1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 23:05:55.29 ID:uezujA2x0
すべては偶然だ。
だがその偶然は、あらかじめ決められていた世界の意思でもあった。
俺はイかれてなどいない。いたって正常だ。
ここでは真実を語っているんであって、断じて厨二病の妄想なんかじゃない。
…きっかけはほんの些細なことだとしても
それが、未来の大きな流れを決定付けてしまうこともある。
低周波通電療法という言葉を知っているか?
知らないのなら調べるのだ。
それぐらいの慎重さが求められているのだということを理解しろ。
引用元:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1330697155/
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 23:08:18.53 ID:uezujA2x0
残念ながら俺は慎重じゃなかった。
自分の愚かさを分かっていたら”あいつ”を失うことなんてならなかった。
未来を、こんな形にしてしまうことなんてなかった。
だが、分かるはずがないだろう?
その瞬間の自分の手に、すべての運命を決定づけるような、
重大な分岐点のスイッチが握られているなんていうことは、分かるはずがないんだ。
考えてもみるがいい。
普段の人間の知覚は99%が遮断されている。
人は自分で思っている以上に愚鈍な生き物なんだよ。
普段の生活の中に埋もれている何気ないことなど気にも留めないし、
知覚したとしてもすぐ忘れるか、脳が処理をしないかのどちらかなんだ。
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 23:10:05.02 ID:uezujA2x0
あのときの俺に言ってやりたい
迂闊なことをするなと
軽率なことをするなと
見てみぬフリをするなと
もっと注意をはらえと
陰謀の魔の手は、思った以上にずっと身近にあって、
いつでもお前を陥れようと手ぐすね引いているのだと…!
ピッ キュッ
岡部「ンッ…」
岡部「…!?」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 23:14:29.34 ID:uezujA2x0
バチバチバチバチバチ
岡部「あああああああああああぁぁぁぁ!!!!!!!」
岡部(なっ…何故!?)
岡部(何故作動したんだ!?)
岡部(12号機『ダーリンのばかぁ』は…)
・体温、血圧、脈拍、発汗状態などをモニターし、
浮気と判断されると電流(正確には強力な低周波)が流れるブレスレット。クリスティーナ作。
・無理矢理外そうとすると電流が流れる
・喧嘩などにより感情が昂ぶると電流が流れる
・1メートル以上離れると、電流が流れる
・手を繋ぐと電流は止まる
・気持ちが通じ合えば外れる
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 23:18:57.01 ID:uezujA2x0
岡部「二人用のはずだぞ!?相手がいなければ作動するはずが…ッ!!」
ビビビビビビビビビ
岡部「んああああああああああぁぁぁぁぁッ!!!!!!」ビクンビクン
シャッ
紅莉栖「いたたた痛い痛い痛い!!なんで!?調整ミスった!?」
岡部「く、クリスティーナアアァァァ!!」ビクンビクン
紅莉栖「お、岡部!?あんたまさか…っ!?付けたの!?」
岡部「いたのかクリスティーナアアアァァ!!!!」ビクンビクン
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 23:25:31.73 ID:uezujA2x0
ビビビビビビビビビ
紅莉栖「いたたたた!と、とりあえず1メートル以内に…!」
岡部「あ、あぁ、あぁぁぁ…」ガクガクガク
…
紅莉栖「はぁ…止まった…」
岡部「はぁっ…はぁ…はぁ…」
紅莉栖「もう…!調整中だったんだから勝手につけないでよ!」
岡部「し、知らなかったのだ!しかたないだろうが!」
ギュ
岡部「…ん」
紅莉栖「…///」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 23:31:10.17 ID:uezujA2x0
岡部「…助手よ、何故手を握る?」
紅莉栖「し、仕方ないでしょ手を繋いでなきゃまた電流が流れるかもしれないんだから!」
岡部「あぁ…そうだったな」
紅莉栖「好きで手を繋いでるわけじゃないからな!勘違いするな!!」
岡部「あ、あぁ。わかっている…」
紅莉栖「…」ズキ
紅莉栖「…わかってないじゃない」
岡部「は?」
紅莉栖「わかってないじゃない!」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 23:35:51.53 ID:uezujA2x0
岡部「な、なに?なぜ怒る!?手は繋いでいるだろう!」
紅莉栖「うっさい馬鹿!氏ね!はげろ!!」
岡部「はげてたまるか!なんなのだ一体!!」
ビリビリビリビリビリ
紅莉栖「きゃぁ!!」
紅莉栖「うそ…なんで!?手は繋いで…ッ」
岡部「うぎゃあああああああああああああああああぁぁぁッ!!!!!」ビクビクビク
紅莉栖「!?」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 23:42:29.71 ID:uezujA2x0
ビリビリビリビリビリ
紅莉栖(どうして…故障?調整ミス…!?)
