1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/01(水) 00:59:46.67 ID:ASzFAvSz0
蘇芳 「あのとき死ねばよかったのに」
猫 「こらこら、そんなこと言うもんじゃないぞ」
蘇芳 「僕の頭が東京エクスプローションしそう」
引用元:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1306857586/
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/01(水) 01:07:02.60 ID:ASzFAvSz0
黒 「これからどうする?」
蘇芳 「え?」
黒 「東京にたどり着き、家族にも会えた もうお前と一緒にいる理由もなくなった」
蘇芳 「へ、黒はどうなのさ……?」
銀 「黒は、私と一緒」
蘇芳 「私も一緒についていっていいっ!!?」
黒 「…………」エーッ
蘇芳 (あらかさまに嫌そうな顔しないでよ……)
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/01(水) 01:08:03.97 ID:ASzFAvSz0
ミスった
あからさまだ
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/01(水) 01:14:01.84 ID:ASzFAvSz0
蘇芳 「えっと、ロシアに帰りたい」
黒 「そうか、それじゃあな」スタスタ
猫 「またなー」スタスタ
銀 「」スタスタ
蘇芳 「ちょ、ちょっと待ってよっ! 僕ここで置いてけぼりっ!?」
黒 「嫌か」
蘇芳 「嫌だよ! ってかお金ないしっ!!」
黒 「稼げばいい」
蘇芳 「どうやってさっ!? 僕子供だy…ぶげぇっ!!?」バキィッ!!
黒 「甘えるな」
蘇芳 (あれぇー、出会ったころのDV黒になってるや……)
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/01(水) 01:20:12.78 ID:ASzFAvSz0
蘇芳 「……あ、そうだ 黒たちって行くあてないんだよね?」
黒 「そうだな」
蘇芳 「僕の家のご近所に住まない? それならこれからも顔合わせられるしさ」
黒 「これ以上お前と馴れ合うつもりはない」
蘇芳 「ま、猫は?」
猫 「猫だとロシアの寒さは厳しいなあ……」
蘇芳 「ジュライは?」
ジュライ 「いい、よ」
蘇芳 「銀は……別に聞かなくていいや ……ってぶぎゃぁっ!?」バキィッ!!
黒 「甘えるな」
蘇芳 (理不尽……)
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/01(水) 01:31:04.95 ID:ASzFAvSz0
黒 「ジュライを連れて、お前らだけで帰れ」
蘇芳 「だから旅費ないんだって」
黒 「……」ハァ
蘇芳 「何さそのため息……」
猫 「腐れ縁ってやつだ、ちょっくら蘇芳の旅費を東京で稼ぐとしようぜ黒?」
黒 「しかたない」
蘇芳 (やった、まだもうしばらく黒と一緒にいられるっ!!)
パーセル 「あ、お前ら 何してるんだこんなところで?」
黒 「パーセルか」
蘇芳 (誰?)
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/01(水) 01:36:40.67 ID:ASzFAvSz0
銀 「」
パーセル 「あ、お前また彼女連れなのかよ ドール冥利に尽きるねぇ」
黒 「ここで何をしている?」
パーセル 「この前起きたゲート事件のいざこざの後処理と調査……が終わってぶらぶら散歩」
猫 「知り合いか?」
黒 「パンドラお抱えの空間移動能力者だ」
パーセル 「お、おい、ばらすなよ」
猫 「なんだ、そりゃちょうどいいじゃないか蘇芳?」
蘇芳 「え?」
猫 「こいつに送ってってもらえよ」
蘇芳 「……え?」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/01(水) 01:44:56.88 ID:ASzFAvSz0
蘇芳 「やだよっ! 絶対嫌っ!!」
猫 「またどうして?」
蘇芳 「わかってて言わないでよ猫っ!」
猫 「見当つかないなぁ…よもや、恋心ってわけでもあるまいし?」
蘇芳 「猫っ!」
黒 「頼めるか?」
パーセル 「どこまで?」
黒 「ロシアの■■のパブリチェンコ邸まで、だ」
パーセル 「おー、いいぞ」
蘇芳 「タンマっ! タンマっ! 待ってへっ……」シュッンッ!!
