1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/28(木) 22:45:10.15 ID:5CXG6kxF0
真尋「ふーん」
ニャル子…」ワクワク
真尋「ホントに?」
ニャル子「はいっ!」
ニャル子(珍しく乗り気な真尋さんっ!)ワーイ
真尋「だってよ、クー子」
クー子「!」ワーイ
ニャル子「ちょっ…!ちょっと待ってくださいよ!」
真尋「なんだよ?」
ニャル子「わ、私は真尋さんにですね…」
真尋「嘘ついたのか」
ニャル子「えっ…」
真尋「好きにしていいって言ったくせに…そっか、お前は僕に嘘を吐くんだな」
ニャル子「ぅ…でもそれとこれとは話が違うといいますか…その…」ゴニョゴニョ
引用元:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1340891110/
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/28(木) 23:39:13.41 ID:D4zOOQhr0
クー子「……安心して、ニャル子。少年の目が届かない場所で子作りするから」
ニャル子「あんたはちょっと黙っててくれますかねえ? ……あっ、真尋さん行かないで!」
真尋「僕、ちょっとハス太と買い物でも行ってくるからさ、その間に好きにしててくれ」
ニャル子「じ、じゃあ私もお供します! 道中、何があるか分かりませんからね!」
ハス太「えぇ~、ニャル子ちゃん、ぼくがいれば大丈夫だよ」
クー子「……少年はハスター君とフラグを立てるのに忙しい。ニャル子は私と子作りお留守番」
ニャル子「冗談じゃねーですよ! あんたなんかと子作りするぐらいなら、そこら辺の犬と子作りした方がマシってもんです」
クー子「……ちょっと見てみたい」
ニャル子「気持ち悪い事言ってないで、あんたはお留守番しやがればいいでしょう。真尋さん、こんなアホは放っておいて行きましょう」
真尋「ニャル子、僕はニャル子の身体を好きにしていいんだよな……」
ニャル子「もちのろんです。あ、でも真尋さんが好きにしていいというだけであって、第三者が私を好きにしていいという意味では……」
真尋「分かったよ。じゃあニャル子、留守番頼む」
ニャル子「墓穴掘ったぁー!」
真尋「クー子の身体を自由にしていい権利はないけど……クー子、ニャル子と一緒に留守番頼めるか?」
クー子「……イエス、ユアハイネス」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/29(金) 00:53:57.76 ID:jxJMHv+P0
ニャル子「…………」
クー子「……そんなにへこまないで、ニャル子。私の身体を好きにしていいから」
ニャル子「八つ裂きにしてやりたい気分ですねえ、ええ。はあ、真尋さんは私がこんっなにアピールしてるのに、どうしてこうも反応が薄いんですかねー」
クー子「……はぁ、はぁ。ニャル子、焦らされてるニャル子も可愛い。もっと焦らしたい。でも駄目、私が耐えられない。あっ……ぁぁ」
ニャル子「あんたはあんたでうざったらしいんですよ。過剰なアピールは相手に嫌われますよ……ったく」
クー子「……あぁ、ニャル子のおっぱい、ニャル子の二の腕、ニャル子の太股、ニャル子のお尻、ニャル子のふくらはぎ、ニャル子の鎖骨、ニャル子の」
ニャル子「だぁー!! うるさいうるさいうるちゃいうるちゃいうるちゃーい! あんたは私の名前を呼ばないと死ぬ病ですか!」
クー子「……今の録音しておいた。ふふ、今晩はニャル子のうるちゃいボイスで自分を慰める」
ニャル子「ああそうですか。勝手にすりゃあいいんじゃないですかねえ」
クー子「……そっけないニャル子も、萌え」
ニャル子「はあ……一体どうしたら真尋さんに振り向いてもらえるんでしょうか……」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/29(金) 01:05:47.67 ID:jxJMHv+P0
ニャル子「うぐぐ……今頃ハスター君は真尋さんと楽しいショッピング。まったくもってうらやまけしからん!」
クー子「……ニャル子も行けばいい。少年の言うとおりに留守番する必要は無い」
ニャル子「おやおや。これはあんたらしくもない発言ですねえ。大体、私は真尋さんからの命令で留守番してるんですよ。逆らったら好感度ガタ落ちです」
クー子「……違う。これはきっと、少年からの試練――もとい、試験」
ニャル子「試験、といいますと?」
クー子「……ニャル子が少年の言いつけを破り、会いに行く。少年は怒るけど、ニャル子の気持ちの強さに気付く……そんな試験」
ニャル子「よく分かりませんが、つまり真尋さんはツンツンしてるだけで、実は会いに来て欲しいという事ですか」
クー子「……そう」