岡部「わあああああああああああぁぁぁぁっぁぁぁぁぁっぁ!!!!!」ガクガクガク
紅莉栖「そんな…っ、と、とりあえず落ち着かなきゃ…」
岡部「ひゃあああああああああああああああああああああああああああ!!!!」ブルブルブル
紅莉栖「…」スーハースーハー
…
岡部「はぁーっ、はぁーっ…」
紅莉栖「…」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 23:46:48.78 ID:uezujA2x0
紅莉栖「…」ブルブル
岡部「はぁ…どうした、助手よ…顔が青いが…」
紅莉栖「ご、ごめん岡部…調整ミスかも…」
岡部「な、何を言う…」
紅莉栖「だって、手を繋いでも電流が収まらないし…」
紅莉栖「それに、あんたの痛がり方だけ尋常じゃない…」
紅莉栖「私の方はなんともないのに…っ」ジワワ
岡部「そ、それは…ッ」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 23:52:28.97 ID:uezujA2x0
紅莉栖「どうしよう…このままじゃ岡部が…」グスグス
岡部「あ、案ずるな助手よ!自信を持つのだ!お前に失敗などありえるはずが無いだろう!?」
紅莉栖「下手な気休め言わないで!!」
岡部「き、気休めなどでは…!!」
紅莉栖「のた打ち回るほどの電流が流れるなんて明らかに異常よ!!」
紅莉栖「どこかでミスしたんだ…どうしよう…このままじゃ…!!」ポロポロ
岡部「あっ、あっ…」
ビリビリビリビリビリ
岡部「ホオオオオオオオオオオオォォォォ!!!!!!!」ガクガクガク
紅莉栖「いっ…お、岡部!おかべぇ!いやああああああぁぁぁ!!」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/02(金) 23:57:06.70 ID:uezujA2x0
ビリビリビリ
紅莉栖「ごめんーごべんでえぇぇおかべごべんでええぇぇぇぇ」ブワワ
岡部「じょしゅぅ!落ち着けじょしゅぅ!!」
紅莉栖「おかべがーおかべがしんじゃうぅー!またわたしのせいだぁー!!」ブワワワ
岡部「んがああぁぁぁぁ!!紅莉栖!手を…!!」ムンズ
紅莉栖「無駄よおぉぉもうだめだぁー」ボロボロ
岡部「ここに!!」ガッシ
紅莉栖「」
…
岡部「ふぅ…収まったな」
紅莉栖「」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:04:24.40 ID:YifTPFJ/0
岡部「いやぁ、ちゃんと止まったぞ電流。流石は我が助手。故障やミスではなかったぞ」
紅莉栖「」
岡部「どうした?」
紅莉栖「…っいやあああああああああぁぁぁぁ!!HENTAI!HENTAI!!HENTAI!!!」ギュウゥ
岡部「いあああああああ!!握るな!強い!」
紅莉栖「えええぇぇぇ!?まさかっ…おかべあんたあああああぁぁぁ!!!」ギリリ
岡部「痛い痛い痛い!!ごめんなさい!優しくしてください!!」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:08:35.78 ID:OABLV56e0
岡部さん・・・
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:11:08.45 ID:YifTPFJ/0
紅莉栖「何してっ…なにしてんだ!!私の発明でなにしてるのよお!!」
岡部「ナニだ」
紅莉栖「うるせーよ!!」
ガチャバーン!
