京子「結衣～お腹空いた～」

結衣「ああ、もうそんな時間か。って今日も食べてくのかよ」

京子「もちろんっす！結衣さんの料理は世界一上手いからね」

結衣「褒めてくれるのは嬉しいけどお母さんに心配かけてない？」

京子「全然問題ないよ。むしろ『二人が結婚したら結衣ちゃんがお嫁さんなのかしら』って言ってたくらいだし」

結衣「親公認かよ……」

京子「いいじゃん。私も結衣をア・イ・シ・テ・ル」

結衣「さて、夕飯でもつくるかな」

京子「手伝おうか。それと無視しないで」

結衣「いや京子は手伝わなくてもいいよ」

ガチャバタン

京子「……」ﾎﾟﾂｰﾝ

京子「結衣ちょっと照れてたな」

誤字脱字
変なとこ適当に補完して

京子「…………」

京子「それにしても暇だな」

京子「…………そうだ」ﾋﾟｺｰﾝ

京子「結衣のパソコンをいじってみよう」ﾎﾟﾁｯ

フォーンキュウイーン

テレッテレ♪

『パスワードを入力して下さい』

京子「パスワード？結衣のやつ見られてはいけないものでもいれてんのかな」

京子「とりあえずkyoukoaisiteruっと」ｯﾀｰﾝ

京子「これで通るわけ……」

『ようこそ』

京子「」

京子「えええええええええーーーーー！！！！！！」

＜京子ー？どうかしたのー

京子「い、いやなんでもないよぉー…」

京子「………」

京子「結衣のやつなんてパスワード使ってやがる////」

京子「こうなったら中身をとことん調べて弱みを握ってや」

デスクトップ
『京子ドキュメント,京子ピクチャー,京子ムービー,京子ミュージック』

京子「………」

京子「ピクチャーとムービーは想像がつくけど……」

京子「ドキュメントとミュージックって何を入れてるんだ」

京子「……気になる」

京子「とりあえずドキュメントの方を」ｶﾁｶﾁ

京子「なんだ？すごい量のテキストファイルがあるけど…」

京子「適当にこの辺りを……」ｶﾁｶﾁ

『○月△日
今日は掃除が長引いてごらく部へ行くのが少し遅れた。そのせいで京子に会える時間が減るなと思って駆け足でいくと、京子が寝ていた。
あぁ、可愛い。私は京子を見れただけで幸せだ。可愛すぎる！抱きしめたい！ぎゅーってしたい！！
写真を撮りつつ、京子の観察をする。やっぱり京子の肌は綺麗だな。フニフニしてて柔らかいし。それに