黒 「」
猫 「邪魔者消えてたまらなく嬉しそうな顔してるな、黒」
黒 「まさか」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/01(水) 01:46:35.91 ID:ASzFAvSz0
DTBでギャグ無理
かといってシリアスなDTB書けるはずないし誰か頼む
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/01(水) 01:48:16.86 ID:XVsZppRw0
おもしろいから続けろ
頼むから続けろ
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/01(水) 01:51:52.23 ID:sReO7CX10
黒「甘えるな」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/01(水) 01:58:33.36 ID:ASzFAvSz0
猫 「……さっきの眼鏡の子、帰ってこないな」
黒 「帰るぞ」
ジュライ 「」コクッ
猫 「ま、パンドラ勤務ってことはあんなナリして多忙なんだろうな……」テクテク
黒 「……」
猫 「……」
ジュライ 「……」
黒 「……なぜ、ジュライがここにいる?」
~ ロシア ~
パーセル 「離せっ! 俺、仕事あるんだよっ!」
蘇芳 「絶対嫌っ! 帰ったら黒たちここに連れてきて、銀お持ち帰りしちゃうんでしょっ!?」
パーセル 「知らねーよっ!」
銀 「黒……」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/01(水) 02:05:49.13 ID:ASzFAvSz0
蘇芳 「もし東京に戻ったらその綺麗お顔を吹っ飛ばしちゃうよ?」ジャキッ
パーセル 「わかったからそれ(戦車砲)下ろせって……」
蘇芳 「うん」
銀 「」
パーセル 「……そのドールだけはあいつの元に戻してやりてぇんだけど」
蘇芳 「だめっ! 駄目だよね!?」
銀 「駄目、じゃない……」
蘇芳 「ほら、銀も駄目だって言ってるよっ!」
パーセル 「お前最低だな あいつの大事な思い人なんだろ?」
蘇芳 「私の大事な人質でもあるしっ!」
パーセル 「人質て」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/01(水) 02:15:07.44 ID:ASzFAvSz0
蘇芳 「能力使ったら銀を撃っちゃうからねっ!」
パーセル 「わーった、わーった」(面倒だけどこいつに付き合ってやろ…危なっかしいし)
蘇芳 「契約者らしい合理的な判断っ!」
パーセル 「どこがだよ」
銀 「寒い」
パーセル 「とりあえず暖とろうぜ」
蘇芳 「私の家行こっか?」
パーセル 「近くなのか?」
蘇芳 「うん」
~ 成田空港 ~
猫 「結局ロシアまで行くのな……まったく、お前ほど合理的な判断とはほど遠い契約者はいないだろうよ」
黒 「出発まで時間がある 仮眠でも取っておけ」
ジュライ 「」コクッ
俺 「」コクッ
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/01(水) 02:20:57.54 ID:R+cLaHfm0
俺? おい、寝るなよ
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/01(水) 02:21:29.47 ID:XVsZppRw0
黒「お前は朝まで書き続けろ」
120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/01(水) 23:44:07.67 ID:FkShFC220
>>38の続き
蘇芳 「ここだよ。私の家」
パーセル 「へー、なかなかいい家じゃん」
蘇芳 「もう住む人がいないし、寂しくなちゃったけどね・・・・・・」
パーセル 「そういうなよ、あの契約者もいるだろ」
蘇芳 「そうだね、とりあえず中入ろう」
パーセル「おじゃましまーす」
こんな感じですか?わかりません><
121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/01(水) 23:47:45.59 ID:8nunuk7+0
>>120
黒「お前が決めろ。 書き手としてここに残るか、それとも…」
126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 01:10:34.20 ID:QfweH7s10
黒「銀……」
銀「黒……」
猫「おいやめろ。お嬢ちゃんが可哀想だろ」
蘇芳「」グスッ
黒「なるほど……なら、向こうにいくか、銀」
銀「黒がそう言うなら……」
猫「………………」
蘇芳「」グスッ
129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 01:13:15.89 ID:QfweH7s10
猫「……本当にいっちまったな……」
蘇芳「………………」
猫「ま、まあ、そう落ち込むなよ、蘇芳。黒以外にも、男はいくらでもいるんだ」
蘇芳「………………」
猫「あー…………」
蘇芳「………………」
猫「………………」
131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 01:17:03.70 ID:QfweH7s10
蘇芳「よしっ!」
猫「?」
蘇芳「猫! 男ってどうやったら落とせるの!?」
猫「ど、どうしたいきなり」
蘇芳「僕、決めたよ……」
猫「な、何を……?」
蘇芳「銀から、黒を寝取る!」
猫「イヤ無理だろ」
134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 01:22:11.47 ID:QfweH7s10
蘇芳「な、なんで!?」
猫「なんでって、合理的に考えてみろ。寝取るってことは、肉体的な魅力がまず必要だ」
蘇芳「………………」
猫「それに、自分が優位な状態でコトをシなければならない。つまり経験は必須。お前のようなおぼこ娘にゃあ、到底無理なコトだな」
蘇芳「猫…………」
猫「わかったか? 分かったなら、さっさと諦めるんd」
蘇芳「経験って、なんの?」
猫「」
137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 01:26:53.64 ID:QfweH7s10
猫「そりゃあ……アレだな……うん」
蘇芳「?」
猫「……ちなみに、寝取るって、何をするか知ってるのか?」
蘇芳「え、えっと……一緒に寝て、抱き心地の良さを知ってもらうとか……?」
猫「…………」
蘇芳「??」
猫「…………はぁ」
蘇芳「な、なんで溜息つくのさ!?」
139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 01:32:28.64 ID:QfweH7s10
猫「いいか、寝取るってのはだな……耳をかせ……」 ゴニョゴニョ
蘇芳「………………」
猫「わかったか? お前には無理なんだよ」