天王寺「おう岡部!!てめぇさっきからぎゃあぎゃあ騒ぎやがって!!うるs…」
岡部「あっ」
紅莉栖「」ギュウ
岡部「あっ///」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:15:08.15 ID:YifTPFJ/0
天王寺「…」
岡部「や、やあミスターブラウン…我がラボへようこそ…」
紅莉栖「」
天王寺「…わりぃ」ペコ
岡部「…」
紅莉栖「」ギュウ
ガチャバタン
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:23:41.70 ID:YifTPFJ/0
岡部「…」
紅莉栖「…」
紅莉栖「あああぁぁぁぁ!勘違いされた!今絶対勘違いされたわよ!!///」バッ
岡部「き、気に病むなクリスティーナ///」
紅莉栖「気に病むわよ!!あんな申し訳なさそうな店長さん初めて見た!!」
岡部「た、確かに…橋田鈴が阿万音鈴羽だと指摘したときぐらい沈んだ顔をしていたが…」
紅莉栖「あぁーもう………」
紅莉栖「………?」
紅莉栖「あまね、すずは…さん?」
岡部「どうした?」
岡部(まさか…リーディングシュタイナーが…!?)
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:30:34.23 ID:YifTPFJ/0
ビビビビビビビビビビビビビ
岡部「おぎゃああぁぁぁ!!!な、なんだッ…!?」
紅莉栖「…ッ…ねぇ岡部?」
岡部「なんだーッ!どうしたーッ!!落ち着けーッ!!!」ガクガク
紅莉栖「…あまねさんって誰?かわいいの?胸おおきいの?」
岡部「マジでどうした!?」ビクビクビク
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:34:49.49 ID:YifTPFJ/0
バリバリバリバリバリ
紅莉栖「あまねさんねー…誰?岡部のなんなの?馬鹿なの?死ぬの?」
岡部「なんでもないッ!誰でもない!クリスティーナ!手を!!はやく!!」ガクガクガク
紅莉栖「…クリスティーナじゃない」
岡部「くっ…紅莉栖!手を…はやく…!」
紅莉栖「し、しかたないわねぇもう!あ、あんたのためなんかじゃないんだからなんとかかんとか!!///」
そっ
岡部「あ、ああぁ…ああぁぁぁぁ…」
紅莉栖「…」
紅莉栖(冷静に考えたらなんだよこれ…)
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:39:11.67 ID:YifTPFJ/0
紅莉栖「ねぇTHE;HENTAI。どうすんのこれ」
岡部「えっと…」
紅莉栖「私に、常に岡部のオカリンを握ってろって言うの?」
岡部「あの…す、すいません…」
紅莉栖「ねぇどうすんのよ。これじゃ外にも出られないわよ。ねぇ?」ギュウゥ
岡部「ああぁぁすいません!すいません!すいません!!」ガクガク
紅莉栖(これはこれでアリかしらね…///)
岡部(これはこれで…!)
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:39:43.52 ID:OihpYXvC0
岡部のオカリンww
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:40:09.92 ID:ntqCdCML0
二人ともHENTAIだ
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:43:27.57 ID:YifTPFJ/0
紅莉栖「すいませんじゃなくて。解決策を出しなさいよ」ギュムギュム
岡部「いあああぁ!!ごめんなさい!ごめんなさい!」
紅莉栖「あんたの脳みそはプリンでできてんのか?