～以下略～

今日も京子は可愛かった』

京子「」

京子「わ、わたしの観察日記/////」

京子「結構な量あるし……」

京子「………」

京子「ええい！次だ次！////」

京子「ミュージックってなんだろ」ｶﾁｶﾁ

『京子「結衣ー」』
『京子「結衣ー」』
『京子「結衣ー」』
『京子「結衣ー」』
『京子「結衣ー」』
『京子「結衣ー」』

京子「結衣さん……」

結衣さん……通常営業ですね！

京子「こうなったらピクチャーとムービーも見ておくか」

京子「まずピクチャーの方から……」ｶﾁｶﾁ

京子「それにしても結衣がこんなことをしてるとは意外だったな」ﾆﾔﾆﾔ

京子「だめだ、顔のニヤケがとまらない」

京子「それにしても開くの遅いなあ。どれだけ枚数あるんだろ」

京子「お、やっと開い………」

京子「私の寝顔か。これも寝顔。またこっちも寝顔」

京子「寝顔、寝顔、寝顔寝顔寝顔……どれもこれもわたしの寝顔なんですけど」

京子「しかもドキュメントに書いてあった昼寝してたときの写真もある」

京子「結衣って寝顔フェチだったんだ。知らなかった」

京子「それに容量50GBってなんだよ。写真でそんな量になるのか」

京子「写真でこれだけなのに、ムービーなら見るのも恐ろしい」

京子「それにしても面白いもん見つけちゃったなー」

京子「これを使って結衣をからかうってもありだな」ﾆﾔﾆﾔ

京子「その気になれば告白させることさえ……」ﾆｼｼ

京子「…………そうだ」ピコーン

京子「インターネットの履歴も見てみよう」ｶﾁｶﾁ

京子「どんなの調べてるのかなー？またとんでもないのだったりして」

京子「履歴は………あいつ消すタイプ見たいだな。それならブクマの方は……」

『小さい子の愛でかた,可愛い子ども画像集,ロリコン診断』

京子「ゆい…………」

まりちゃん「！？」

結衣さんは健全なロリコン

京子「結衣のやろう最後にとんでもない爆弾もってやがった」

京子「それじゃあ消すかな………ん？」

京子「よく見たらデスクトップに他のフォルダーもあるじゃん」

デスクトップ
『あかりフォルダー,ちなつフォルダー,綾乃フォルダー』


京子「……えっ」

結衣「京子夕飯できたよ」ｶﾞﾁｬ

京子「ねえ、結衣！？」

結衣「えっ、えっ」

京子「ちょっとこれどういうこと！！？」

結衣「えっ？なにがちょっと待って」

結衣「ってパソコン使ってるし！！！」

結衣「なんで勝手にパソコン使ってんの！？ていうかパスワードは！？」

京子「質問してるのはこっちだから！！」

京子「だいたいパスワード？京子愛してる？それなら私に言えよこのヘタレ！！！！」

結衣「ｸｯ………/////」ｶｯｰ

結衣「へ、ヘタレってなんだ！京子だって貞操ってものがないの？」

結衣「いつもそうやって短いスカート履いてきて、理性を保つこっちの身にもなってほしいもんだよ！！」

京子「だーかーらー、そういうのがヘタレって言ってんの！！ちょっとは気づかないの？」

京子「相手に気がなかったらこんな誘ってるようなスカートだって履かないし、泊まる日数も控えてるよ！！」

結衣「私だって『あれ、京子気があるのかな？』って思ったことは何度もあるよ」

結衣「だけど京子はちなつちゃんとか綾乃とかよく他の女の子に手を出してるから……って京子は本当に貞操無いな！！」

京子「ぐぬぬ・・・」

京子「ヤキモチ焼くくせに手を出してこないヘタレよりマシだい！！」ﾌﾝｯ

結衣「なんだと！！！見境なく誘ってる誰かよりマシだと思うね！！！」ﾌﾝｯ

京子「………」

結衣「………」

京子「ってそうじゃないんだって！！」

結衣「なんだよ！？」

京子「ちょっと結衣これ見て！」

結衣「……なに？」

京子「これなに？このちなつちゃんフォルダー、あか（ｒｙってのは！！？」

結衣「いや……それは、その……」

京子「どっちが見境ないって話だよ！ちなつちゃんとデートいったり綾乃とデートいったり！！！」

結衣「綾乃とデートいったのはお前の企画だろうが！それに京子もちなつちゃんとデートいってるじゃん！！」

結衣「どっちがヤキモチ焼いてるって話だよ！！」

京子「うるせー女ったらし！！！人の寝顔ばっか撮ってるくせに！」

結衣「見たのかよ！！？」

京子「見たよ！！」

結衣「ぐぅ………」

結衣「京子はわかってないんだよ！自分の可愛さを！ちょっとは自覚したほうがいいよ！！？」

京子「わかってないのは結衣の方だから！結衣は結衣が思っている以上に可愛いんだから！色気ムンムンだから！！！」

結衣「今は私の話してないから！！京子は天使なんだよ！そのやわらかそうな頬、透き通るように綺麗な肌、そして寝た時の表情！天使って言葉じゃ足りないくらいだよ！」

京子「また寝顔の話して！結衣も結衣だよ！結衣は女優みたいに綺麗なんだよ！綺麗な目、貧相な私と比べてその豊満な体、そして私の大っっっっ好きなそのにおい！！！いつままでも嗅ぎたいくらいだよ！！」

結衣「京子は貧相じゃない！これから大きくなるから！だいたい小さくてなにが悪いんだよ！大きかろうと小さかろうと京子だからいいんじゃないか！！！」

京子「ッ/////恥ずかしいこといいやがってぇ～/////」

結衣「あ……/////」

京子「………」

結衣「………」

結衣「…………」





京子「…………」

京子「ねえ、ゆい」


結衣「なに？」



京子「これだけは聞いておきたいんだけど」

京子「………」

京子「私のこと好き？」

結衣「………」

結衣「うん」

結衣「……京子は？」

京子「すきだよ。世界で一番」

結衣「………」

京子「………」

結衣「ごはん食べようか」

京子「うん！」

京子「結衣はさーもうちょっと攻めたほうが～」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

結衣「なら京子はもうちょっと引いたほうが～」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

京子「ああ、あとで他の女の子のフォルダー消してよね」

結衣「うぐ……あれをか……ちなつちゃんの、あかりの、綾乃の写真を……」

京子「ゆ・い！」

結衣「はい………」ｼｭﾝ

京子「ああ、それと……」

結衣「ん？」

京子「結衣はロリコンじゃないと思うよ」

結衣「はぁ？」



おわゆりゆららららゆるゆり大事件

結衣ちゃんはなにげにロリコンの事とその他フォルダの事はごまかした

今日なもりさんの誕生日だったんだ……
なもり先生誕生日おめでとう
あと２期が待ちきれない！！

良かったよ
乙

おつおつ
短いながらかなり堪能できた