蘇芳「………………」
猫「(刺激が強すぎたか……ま、仕様が無いか。現実を知ってもらわないとな)」
蘇芳「………………」
猫「………………」
蘇芳「………………」
猫「…………? 蘇芳?」
141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 01:39:39.44 ID:QfweH7s10
蘇芳「きゃーーーーーー!!」
猫「!?」
蘇芳「無理無理無理無!! 僕にはそんなコト出来ないよぉーー!」
猫「す、蘇芳!?」
蘇芳「猫のバカバカ変態エッチ!! 変なコト教えないでよぉーー!!」ブンブン
猫「お、俺はだな、お前の勘違いを正してやろうと……」
蘇芳「もーやだぁーー!! じゃあどうすればいいって言うんだよぉーー!! このままじゃ銀に勝てないぃーー!!」 ジタバタ
猫「だから諦めろt」
蘇芳「そんなの無理だぁーー!! 僕には黒しかいないんだもんーー!! ぅう~~~!!」
145: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 01:46:41.35 ID:QfweH7s10
蘇芳「ぅなぁーーーーーー!!」
猫「そ、それより良い加減叫ぶのをやめろ! なんか知らんが恥ずかしいから!」
蘇芳「ぅう~~……」ジワッ
猫「はあ……わかった……一緒に考えてやるから……泣くのはやめてくれ」
蘇芳「ほんと……?」 グスッ
猫「あぁ……」
蘇芳「ありがと……」 グシグシ
猫「(どうしてこうなった……)」
147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 01:51:27.84 ID:QfweH7s10
猫「まず、さっき言った肉体的な魅力のコトだか……」
蘇芳「え、エッチ!!」
猫「違うわ! 話を聞け!」
蘇芳「わ、わかったよぅ……」
猫「はぁ……いいか? これは俺主観の話だから、黒には通じないかもしれんが……」
蘇芳「うんうん」
猫「お前の『足首』は、悪くない」
蘇芳「………………」
149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 01:53:52.26 ID:zAoJH0O+0
さすが猫さんやで
151: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 01:56:41.51 ID:NKy0/+MS0
鎖骨とか体臭とか足首とかショタとか
どうしてDTBは特殊性癖の人が多いの・・・
ちなみに俺はうなじフェチ
153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 02:05:00.80 ID:QfweH7s10
蘇芳「え?」
猫「足首だよ足首。悪く無いどころか、なかなか良いとも言えるだろう。あの母親の血を継いでいるだけはある」
蘇芳「………………」
猫「程よく引き締まった踝より少し上のライン。ここはもう完璧だと言わざるを得ない。しかし、お前は全体的に肉付きが薄いため、踝が少し出過ぎている感がある。
まあそこは、成長と共に皮下脂肪が増えることで程よくなるだろう。そしてアキレス腱から踵にかけてのラインだが、ここもなかなかだ。足が細すぎると腱が浮きすぎて不健康的な感じがしてしまうが、お前は足が細いのにその不健康さが無い。
これは踵までのラインがより美しい者にのみ許されるものだ。つまり総じて、お前の足首は絶妙なバランスの上で成り立っている、希に見る美しさを誇っていると言えよう」
蘇芳「………………」
猫「? どうした?」
蘇芳「いや……猫って……思ってたより、気持ち悪いんだなあと思って……」
猫「な!?」
156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 02:11:25.61 ID:QfweH7s10
蘇芳「だって……胸とか、鎖骨? とかなら聞いたことあるけど……足首……」
猫「ば、バカにするな! いいか!? 足首と言うのはな、人体を支え、なおかつ脚部で最も細く、しなやかで、運動機能も支える重要な部分だ!
言わば大黒柱にして美しい踊り子! 人体で最も美しいのは、胸でも、鎖骨でも、うなじでもなく、足首なんだ!」
蘇芳「………………」
猫「わかったか!?」
蘇芳「ぅゎぁ…………」
猫「ちくしょぉーーーー!!」
159: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 02:19:22.95 ID:QfweH7s10
~~~~~
蘇芳「ま、猫~、機嫌直してよ~。僕が悪かったからぁ~」
猫「知らん。もー知らん」
蘇芳「ごめんってば~。許して~」
猫「」 ツーン
蘇芳「ぅ~……あ、わかった! 僕の足首舐めさせてあげる!」
猫「喜んで!」 グリン!
蘇芳「(キモッ)」
猫「ほ、本当か? 本当に舐めてもいいのか?」 ハァハァ
蘇芳「ちょ、ちょっとだけね?」
猫「じゃ、じゃあ……」 ゴクリ
蘇芳「ぅ…………」
猫「」 ペロッ
160: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 02:27:39.87 ID:QfweH7s10
猫「」
蘇芳「は、はいおしまい!! こ、これで機嫌直ったでしょ?」
猫「まだまだぁ!!!」
蘇芳「!?」
猫「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 ペロペロペロペロペペロペロペロペ
蘇芳「き、きゃあああああああああ!!」
猫「ハァハァハァハァハァハァ」 ペロペロペロペロペペロペロペロペ
蘇芳「た、助けてー! 黒ーーー!!」
猫「ハァハァハァハァハァハァ」ペロペロペロペロペペロp(ガッ!)
ジュライ「………………」
蘇芳「ジュライ……!」
猫「じゅ、ジュライ。ははは、こ、これは違うんだよ。て言うか、お前、いつからいた?」
ジュライ「……最初から」
猫「そ、そうか……で、でも違うんだ。今のは、ほ、他の契約者に操られて……」
161: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 02:33:50.14 ID:QfweH7s10
ジュライ「そんな言い訳は通用しない……それに」
猫「……?」
ジュライ「黒もいる」
黒「猫……お前、何をしてるんだ……」
猫「」
蘇芳「黒ーー! 怖かったよぉー!!」 ダキッ
黒「そうか……すまない」
猫「ははは、へ、黒。いつからいたんだ?」
黒「お前が、蘇芳の足首むしゃぶりつく前からだ」
猫「(はい終わったー)」
179: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 09:52:08.04 ID:QfweH7s10
~~~~~
猫「」 チーン
黒「………………」
蘇芳「怖かったぁ……」 グスッ
黒「大丈夫か……」 ポン
蘇芳「黒…………ん?」 クンクン
黒「…………?」
蘇芳「………………銀の匂いがする」
黒「」