謝ってる暇があるなら考えろって言ってるの、私は」ギュウウ
岡部「おはっ!!か、考えます!考えますから!!」
紅莉栖「じゃあとっとと案を出しなさい?別のもの出すんじゃないわよ?」
岡部「は、はいぃ…」
紅莉栖「じゅ~う、きゅ~う、は~ち…」
岡部「え!?ちょ…待っ…!」
紅莉栖「な~な…ぜ~ろッ!!」グワシ
岡部「あああぁぁぁぁ紅莉栖!だめだ紅莉栖!だめです紅莉栖様!!らめええぇぇぇ!!!」ビクンビクン
ダル「…」
まゆり「…」
紅莉栖「」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:49:08.41 ID:YifTPFJ/0
岡部「ハァハァハァ」
紅莉栖「」
ダル「…わりぃ」ペコ
まゆり「ご、ごめんね~…邪魔しちゃったね?」ペコ
紅莉栖「ち、違う違う!違うから!!」
ダル「いやぁ…まさか牧瀬氏がハードな攻めだとは…」
紅莉栖「黙れ橋田!攻めじゃないから!そういうのじゃないから!!」
まゆり「でも、オカリンもノリノリだったよね~」
岡部「まんざらでもない」
紅莉栖「うるさいよ!!///」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 00:56:36.49 ID:YifTPFJ/0
紅莉栖「実はこのHENTAIが…」
・
・
・
紅莉栖「というわけで手首じゃなくてカリ首に12号機をハメたってわけ…」
ダル「…」
まゆり「…」
岡部「…」
ダル「マジありえんしょ」ボソ
まゆり「…まゆしぃもガッカリなのです」ボソ
岡部「素でドン引きしないでくれ…」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 01:05:19.42 ID:YifTPFJ/0
岡部「ダルよ…12号機をはずす方法は何か思いつかんか?」
ダル「あ~ちょっとわかんね。そもそも作ったの牧瀬氏だし…」
岡部「そ、そうか…だが…」
ダル「ってわけでちょっとメイクイーン行ってくるお」
まゆり「まゆしぃもバイトがあるのです…」
岡部「お、お前らそんな薄情な!!」ガシ
ダル「…」パシ
まゆり「…」ペシ
岡部「お…ダル、まゆり…?」
ダル「さわんなや岡部氏…」
まゆり「じゃ行ってくるね岡部君…」
岡部「…!?」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 01:06:38.87 ID:OABLV56e0
岡部君wwwwwwwww
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 01:10:31.52 ID:f2XxvrLA0
まゆしぃwwwwww
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 01:11:15.85 ID:YifTPFJ/0
ガチャバタン
岡部「そ、んな…まゆり…ダル…」
紅莉栖「…まぁ、見限られて当然よね」
岡部「う、うぅ…」ガク
岡部「そんな…こんなつもりじゃなかったんだ…」
岡部「俺はただ…ちょっとした遊びのつもりで…」
岡部「俺は…う、うぅ…ぐぅぅぅッ…」ポロポロ
紅莉栖「…」
紅莉栖(もしかしたらコレは千載一遇のチャンスなんじゃなかろうか)
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 01:20:41.18 ID:YifTPFJ/0
紅莉栖「ま、まぁ私も本当は出て行きたいんだけどー?」
岡部「…!?」
紅莉栖「コレのせいで離れると電流が流れちゃうしー?しかたなく一緒にいてあげるみたいなー?」チラッチラッ
岡部「紅莉栖…すまない…俺のせいで…」
紅莉栖「それにまぁコレを作ったのも私だし、責任の一端は私にあるみたいなー?」チラッチラッ
岡部「紅莉栖…お前は、俺を捨てないでくれるのか…?」
紅莉栖「す、捨てるも何もー!?べ、別に仕方なくだぞ!?仕方ないなぁもうー!!///」
岡部「すまない…っ…ありがとう、紅莉栖…」ギュ
紅莉栖(うはあああああああああぁぁぁ///)ガクガクガク
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 01:29:15.58 ID:YifTPFJ/0
岡部「だが…俺のようなクズのせいで、お前のような未来ある人間に迷惑を掛けるわけにはいかない…」
紅莉栖「…え?」
岡部「かくなるうえは」
紅莉栖「ど、どうするの?まさか…!」
岡部「切り落とす…!!」
紅莉栖「そ、それは駄目ええぇぇぇ!!」
岡部「しかしお前にこれ以上の苦痛は…!」
紅莉栖「切っちゃだめええぇぇぇぇ!!」
岡部「心配してくれるのか…だが、お前の責任ではない…」
紅莉栖「やめてえぇぇぇ!これはもう岡部一人のものじゃないの!私のだから!!」ギュウウウ
