でwww」
男「・・・女を離せ」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 02:10:38.51 ID:Bk2tlg280
不良達「はぁ?」
男「離せって言ってんだよ!」
不良A「おわっあぶねえ!てめえ!」
不良B「不良君、やっちまおうぜ!」
不良君「余裕だってwそのあと俺んちでこの女食っちまおうぜw」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 02:13:47.47 ID:Bk2tlg280
女「男・・・」
不良A「つええ・・・こいつやっぱ体つきも変わってるからパワーあるな」
不良B「3人がかりでも投げ飛ばしてきやがる・・・」
不良君「面白いじゃーん。やっぱ歯全部折っちゃおうww」
男「(痛い・・・けどここで逃げたら・・・)」
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 02:17:03.27 ID:Bk2tlg280
その時
男のチンコがもげた
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 02:18:55.87 ID:Bk2tlg280
女「きゃー!」
不良A「うわぐろっ!」
不良B「わわわわ、痛い痛いなぜか俺の股間が痛い!」
不良君「俺の股間も痛い!」
そして次々と、はがれおちるように顔、体のパーツが取れていった
不良A「お前・・・」
不良B「元の男じゃねえか!張りぼてだったんだな!」
不良君「股間痛てえwwwwwww」
女「男・・・」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 02:21:04.79 ID:Bk2tlg280
需要ある?
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 02:23:31.01 ID:Bk2tlg280
不良A「いつまで痛がってるんだよ」
不良君「大丈夫。もうおさまった」
不良B「こいつwやっぱただのデブじゃんwこれなら余裕だねw」
男「・・・」
不良A「ほらほらビビってるw」
男「・・・なせ」
不良B「ん~?」
男「女を離せ!」
女「男・・・!」
不良君「てめえ!これで人生終わりにしてやるよ!」
ぼこぼこぼこぼこぼこぼこぼこぼこぼこぼこぼこぼこぼこぼこぼこぼこぼこぼこぼこ
ぐしゃぐしゃぐしゃぐしゃぐしゃぐしゃぐしゃぐしゃぐしゃぐしゃぐしゃぐしゃぐしゃ
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 02:26:27.38 ID:Bk2tlg280
女「キャー!」
先生「ん?こらーお前たち!」
不良君「やべえ逃げろ!」
男「・・・」
女「先生大変!男の顔が血だらけで歯も折れてて・・・」
先生「すぐに保健室へ運ぶぞ!」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 02:28:30.37 ID:Bk2tlg280
男「・・・!」
女「あ、目さました」
男「女か・・・」
女「・・・」
男「痛かった・・・」
女「・・・」
男「でも女が無事でよかった」
女「・・・」
男「これでいじめられることもないかもね」
女「ねぇ」
男「ん?」
女「一緒に帰ろ?」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 02:29:32.62 ID:Bk2tlg280
男「・・・」
女「・・・」
男「・・・」
女「・・・ねぇ」
男「ん?」
女「いつもと帰る場所が違うじゃない」
男「連れて行きたいところがあるんだ」
男「俺が二日間だけ変わった理由、知りたくない?」
女「!」
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 02:30:25.24 ID:Bk2tlg280
ギィー・・・バタン
女「何この気味の悪い店は・・・」
店主「おぉこの前の男じゃないか!どうだ?パーツはきちんと剥がれただろう」
男「はい。なんとか」
店主「しかも彼女を連れてくるとは、大したものだ!どれ、記念にヨーロッパモデルカリ太タイプのパーツを付けてやろう!」
女「彼女なんてそんな・・・ってキャー!」
男「て、店主さん!」
店主「おぉ、悪かったなw」
男「実は・・・僕はここで体を改造してもらったんだ」
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 02:32:04.40 ID:Bk2tlg280
女「え!?どうして!」
店主「体も容姿も無残なもんでな。そのせいか、次第に周りからいじめられ始めたんだろ?次第に居場所がなくなって、男の心もダメになってったんだ」
男「店主さん・・・」
店主「だからこいつには誰も文句を言わない、むしろ妬むような素晴らしい肉体をレンタルしてやろうと思った。」
男「一応ここ、レンタルショップなんだ・・・」
女「へぇ~・・・」
店主「だがこいつは、覚悟がなかった。そりゃそうだ。自分を変えるというのは生半可な覚悟ではなしえないからな。
店主「いいかね。男を変えたのは女ちゃん、君なんだよ」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 02:33:16.13 ID:Bk2tlg280
女「え?私?」
店主「そうさ。君が男に(キモい上に雑魚杉)と言っただろう。それが彼にきっかけを与えたんだよ」
男「・・・」
女「なぜ・・・それを・・・?」
店主「その後、私が取り付けた後、君は(女々しい)と言っただろう?それが、もう一度彼を変えさせるきっかけになったのさ」
女「なぜ知ってるんです?教えてください!貴方は何者なんですか?」
店主「おっと、時間だ。そろそろ店じまいだな。最後に男君」
男「は、はいっ!」
店主「君はチンコがちっちゃくて、包茎で、体臭が臭くて、デブで、不細工だが、心はもうイケメンだ。これからは彼女を守ってあげるんだぞ!」
男「はいっ!」
店主「おっと最後にその折れた歯だけ直してやろう。これは永久レンタルだから死ぬまで返さなくていいからな。
店主「さぁさぁ出て行った出て行った!仕事の邪魔だ!
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 02:34:09.40 ID:Bk2tlg280
その日、女はそのまま追いだされ、2人は別々の家へ帰った。
翌日、もうそこには「レンタルチンコ屋」という建物はもうなかった
今思うと、店主は僕の前に現れた神様だったのかもしれない。僕はあの日を境に、変わることができた。
僕の手元には2つのものが残った。最後の日、あの店主が渡してくれたヨーロッパモデルカリ太タイプのチンコと・・・
・・・彼女には使わないでおこう。いくらなんでも大きすぎる。それをそっと、タンスの奥にしまった。
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 02:35:33.16 ID:Bk2tlg280
以上で終わりです。こんな自己満足なオナニーに付き合ってもらって、ありがとうございました
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/06(水) 02:36:13.42 ID:Vn3oodYE0
乙
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- 2012/06/08(金) 12:00:00|
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