180: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 10:02:25.00 ID:QfweH7s10
蘇芳「しかも、結構強く残ってる……」
黒「い、いや……それは……」
蘇芳「ぅう~……!」 ギュゥー
黒「お、おい。もう離れろ……」
蘇芳「やだぁ~……!」 ギュゥー
黒「は、早く離r」
銀「………………黒」
黒「」
猫「(修羅場か……逃げたい……)」
183: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 10:09:53.33 ID:QfweH7s10
銀「………………」
蘇芳「銀…………」
銀「……黒から離れて」
蘇芳「やだ!」 ギュッ
銀「………………」
蘇芳「ぅぅ~……!」
銀「………………」
蘇芳「………………」
銀「…………黒」
黒「!?」
184: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 10:14:22.79 ID:QfweH7s10
銀「………………」 ジー
黒「あ、いや……」
銀「………………」 ジー
黒「ぅ……あ……」
銀「………………」 ジー
黒「す、すまない…………」
銀「……なにが?」
黒「」
猫「(こえー!)」
ジュライ「空気…………」
186: 銀のキャラ崩壊がやばいけど気にしない 2011/06/02(木) 10:40:41.53 ID:QfweH7s10
銀「黒…………?」
黒「いや、だ、たから……」
銀「黒……?」
黒「そ、その……」
銀「黒?」
黒「と、途中で抜け出して……わ、わるかっt」
銀「……他には?」
蘇芳「や、やめてよ!」
187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 10:44:25.95 ID:QfweH7s10
銀「………………」
蘇芳「へ、黒をいじめないでよ!」
銀「………………」
蘇芳「だ、だいたいおかしいよ! 銀が怒るなんて! だっ、だって!」
黒「おい、蘇芳!」
蘇芳「ドールのくせに!」
黒「蘇芳!!!」
190: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 10:53:08.32 ID:QfweH7s10
蘇芳「ぁっ…………」
銀「………………」
黒「銀…………」
銀「……そっちこそ……コピーのくせに……」 ボソッ
蘇芳「!!」
黒「銀!?」
蘇芳「な…………なにさぁーー!!!」 ダダダダダダダ…
黒「蘇芳!?」
銀「………………」
黒「銀……言い過ぎだ……」
銀「………………」 プイッ
黒「銀……?」
銀「………………」 スタスタ
黒「………………」
猫「(あーあ……)」
193: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 11:32:33.92 ID:eYxPgBMF0
黒「…………」
猫「………………」
黒「…………はぁ」
猫「まったく罪作りな男だな、黒」
黒「………………」
猫「しかもどっちも泣かせちまって……甲斐性の無い男だ」
黒「猫……」
猫「さて、これからどうするんだ? 二人とも選ぶってのは、無理だろうけどな」
黒「そもそも……お前のせいだがな」
猫「(あ、流石に無理か)」
194: なんであいでー変わるんだ? さっきからコロコロ変わるんだが 2011/06/02(木) 11:37:49.38 ID:eYxPgBMF0
~~~~~
猫「」 チーン
黒「はぁ…………」
ジュライ「どうするの」
黒「……とりあえず……飯でも作るか」
ジュライ「………………」
~~~~~
銀「………………」
蘇芳「………………なにしてんの」
銀「……この布団は、私の布団」
蘇芳「違うよ!! それは黒の布団!! 銀のは向こうにあるでしょ!!」
銀「いつも、ここで寝てるから……同じコト」
蘇芳「ぅぐっ…………」
196: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 11:59:54.50 ID:eYxPgBMF0
銀「………………」
蘇芳「………………」
銀「…………入る?」
蘇芳「ええ!? い、いいの!?」
銀「別に…………」
蘇芳「え、あの、じゃあ……お邪魔します…………ん?」 モゾモゾ
銀「…………?」
蘇芳「な、なにこれ…………ぱぱぱ……」
銀「あ」
蘇芳「パン……ツ?」 ピローン
~~~~~
黒「何がいい?」
ジュライ「ペリメニ」
198: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 12:08:12.74 ID:eYxPgBMF0
蘇芳「な、なんで!? っていうか、銀! 今、パパパンツ履いてないの!?」
銀「と、途中だったから……」
蘇芳「と、途中!? なんの途中!? い、いや!言わないで! やっぱり言わないで!」
銀「からd」
蘇芳「どーせエッチなことしてたんでしょ!? この布団の中で!! 黒も銀もエッチだぁーー!!」
銀「し、してない」
蘇芳「僕はどうすれb……え?」
銀「え、エッチなコト……なんて……してない」
蘇芳「……じゃ、じゃあ、このパンツは何!?」
202: 保守あり 2011/06/02(木) 13:15:11.57 ID:eYxPgBMF0
銀「それは……(近い……)」
蘇芳「何!?」 ズズイ
銀「身体……」
蘇芳「身体!?」
銀「身体……拭いてもらってた……」
蘇芳「え?」
銀「最近……お風呂はいってないから……」
蘇芳「ぁ~……」
銀「臭うから……」
蘇芳「え? も、もしかして僕も!?」
銀「知らない」
蘇芳「ちょっ、確認して!」 グイッ
銀「いいけど……」
203: 保守あり 2011/06/02(木) 13:16:44.85 ID:eYxPgBMF0
~~~~~
銀「別に臭くない」クンクン
蘇芳「良かった……銀も、別に臭く無いよ?」 クンクン
銀「そう」
蘇芳「うん。っていうか、なんだかんだで上は下着だけになっちゃったね……」
黒「おい蘇芳、ちょっとペリメニの材料を買いに行っt……」
蘇芳「」
銀「」
黒「」
ジュライ「」
204: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 13:23:28.04 ID:eYxPgBMF0
ジュライ「は、はだ……」 ボタボタボタボタ
蘇芳「じゅ、ジュライ!? 鼻血が大変なコトに!!」
銀「黒…………」
黒「ワザとじゃない!」
蘇芳「っていうか黒!? なにしてんの!?」
黒「俺はペリメニの材料を買いに行くのを頼もうと……」
銀「黒…………」
蘇芳「出てけーーー!!」
206: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 13:41:08.16 ID:XM75/Bsci
希望があればちょい役になると思うけど書く
207: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 13:42:23.93 ID:XM75/Bsci
またあいでー変わった
なんなん?