岡部「んあああああ!!?」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 01:36:39.87 ID:YifTPFJ/0
紅莉栖「あんたが変な気起こさないように、しばらく私が岡部のオカリンを管理するわ」ギュッ
岡部「ウッ…す、すまん…よろしくたのむ」
紅莉栖「とりあえず人目につかない時間帯までは、このままラボでやり過すしかないわね…」
岡部「うむ…すまない…」
紅莉栖「もういいってば…」
岡部「…」
紅莉栖「っ…な、なんか、硬くなって、るんだけど…///」
岡部「重ね重ねもうしわけない…///」
紅莉栖「まぁいいけど…///」
岡部「…///」
紅莉栖「…///」
萌郁「…///」
ピロリン
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 01:45:35.46 ID:YifTPFJ/0
岡部「指圧師いぃぃぃーッ!!」
萌郁「…っ!」ダッッ
ガチャバタン
岡部「速っ!?…待てっ!」
紅莉栖「あっ!ちょ、岡部ダメ!!」
ビリビリビリ
岡部「ンンーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」ガクーン
紅莉栖「いたっ!あぁもう!馬鹿!!」
ポッピーポロロンポッポッポッポー
from:閃光の指圧師
sub:ゴメンね!
店長さんから聞いてまさか?と思ったんだけど…
ホントにペッティングの真っ最中でビックリ!!Σ( ̄口 ̄;;
邪魔しちゃった!ゴメンね~☆さ、どうぞ続けて続けて…
萌郁
岡部「…」
紅莉栖(ペッティングって///)
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 01:52:59.86 ID:YifTPFJ/0
ポッピーポロロンポッポッポッポー
from:フェイリス
sub:聞いたニャ
そして今、モエニャンから写メが届いたニャ。
オカベにはガッカリニャンニャン。
もうお店の敷居は跨がせニャいから、そのつもりでニャン♪
岡部「…」ポロポロ
紅莉栖(こうやって、観測した『事実』が拡散していくのね…)
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 01:58:53.86 ID:YifTPFJ/0
ポッピーポロロンポッポッポッポー
from:ルカ子
sub:桐生さんから
画像が送られてきました…。
PS.おかげで五月雨の素振りがはかどりました。
岡部「…素振りがはかどっただと?何の関係が…」
紅莉栖「………///」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 02:06:22.66 ID:YifTPFJ/0
AM 1:00
紅莉栖「さて、夜も更けたし…そろそろ私のホテルに行きましょうか」
岡部「そうだな…流石に常時たちっぱなしでは俺も辛い」
紅莉栖「…?別に、すわっt………///」
岡部「うむ。お陰様で勃ちっぱなしなのだ」
紅莉栖「な、何も考えてない!妄想なんてしてないからな!?///」コロコロ
岡部「あっあちょ…睾丸、睾丸はつらい…!」ヘニャ
紅莉栖「ご、ごめん…///」
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 02:11:51.46 ID:YifTPFJ/0
岡部「さすがにこの時間は歩いている人間もまばらか…」
紅莉栖「えぇ、これなら多少名の知れた私もVIPで晒し上げられる可能性は少ないわ」
岡部「…今頃、ダルあたりがスレ立てしてるかもしれんがな」
紅莉栖「ちょwww…やめてよ、怖いこと言わないで…」
岡部「すまん…」
紅莉栖「もしそんなことになったら責任取ってもらうからな…///」
岡部「あぁ、まかせろ」
紅莉栖「えっ///」キュン
岡部「責任を持って切り落とす」
紅莉栖「だ、だからダメだっつってんだろ!!」ギュ
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 02:18:08.58 ID:YifTPFJ/0
ホテル
紅莉栖「…///」
岡部「…受付でかなり好奇の視線を受けたが」
紅莉栖「言うな!」
岡部「まぁ、シングルルームに止まってるはずの少女が
こんな遅くに、男の股間を握ったまま部屋の鍵を受け取りに戻れば、
そりゃあ嫌でも視線を奪われるだろうが…」
紅莉栖「だから言うなぁ!」ギュッギュッ
岡部「オウフ…しかも、その少女はかなりの美人ときたものだ」
紅莉栖「は…へ?///」
岡部「ん…?」
紅莉栖「お、おかべ今のワンモア」
岡部「しまっ…いや!俺主観の感想であって世間がどう見るかはまた別だがな!?」
紅莉栖「おかべ主観……って///」
岡部(泥沼だ…!!)