ニャル子「はあん。真尋さんならあり得るかもしれませんがねえ、あんたがそんな助言をするなんてどういう風の吹き回しですか。なんか裏でもあるんですか?」
クー子「……少年の約束を破ったニャル子に対して少年がガチキレしてニャル子がへこんでそこに付け込んで私がニャル子に子種をプレゼントして幸せ家族計画」
ニャル子「はいはい。どうせそんなこったろーと思いましたよ。あんたの言うとおりにする事の愚かさだけは十分分かりました。ありがとう死ね」
クー子「……ニャル子、ひどい。でもそんなニャル子も可愛い」
ニャル子「あーあ。早く帰ってきませんかねー。それで私のために婚約指輪も買ってきてくれませんかねー」
クー子「……ニャル子の為の指輪なら、私も用意してる」
ニャル子「クトゥルフ・リングじゃないですか。その辺のゴミ箱の中に飾っておいてやりますよ」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/29(金) 01:22:39.89 ID:jxJMHv+P0
ニャル子「……はあ、はあ! はあ、はあはあはあ!!」
クー子「……どうしたの、ニャル子? さっきから息遣いが荒い。感嘆符つけるぐらいに荒い」
ニャル子「これは断じてあんたに萌えているわけでも悶えているわけでもねーですからね。はあはあ!」
クー子「……把握した。ニャル子、身体の疼きを治めたいのなら私を好きなだけ使って。この身体はもとよりニャル子のもの。ほら、さあ……!」
ニャル子「いえ、それはいいです」
クー子「……ガーン」
ニャル子「はぁ、はあ……し、しかし……んん。これはまずいですよ……はぁ、はぁはぁはぁ!」
クー子「……何がまずいのかは分からないけど、子作りは早いのならゴムを使えばいい。さあ、カモン。遠慮はいらないガンガン行こうぜ」
ニャル子「だから、あんたの世話にはならねーって言ってるでしょうが。私には真尋さんという心と身体に決めた人がですねえ……」
ピンポーン
ニャル子「はいはーい! お待ちしておりましたよ、真尋さん! いつもニコニコ、貴方のお傍に這いよる混沌(よめ)がささっと素早くお出迎えです!」ガチャ
城嶋「……あ、ヤマト運輸の城嶋です」
ニャル子「あ、はい……」テレ
クー子「……プッ」
ニャル子(今日ほどクー子をぶん殴りたいと思った事はねえですねぇ……!)
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/29(金) 01:35:26.37 ID:jxJMHv+P0
ニャル子「しかもこれ、クー子の荷物じゃないですか。なになに、PCパーツ……」
クー子「…………」
ニャル子「あんたねえ……私が受け取ったからいいものの、お母様や真尋さんが受け取ってたらどうするつもりだったんですか」
クー子「……それはそれで興奮する。でも、ニャル子に……私のいけない秘密を知られて良かった。今晩のオカズに困らなくなる」
ニャル子「これは没収です。無垢なる男子高校生である真尋さんにとって大変有害であるので、私が責任を持って処分します」
クー子「……そ、それだけは勘弁。地球産のものは高性能で凄いのに」
ニャル子「没収ったら没収です! あんたもたまには痛い目見ろってやつですよ」
…………バタン、ガチャリ
ニャル子「ふう。まったくけしからん。クー子のやつは何を考えているんですかねえ」ガサゴソ
ニャル子「はぁ……はぁはぁ。いや、これは浮気ではありませんよ真尋さん。私の始めては真尋さんと決まっていますから」ガサゴソ
ニャル子「さ、さきっちょだけ……さきっちょだけ……」ガサゴソ
ニャル子「……!!」
ニャル子「ガチでPCパーツじゃないですかこんちくしょ――!! ややこしい表記してんじゃねーですよ!! わかりにくい!!」
クー子「……はぁ、はぁ。勘違いして逆切れしてるニャル子、萌え」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/29(金) 01:43:43.07 ID:jxJMHv+P0
ニャル子「はぁはぁ……まったく、騙されました」
クー子「……ニヤニヤ」
ニャル子「イラッ」
ピンポーン
ニャル子「……今度はクー子が出たらどうですか。これは真尋さんではないオーラがあります」
クー子「……別に構わないけど」スタスタ
ニャル子「はあ。私の愛しい真尋さんはいつになったら戻ってくるのやら。はぁ、……はぁ。早く戻ってこないと、耐えられそうにありません」
クー子「…………少年、お帰り。ただいまのチューを」
ニャル子「どぉぉげんかせんといかぁぁん!! ……ってあれ」
ハス太「あ、ただいまニャル子ちゃん」
クー子「……ニヤニヤ」
ニャル子「チッ。ハスター君一人ですか」
ハス太「あ、あれ。なんかニャル子ちゃん、機嫌悪い?」