上は希望のキャラがいればってコト
209: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 13:53:10.62 ID:a+0byLcr0
未咲さんだしてください
210: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 13:56:22.30 ID:fXc9L/1Z0
大塚さんもでたらうれしいです
213: 忍法帖【Lv=4,xxxP】 2011/06/02(木) 14:06:18.73 ID:zmtXsNKzi
>>209
あんなババアどこがいいんだよ
217: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 14:21:17.36 ID:a+0byLcr0
>>213
屋上
208: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 13:51:19.29 ID:XM75/Bsci
蘇芳「………………」
銀「………………」
ジュライ「………………」
猫「………………」
黒「……俺の分は」
蘇芳「覗きさんの分はありません!」
猫「俺n」
蘇芳「変態は黙って!」
猫「………………」
黒「………………」
ジュライ「……僕の分、あげようk」
銀「甘やかしちゃ、ダメ」
猫「………………」
黒「………………」
ジュライ「………………」
211: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/02(木) 14:02:11.67 ID:XM75/Bsci
黒「………………」
猫「…………黒」
黒「ああ…………ジュライ、来い」
ジュライ「わかった」
蘇芳「……どこいくの?」
黒「散歩だ」
銀「…………気をつけて」
黒「……ああ」
蘇芳「…………?」
214: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/02(木) 14:10:14.07 ID:XM75/Bsci
~~~~~
「………………」
「どうしたんですか?」
「……私、急用ができたから、先に帰ってていいわよ」
「? はい、じゃあ、そうします」
「うん、気をつけて」
「じゃあ、お疲れ様でしたー」
「ええ、お疲れ様」
「………………」
~~~~~
216: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/02(木) 14:20:03.31 ID:XM75/Bsci
「………………」
黒「………………」
「久しぶりね」
黒「そうだな」
「あら? もう猫かぶりはやめたの?」
黒「……何をしにきた--霧原、未咲」
霧原「別に。 非番だったから、元部下と一緒にブラブラしてたのよ。そしたら、偶然キミを見つけたわけ」
黒「………………」
霧原「……逃げないのね、仮面は付けたままだけど」
黒「理由がない」
霧原「私を、殺すの?」
黒「かもな」
霧原「そう…………でm「あーー!!!」!?」
大塚「あの時の、鎖骨の人!」
霧原「!?」
220: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/02(木) 14:32:33.66 ID:XM75/Bsci
大塚「課長! この人とお知り合いなんですか!?」
霧原「さ、先に帰れって言ったのに……」
大塚「そんなの、するわけないじゃないですか。課長はいっつも一人で無理しようとするんですから! それで、この人とお知り合いなんですか?」
霧原「それより、鎖骨の人ってなによ」
大塚「えっと……いつかのお花見の時に助けてもらって……その時に見た彼の鎖骨が、もう、超ーセクシーだったんですよー! あ、覚えてますか!? あの時はありがとうございました!」
黒「………………(覚えてないな)」
霧原「はぁ…………」
大塚「で、彼は誰なんですか、一体!」
霧原「彼は……メシエコードBK201」
黒「……元組織の契約者だ」
大塚「!!」
221: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/02(木) 14:35:31.85 ID:XM75/Bsci
大塚「貴方が……貴方が、あのBK201……」
霧原「彼の能力は電気を操ること。不用意に近づくと」
大塚「課長の、想い人ってやつですね!」
霧原「は、はあ!?」
黒「………………」
224: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/02(木) 14:58:43.76 ID:XM75/Bsci
大塚「えー、でも、石崎主任が言ってましたよー。課長はBK201にゾッコンだって」
霧原「か、かなみの言うことなんていちいち真に受けちゃダメよ! 」
大塚「えーでもー、現職の頃もBK201のことばっか調べてたしー。斎藤さんがホント可哀想でしたよー」
霧原「? 斎藤がどうした?」
大塚「……ホントに、ぞっこんなんですね」
黒「……もう行ってもいいか?」
霧原「ダメよ!」
大塚「」 ニヨニヨ
霧原「~~~っ!」
225: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/02(木) 15:02:11.71 ID:XM75/Bsci
ちょいアレなんで2時間ぐらい離れる
霧原さんちょい役じゃなくなるかも……
226: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 15:13:23.24 ID:fXc9L/1Z0
待ってます
美咲好きなひとなんているの?
227: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 15:22:45.13 ID:U586enNoO
ババァかわいいだろうがディスってんじゃねえぞ
228: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 15:28:55.81 ID:lIoGzPKO0
おいDTBヒロインと言ったら銀、蘇芳、アンバーだろうがアンバー出せよ
なんでそこでババアなんだよ畜生
229: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 15:43:30.86 ID:h6yP5qB10
一期の風呂上りの美咲さんは可愛かったな
231: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/02(木) 16:10:39.77 ID:E7w8HHrJi
>>229
漆黒の花の風呂上がりはもっとかわいい
257: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/02(木) 18:23:56.01 ID:XM75/Bsci
~~~~~
黒「………………」
銀「………………」
蘇芳「………………」