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 02:24:05.93 ID:YifTPFJ/0
岡部「いやいやいや!そうだ!シャワー!シャワーにしよう!!」
紅莉栖「えっ…えぇっ!そ、そんな…一緒に…///」
岡部「そんなわけあるかぁ!!順番だぁ!!」
紅莉栖「えっえ?あ、アハハそうよねぇ冗談よ馬鹿岡部ふへへへwwww」
岡部「ふ、ふ、フゥーハハハハァ…!!」
紅莉栖「…」
岡部「…」
紅莉栖「わ、私がシャワー浴びてる間に切り落としたり…」
岡部「しない!しないから安心して行ってこい助手よぉ!」
紅莉栖「う、うん…///」
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 02:30:07.20 ID:YifTPFJ/0
シャワアアァァァァァァ
岡部「…」
岡部「我ながらなんというヘタレっぷり」
岡部「しかし、紅莉栖にこれ以上迷惑を掛けるわけにはいかん…」
キュッ…
岡部「…」
ワシャワシャ ワシャワシャ
岡部「……」
岡部「………」
岡部「いっ…いたっ!痛い痛い痛い!!毛!毛が絡まってる!引っ張られてる!!」ブチブチ
ガチャ
紅莉栖「おかべ!?どうしたのだいじょうぶなにがあったのだいじょうぶ!?」
岡部「おわあぁぁおまっ///!おわあああああぁぁぁいたたたたたたた!!!」
紅莉栖「お、おかべええええええぇぇぇ!!!
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 02:30:22.30 ID:nYUwXQqj0
助手に圧迫され過ぎてオカリンのオカリンがゲルオカリンになっちゃうううう
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 02:35:23.11 ID:YifTPFJ/0
ガチャ
紅莉栖「ふぅ…さ、さっきは…どうも…///」
岡部「う、うむ…///」
岡部「さ、さてでは俺もシャワーを借りるとしよう!!」
紅莉栖「あ、岡部はダメよ」
岡部「え?」
紅莉栖「シャワー浴びちゃダメよ」
岡部「…ま、まぁ家主がそう言うのであれば我慢するが」
紅莉栖「うん」
岡部「匂うかもしれんが」クンクン
紅莉栖「全然大丈夫。匂わない」
岡部「そうか?」
紅莉栖「大丈夫。無臭」
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 02:40:49.74 ID:YifTPFJ/0
紅莉栖「さ、さぁーてそろそろそろ寝ようかしら!!///」
岡部「そうだな、色々あって流石の俺もくたびれた…」ゴロン
紅莉栖「えっええぇぇちょ…な、なんで床に寝るのよ!
前みたいにベッド半分貸すわよ!?」
岡部「い、いやしかし…今回は流石に…」
紅莉栖「ベッドの上の方が距離が近いし安全だし………」
岡部「ぐぐぐ…///」
紅莉栖「…わ、私と寝るのが嫌なの…?」グス
岡部「!?」
89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 02:44:48.39 ID:YifTPFJ/0
紅莉栖「嫌なんだ…やっぱりあまねさんとやらの方がいいんだ…
おっぱい大きいほうがいいんだ…///」グスグス
岡部「そ、それはない!!お前の自己主張控えめな手のひらサイズの乳はすばらしいと思うぞ!?