ニャル子「ええまあ。鬱陶しい赤いハエが飛び回ってましてね」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/29(金) 01:57:56.61 ID:jxJMHv+P0
ニャル子「しかし、どうしてハスター君が一人で帰ってきたんですか?」
ハス太「まひろくんがちょっと寄るところがあるからって」
ニャル子「ハス太はすはすに負けて無理矢理登場したわけじゃあないんですね」
ハス太「?? な、なんのこと?」
ニャル子「真尋さんかむかむ! 真尋さんはよ! 真尋さんぺろぺろ! 真尋さんいあいあ!」
ハス太「ニャル子ちゃん?」
ニャル子「うぅー……」
クー子「……ニャル子はちょっと状態異常中。ハスター君、少年とのフラグは立った?」
ハス太「ふ、フラグ? よく分からないけど、とっても楽しい買い物だったよ」ニコッ
ニャル子「くっ! ここでハスター君をぶん殴ったらオーディエンスからの好感度が……静まれ、我が右腕よぉ静まりたまえぇ!」
ハス太「に、ニャル子ちゃん。本当に大丈夫? なんか調子が悪そう……頬が赤いし、息遣いも荒いし、汗もかいてるし」
ニャル子「ふぅ、ふぅ……はぁはぁはぁ……いっひひひひ……」
ハス太「ニャル子ちゃん……?」
クー子「……ニャル子?」
ニャル子「真尋さん真尋さん真尋さん真尋さん真尋さん……早く帰ってこないと、私の魔光炉が爆発しますよ……はぁはぁあ」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/29(金) 02:16:40.63 ID:jxJMHv+P0
ニャル子「お。おやおや。この感じ――きたああああああ!! この匂いは間違いなく真尋さん! 運命の赤い糸の両端が縮まるのを感じます!」
真尋「ただいまー。あれっ、お前ら玄関で集まって何してるんだ」
ニャル子「おぉぉ! 真尋さんっ! お待ちしておりましたよぉ、真尋さん。あなたの忠犬、ニャルラトホテプがニコニコ自宅警備でお留守番任務を完遂しました!」
真尋「い、いつになくテンションが高いな、ニャル子……」
ニャル子「そりゃもう! ご主人様が帰ってきたら尻尾振りまくるワンちゃんの気分です!」
真尋「そ、そうか。――あ、そうだ。ニャル子、クー子、これお土産。ルーヒーからDK堂のケーキ貰ったんだ」
クー子「……少年、GJ」
ニャル子「有難うございます、真尋さぁん♪ でもでも、私はもっと直接的で肉体的なご褒美が欲しいなあって……ちょ、ちょまっ。フォークじゃなくてですね!」
真尋「フォークを出されたくなかったら、普段の言動を正すようにするんだな。で、なんだ?」
ニャル子「私が求めるのはもっとソフトなものですよん。ほら、頭を撫でてやってください。私をメス犬だと思って!」
真尋「メスは余計だ! ……ったく、まあいいけどさ」ナデナデ
ニャル子「んんー! 生きててよかったぁ。あ、もういいですよ。頭蓋骨に真尋さんの手の型を取りましたので」
真尋「ついてないからな……」
ニャル子「撫でてもらったお礼と言っちゃあなんですが、今日一日、私の身体好きにしていいですよ! 真尋さん!」
真尋「ふーん……」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/29(金) 02:20:06.35 ID:jxJMHv+P0
ニャル子「……」ワクワク
真尋「ホントに?」
ニャル子「はいっ! ニャルラトホテプに二言はありません!」
ニャル子(珍しく乗り気な真尋さんっ!)ワーイ
真尋「だってよ、クー子。ハス太、買い忘れたものがあったから、悪いけどもう一回付き合ってくれるか?」
ハス太「!」ワーイ
ニャル子「ちょっ……! ちょっと待ってくださいよ!」
真尋「なんだよ?」
ニャル子「わ、私は真尋さんにですね……」
真尋「嘘ついたのか」
ニャル子「えっ……」
真尋「好きにしていいって言ったくせに……そっか、お前は僕に嘘を吐くんだな」
ニャル子「ぅ……そろそろ飽きてきたといいますか、とりあえずのオチといいますか……その……」ゴニョゴニョ
秋田尾張
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/29(金) 02:31:59.02 ID:vx7j2UbR0
あれ終わってた
乙
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/29(金) 02:35:25.82 ID:4rpnBLr50
泣いた
乙
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- 2012/06/29(金) 22:13:20|
- 這いよれ! ニャル子さん
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