ジュライ「………………」
霧原「………………」
大塚「………………」
猫「(なんだこのカオス)」
蘇芳「…………黒、それ誰?」
黒「…………」 チラッ
霧原「……警察庁の、霧原未咲です」
大塚「えっと……元部下の、大塚真理です」
蘇芳「警察!?」
259: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/02(木) 18:41:31.40 ID:XM75/Bsci
猫「そして、現在裏社会で新たに組織と呼ばれている機関の、重要メンバーだ」
蘇芳「組織!?」
霧原「猫!? どこに行ったのかと思っていたら李君と……」
猫「成り行きさ」
黒「猫、あまり余計なコトは言うな」
猫「あぁ、そっちの嬢ちゃんは一般人だったか……ま、組織が上手くやるだろう」
大塚「………………も」
霧原「あ、コレは猫って言って……」
大塚「モモンガが喋ってるーー!!」
蘇芳「驚くトコそこ?」
黒「一般人からすれば、十分驚くだろう……」
262: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/02(木) 18:49:52.13 ID:XM75/Bsci
~~~~~
霧原「お、落ち着いた?」
大塚「は、はい……」
霧原「はぁ……なんか、ごちゃごちゃになっちゃったし、今日は帰るわ」
黒「ああ」
霧原「………………ま、またねっ!」
大塚「課長やっぱり……」
霧原「い、行くわよ!」
~~~~~
265: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/02(木) 19:26:19.46 ID:XM75/Bsci
銀「………………」
蘇芳「………………」
黒「………………」
ジュライ「………………」
猫「…………(流石にもう慣れたな)」
蘇芳「で、黒」
黒「………………」
蘇芳「なんで、霧原さんを連れてきたわけ?」
黒「……成り行きだ」
銀「………………」
蘇芳「…………銀」
銀「…………」 コクリ
蘇芳「黒、次のご飯も抜き」
黒「………………」
270: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/02(木) 19:53:54.82 ID:XM75/Bsci
~~~~~
黒「腹……減ったな……」グゥー
黒「………………」
…………………………
『黒、久しぶり』
黒『? 誰だ?』
『あはは、酷いなー。私のコトなんか忘れちゃった?』
黒『どこかで……どこかで聞いた声だ』
『あはは、イイよ別に。なんだか知らないけど、今の黒は幸せそうだし』
黒『………………』
『私には、出来なかったけどね……やっぱり、あの娘達に任せて正解だった!』
黒『お前……は』
黒『-----!』
…………………………
黒「………………」 パチッ
271: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/02(木) 20:03:08.95 ID:XM75/Bsci
黒「(夢か……)」コツッ
黒「……ゆで卵……と、書置き……?」 カサッ
雨霧から教えてもらって作ったよ
夜食にどうぞ♡
黒「………………」
黒「………………」パクッ
黒「………………」 モグモグ
黒「…………美味い」
281: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/02(木) 22:46:37.33 ID:XM75/Bsci
蘇芳「(なんかいろいろあって忘れてたけど)」
蘇芳「(僕ってもともと銀から黒を奪うつもりだったんだよね……)」
蘇芳「(黒と猫のせいでメチャクチャだけど)」
蘇芳「(だからこそ今がチャンスかも!)」
蘇芳「黒~……よし、寝てる……」 ソーッ
蘇芳「よいしょっと……」 モゾモゾ
282: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/02(木) 22:50:45.05 ID:XM75/Bsci
「……なにしてる」
蘇芳「」 ビクッ
蘇芳「(ば、ばれた! で、でもこれは逆にチャンスかも!)」
蘇芳「へ、黒……僕、一人じゃ寂しくって……だから一緒に--ってあれ? 黒?」
黒「zzz」
蘇芳「寝てる……ってコトは……」
銀「なにしてるの……」
蘇芳「……そちらこそ」
286: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/02(木) 22:58:22.19 ID:XM75/Bsci
銀「私は、いつも通りここで寝るところ……蘇芳はなにしにきたの」
蘇芳「ぼ、僕だって寝るところだよ」
銀「いつもは別々に寝てるのに?」
蘇芳「きょ、今日は夜冷え込むって聞いたから、暖かそうなところにきただけだもん」
銀「………………」
蘇芳「………………」
288: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/02(木) 23:19:56.94 ID:XM75/Bsci
銀「」 ツネリッ
蘇芳「ふぎっ」
銀「」 ギュー
蘇芳「ひたいぃ~、ほっへふねるなぁ、はなふぃてぇ~」 ペチペチ
銀「」 ギュー
蘇芳「ふぎゅ~……ふにゅっ!」 ツネリッ
銀「!」 ギュー
289: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/02(木) 23:26:06.57 ID:XM75/Bsci
蘇芳「ふぎぃ~」 ギュー
銀「」 ギュー、プルプル
蘇芳「ふー……」 ギュー
銀「」ギュー、プルプル
蘇芳「んゔ~」 ギュー
銀「…………」 パッ
蘇芳「ふぎゅっ」 パッ
銀「…………涙目」 ヒリヒリ
蘇芳「……そっちこそ」 ヒリヒリ
291: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/02(木) 23:32:20.41 ID:XM75/Bsci
銀「…………」
蘇芳「…………」
黒「…………(一体どうなっているんだ……)」
銀・蘇芳「「黒」」
黒「」 ビクッ
銀・蘇芳「「どっちと寝たい?」」
292: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/02(木) 23:37:33.32 ID:XM75/Bsci
~~~~~
猫「で、朝まで睨み合ってた……と」
黒「ああ……」
銀「」 スー
蘇芳「」 スヤスヤ
猫「お前は寝不足でも朝メシまで作ったってのに、当の二人はお寝んねか……」
黒「ああ……」
猫「まったく……お前も大変だな……」
ジュライ「…………いただきます」
300: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/03(金) 00:12:23.62 ID:ao4tfVtXi
蘇芳「へぃ~…………」 ムニャムニャ
銀「…………黒……」 ムニャ
黒「はぁ……」
猫「ま、自分でなんとかするこったな」
黒「わかってる……」
ジュライ「黒」