常日頃から心行くまで揉みしだきたいと思っていたところだ!!」
紅莉栖「ちょ///なに言ってんのよスケベ!HENTAI!!そう簡単には揉ませないわよ!!///」
岡部「う、うむうむうむ!!」
紅莉栖「馬鹿なこと言ってないで!とっとと寝るわよ!ヘイ!カマン!!」ポンポン
岡部「お、おぅ…///」
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 02:50:37.66 ID:YifTPFJ/0
岡部「…」
紅莉栖「…///」スリスリ
岡部「…な、なぁ助手よ?」
紅莉栖「助手じゃない。何よ…?」
岡部「な、なぜ背中合わせではなく、俺の背中に密着しているのだ…?」
紅莉栖「それは…ほらこっちのほうが1メートル圏内から離れにくいじゃない!?」
岡部「そ、れはそうだな…///」
紅莉栖「えぇ、そうよ…他意はないわ…///」スリスリ
92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 02:55:04.65 ID:YifTPFJ/0
岡部「…」
紅莉栖「…///」スハスハ
岡部「…な、なぁクリスティーナよ?」
紅莉栖「クリスティーナじゃない…もう、何?」クンカクンカ
岡部「なにかさっきから、鼻息が荒い気がするんだが…?」
紅莉栖「そ、そんなことないわよ普通よ。普通」スーハースーハー
岡部「み、耳に息が当たってこそばゆいのだが…///」モゾモゾ
紅莉栖「もー…一々細かいわねぇ…」モグモグ
岡部(ね、寝られん…!)
紅莉栖(あぁ///やっぱりシャワー浴びさせないで正解だったわ/////////)ハフハフ
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 02:59:29.60 ID:YifTPFJ/0
岡部「うぐぐ///」ビクンビクン
紅莉栖「…」
紅莉栖「……」
紅莉栖「………///」
ギュ
岡部「!?」ビクン
紅莉栖「…やっぱり、ガッチガチじゃないのよ///」
96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 03:01:35.97 ID:YifTPFJ/0
岡部「紅莉栖…!?そ、それはマズい…」
紅莉栖「な、なにがマズいのよ!こ、これはアレよ!
小さくすれば…その、もしかしたら12号機も外れるんじゃないかなという
研究者故の探究心から発生した行為であり、あんたが妄想してるような
性的欲求からの行為では無いわけで…///」
岡部「そ、そうか…」
紅莉栖「そうよ!そうったらそうよ!
岡部「………」
岡部「それじゃあ、頼む…紅莉栖」
紅莉栖「ふぇ?///」
岡部「小さくしてくれ…」
紅莉栖「あっえ、へぇ…う、うん、がんばる…」ギュ
ピッ
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 03:04:09.57 ID:YifTPFJ/0
岡部「!?」
紅莉栖「ひっ…え?あれ…」
岡部「…」
紅莉栖「あっ…あ、12号機が、外れた……?」
紅莉栖(ってことは心が通じ合ったってこと?岡部と…ふへ、ふへへwwww)
岡部「外れてない」
紅莉栖「っうぇ?///」
岡部「俺のは外れてない」
紅莉栖「え?え?えっそんなこと………っ!?///」
岡部「頼む。このままじゃ寝むれん…」
紅莉栖「そ、それはよくないわよね…そうね…そうよね…?///」
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 03:07:37.14 ID:YifTPFJ/0
岡部「…っ」ビク
紅莉栖「…っうわーっ…うわーっ///」ニギ
岡部「…」
紅莉栖「こ、こう…?」シコ
岡部「…ぅ」ビクン
紅莉栖「…ふむん///」
紅莉栖「なるほどね…ここはこうするのか…?///」クニ
岡部「く…実験大好きっ娘め…」ビクビク
紅莉栖「うふ…大体わかってきたかも…///」
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 03:09:47.35 ID:YifTPFJ/0
岡部「…っ」
紅莉栖「ふむ…///」シコシコ
岡部「……くっ」
紅莉栖「ふんふん…///」