302: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/03(金) 00:15:31.28 ID:ao4tfVtXi
黒「…………?」
ジュライ「蘇芳を泣かせたら、許さないから」
猫「…………ほぉ」
黒「……わかった…………」
ジュライ「…………ごちそうさま」
猫「なかなか、ジュライも男だな」
黒「……はぁ……」
305: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/03(金) 00:44:00.27 ID:ao4tfVtXi
312: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/03(金) 00:52:13.76 ID:KMHCYvhQ0
>>305
10000000000000000回保存した
309: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/03(金) 00:50:17.74 ID:ao4tfVtXi
蘇芳「」
黒「………………」
蘇芳「きゃ(ry
~~~~~
蘇芳「見られた……見られた……見られた……黒に見られた……」 グスグス
黒「すまん…………」
蘇芳「ぅ~…………」 グスグス
銀「…………黒」
ジュライ「…………黒」 ゴゴゴゴゴゴゴ…
猫「(黒……ドンマイ)」
314: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/03(金) 00:58:27.33 ID:ao4tfVtXi
寝落ちしたらごめん
~~~~~
ジュライ「」 ジー
黒「………………」
ジュライ「」 ジー
黒「なんだ……ジュライ」
ジュライ「監視」 ジー
黒「アレは俺のせいじゃない……鍵のないトイレで、ノックもせずに下着まで脱ぎながら入ってきた蘇芳が悪い……」
ジュライ「でも見た」
黒「……見てない」
ジュライ「嘘」
黒「見てない」
ジュライ「嘘 吐 か な い で よ」
黒「」
316: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/03(金) 01:01:38.73 ID:Py3fa+1H0
まさかジュライ・・・・・・
317: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/03(金) 01:03:32.37 ID:ao4tfVtXi
黒「………………」
ジュライ「ホントは?」
黒「……一瞬だけだ」
ジュライ「…………」
黒「…………」
ジュライ「…………どうだった?」
黒「? どう、とは?」
ジュライ「…………だから」
ジュライ「綺麗だったとか可愛かったとか美しかったとか芸術的だったとかあどけないとか思いの外成熟してたとか毛は生えてたかとか足の付け根はどうだったとか太腿はどうだったとかいいいいろいろあるでしょ」 ボタボタボタボタボタボタボタボタ
黒「」
318: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/03(金) 01:06:19.26 ID:KMHCYvhQ0
ジュライきゅんもお年頃なのね
319: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/03(金) 01:07:55.81 ID:ao4tfVtXi
黒「じゅ、ジュライ……」
ジュライ「いいいから教えてよどうだったのどうだったのどうだったの」 ボタボタボタボタボタボタボタボタ
猫「おーい黒……ってうお!? どうしたジュライ!?」
黒「いや、い、いきなり」
ジュライ「黒キチンとだよ全部だよ何もかも一つ残らず僕に僕に僕に教えてよおおおおおお」 ボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタ
黒「」
猫「ジュライが壊れたーー!!」
320: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/03(金) 01:11:39.61 ID:ao4tfVtXi
~~~~~
ジュライ「」 チーン
黒「はぁ……」
銀「ジュライ……どうしたの?」
黒「別に……ただの、貧血だ」
猫「まあ確かに、血は足りてないよな……」
黒「…………蘇芳は?」
銀「? 知らない」
~~~~~
324: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/03(金) 01:28:19.10 ID:iCJ4o2VvO
蘇芳ちゃんスレかと思ったらジュライスレ
325: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/03(金) 01:44:17.15 ID:nx6lL6nd0
ドールとはいえお年頃だもんなジュライも
344: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/03(金) 10:18:49.14 ID:ao4tfVtXi
蘇芳「はぁ……」
蘇芳「黒に見られた……」
蘇芳「…………変じゃなかったよね?」
蘇芳「(ぅう~…………どうせならもっとロマンチックな時にちゃんと……)」
蘇芳「って! なにを考えてるんだ僕は!」
蘇芳「ぅあぁ~……黒の顔もう見れないよぉ…………」
猫「おう蘇芳、ここにいたのか」
345: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/03(金) 10:24:40.08 ID:ao4tfVtXi
蘇芳「猫?」
猫「黒が心配してるぞ。朝飯もあるし、早く来い」
蘇芳「だってぇ~……」
猫「ま、今朝は災難だったな。だが、寝ぼけてたお前も悪い。ウチのトイレには鍵はないってきちんと教えたろ?」
蘇芳「そうだけどぉ…………」
猫「はぁ……チラッと見られただけじゃないか。そんなんじゃ銀には勝てないぞ?」
蘇芳「べ、別に銀だって大したコトしてないじゃん」
猫「蘇芳……わかってないな」
352: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/03(金) 12:45:56.15 ID:Rk/9WyL80
蘇芳「?」
猫「黒の覗き疑惑の話だが……銀は、身体を拭いてもらおうとしてたんだよな?」
蘇芳「うん」
猫「てことはだ……銀は、黒の前で裸になった可能性がある!」
蘇芳「ああーーーーー!!!」
猫「そう、銀は、お前よりずっと積極的なんだ!」
355: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/03(金) 12:50:54.67 ID:Rk/9WyL80
蘇芳「こうしちゃいられない! いってくる!」
猫「頑張れよー(黒ざまぁwwww)」
~~~~~
銀「黒」
黒「どうした?」
銀「昨日の続き……」
黒「昨日……?」
銀「……身体をh」
蘇芳「ちょぉぉっと待ったぁーーーー!!!」 バーン!