岡部「紅莉栖…っ!」ガバ
紅莉栖「…え?えっちょ…おかべっ!?」
岡部「すまん…っ」チュ
紅莉栖「あっ…んっ…んちゅ…んむっ…!///」きゅっ
岡部「ん…っ!!」ビクビクビク
紅莉栖「っ!んんっ…!ぷは…っ」
岡部「…っふ」ビクビク
紅莉栖「…っ…へぇ、こんなに出るのか…///」ヌチャヌチャ
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 03:12:52.54 ID:YifTPFJ/0
紅莉栖「ふぅーん…で?///」
岡部「うむ…最高だったぞ///」
紅莉栖「そ、そうじゃない!外れたの?」
岡部「あ?あぁ…そういえばそうだったな…外れた外れた」
紅莉栖「主旨はそっちだからな?HENTAIめ…///」
岡部「だがまったく治まる気配が無いな…」
紅莉栖「え、ちょ…出せば収まるものなんじゃないの!?」
岡部「…そうとも言えないな。相手が他ならぬ紅莉栖であれば尚の事」
紅莉栖「そっ…れじゃぁ、しかたない、わね?///」
岡部「紅莉栖…」
紅莉栖「あ…あっ?う、うそ、おかべ、ちょっ…まっ…」
岡部「…」
紅莉栖「おかべぇっ…」ギュ
104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 03:17:23.07 ID:YifTPFJ/0
1週間後 ラボ
紅莉栖「…出来たわ!!」
ガタッガッシャアアァァン
紅莉栖「!?」
岡部「で、で、出来ただと!?」
紅莉栖「え?えぇ、ちょうど今出来たところよ」
岡部「い、今!?…わ、わかった。俺も男だ、責任は取ろう」
紅莉栖「…は?」
紅莉栖「…は!?そ、そっちじゃねーよ!何考えてんのよ!HENTAI!!///」
岡部「え?あれ?」
105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 03:19:37.13 ID:YifTPFJ/0
紅莉栖「出来たのは愛の結晶じゃなくて、技術の結晶のほうよ。
ほら、未来ガジェット12号機『ダーリンのばかぁ・改』!!」
岡部「…どう見ても黒革のパンツにしか見えんのだが」
紅莉栖「まぁ、下着だし」
岡部「…は!?」
紅莉栖「要はパンツ型ダーリンのばかぁってところね。
基本機能は旧型と同じよ。装着した相手との行為の際にしか外れないようになってるの」
岡部「それは…貞操帯ではないか」
紅莉栖「そうよ」
岡部「ちょwwwww」
紅莉栖「女性型の方は私が既に装着済みよ」
岡部「ホットパンツかと思ったら貞操帯だった。何を言ってるのかry」
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 03:22:11.70 ID:YifTPFJ/0
紅莉栖「で、男性型の方を誰かに履いて貰って、機能テストってところね」
岡部「…まぁ、俺が履くしかないだろう」
紅莉栖「あら、随分積極的じゃない?」
岡部「行為の際にしか外れないのだろう?お前に他の男と行為させては貞操帯の意味が無いではないか」
紅莉栖「そっ…まぁ、ね?///」
岡部「…で?これはどうやって装着するのだ…」
紅莉栖「あーそれはまず…」カチャカチャ
ダル「ふいー、オカリンおるん?そろそろ…」
まゆり「トゥットゥルー…」
岡部「」
紅莉栖「」
107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 03:23:28.72 ID:YifTPFJ/0
ダル「…今度は何のプレイなん?」
まゆり「二人とも…ラボはそういうところじゃないのです…」
岡部「い、いやこれはその…違う!これはただの貞操帯だ!!」
紅莉栖「そ、そうよ!貞操帯よ!貞操帯!!」
ダル「…あ、鳳凰院氏とその助手、僕はフェイリスたんとこ行くんで後ヨロシク」
まゆり「まゆしぃもバイトがあるのです。岡部さん牧瀬さん、またね~」
ガチャバタン
岡部「」
紅莉栖「」
~ハッピーエンド~
109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/03(土) 03:28:11.07 ID:suGRLmc00
乙
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