357: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/03(金) 13:10:55.29 ID:Rk/9WyL80
銀「………………」 チッ
黒「? どうした、蘇芳」
蘇芳「えっとえっと! あ、あの……!」
蘇芳「(え!? どうしよう! 銀の企みは阻止したみたいだけど、この後どうするか考えてない!)」
黒「なにもないならもういいか? ……で、銀、なんだ?」
銀「からd」
蘇芳「うあーーーー!! そう、ご飯!ご飯はなにがいいかなと思って! 僕が作るよ!」
黒「いちいち叫ぶな……お前に任せる」
蘇芳「そ、それじゃあダメ! ちゃんと考えて!」
銀「………………カレー」
359: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/03(金) 13:17:45.64 ID:Rk/9WyL80
蘇芳「え?」
銀「カレーが食べたい」
黒「ん、そうか。じゃあカレーにしてくれ」
蘇芳「か、カレーかぁ。分かった! じゃあ、黒手伝って!」
黒「お前が作るんじゃないのか?」
蘇芳「え!? あ、火! 火使うのがちょっと不安だから! だから手伝って!」
360: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/03(金) 13:24:40.17 ID:Rk/9WyL80
銀「!(しまった……)」
黒「……分かった。作る時に呼んでくれ」
蘇芳「い、今から作ろうよ!」
銀「………………」
黒「い、今からか?」
蘇芳「そ、そう! カレーは熟成した方が美味しいって言うじゃん?」
黒「しかし……早すぎないか?」
蘇芳「い、いいからいいから! ほらっ!」 グイッ
黒「引っ張るな……」
銀「待って」
362: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/03(金) 13:59:56.16 ID:Rk/9WyL80
銀「私も手伝う」
黒「銀が?」
蘇芳「(もうちょっとで二人っきりだったのに!)べ、別に三人もいらないんじゃないかなー、なんて……そ、それに、銀は目が見えないんだし!」
銀「観測霊がある」
黒「危なくないか」
蘇芳「そ、そうだよー。自分の目で見ないとさ」
銀「大丈夫」
黒「……わかった」
蘇芳「………………」 チッ
銀「………………」
364: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/03(金) 14:51:23.97 ID:Rk/9WyL80
蘇芳「……じゃあ、買い物行こうか。ルーないし」
黒「ああ、任せる」
蘇芳「うん……ってええ!?」
銀「いってらっしゃい」
蘇芳「なっ!? なんで!? 僕一人!?」
黒「最近買い出しは蘇芳が行ってただろ」
銀「いってらっしゃい」
蘇芳「へ、黒も一緒に行こうよ!」
黒「買い出しは一人でできるだろう」
蘇芳「で、できるけど……」
365: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/03(金) 15:17:54.14 ID:Rk/9WyL80
黒「じゃあ行って来い」
蘇芳「いやでも! どのルーが良いのかとか僕よくわかんないから!」
黒「適当で良い。どれも同じだ」
蘇芳「で、でも! でも……でも…………」
黒「………………」
蘇芳「…………黒……お願い……」
黒「………………わかった……」
蘇芳「やった! ありがと!」 ダキッ
黒「はぁ……」
銀「………………」
372: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/03(金) 17:24:29.40 ID:Rk/9WyL80
~~~~~
蘇芳「…………で……」
黒「………………」
銀「………………」
蘇芳「なんで銀もいるの?」
黒「二人も三人も変わらないだろう」
蘇芳「そういうことじゃ……」
銀「わたしも…………」
黒「銀……?」
銀「私も、買い物したい」
黒「………………」 ナデナデ
銀「………………」
蘇芳「………………」
375: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/03(金) 17:50:24.11 ID:Rk/9WyL80
~~~~~
黒「ついたか」
銀「……ここは?」
黒「デパートだ。はぐれるなよ」
蘇芳「………………」 ムスッ
黒「どうした?」
蘇芳「別に」
銀「黒……?」
黒「ああ、すまない……こっちだ」ギュ
銀「!」
蘇芳「………………」
黒「蘇芳、行くぞ」
蘇芳「うん…………」
382: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/03(金) 19:10:02.02 ID:Rk/9WyL80
蘇芳「……手……繋ぐんだね」
黒「ああ、デパートには水はあまりないからな」
蘇芳「ふーん…………」
銀「…………あっ」 ドン
黒「銀……もっと俺の方に来い」 ギュ
銀「うん……」
蘇芳「………………」
銀「………………」
黒「ここで野菜を買う。いいか?」
銀「………………黒」
黒「なんだ」
銀「…………なんでもない」
黒「?……そうか」
蘇芳「………………」
銀「………………」
384: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/03(金) 19:51:49.02 ID:Rk/9WyL80
~~~~~
黒「買うものは買ったな……帰るか」
蘇芳「うん…………」
銀「………………」
黒「行くぞ、銀」ギュ
蘇芳「………………」
~~~~~
386: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/03(金) 20:03:22.34 ID:Rk/9WyL80
銀「………………」
黒「………………」
蘇芳「………………」
銀「……黒」ギュ
黒「なんだ?」
蘇芳「………………」
銀「荷物、重い?」
黒「いや……」
銀「重い?」
黒「?……まぁ……」
銀「袋、二つとも貸して」
黒「?……ああ……」
387: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/03(金) 20:04:38.06 ID:Rk/9WyL80
銀「……蘇芳」
蘇芳「……!」
銀「一つ、持って」
蘇芳「う、うん……」
黒「? 俺は持たなくていいのか」
銀「蘇芳」
蘇芳「え?」
銀「手、もう一つ空いてる」
蘇芳「えっ……」
銀「早く」
蘇芳「う、うん…………黒?」
黒「なんだ?」
蘇芳「手……繋いでも、いい?」
黒「…………ああ」 ギュ
396: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/03(金) 21:26:23.58 ID:Rk/9WyL80
~~~~~
蘇芳「…………」
黒「…………」
銀「ただいま」
猫「おう……おう?」
ジュライ「……おかえり、蘇芳」
蘇芳「た、ただいま……」
銀「………………」
蘇芳「………………銀」
銀「?」
蘇芳「……ありがと」 ボソッ
399: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/03(金) 21:46:49.73 ID:Rk/9WyL80
~~~~~
黒「………………」
猫「? なんだ、晩飯はどうした? 蘇芳達と一緒に作るんじゃなかったのか?」
黒「知らん、追い出された」
猫「?」
~~~~~
蘇芳「……包丁とって」
銀「はい」
蘇芳「……あ、りんごそれくらいでイイよ」
銀「うん……次は?」
蘇芳「うーん……灰汁とりできる?」
銀「灰汁?」
蘇芳「うん、あのね、このおたまで……コレ、この泡みたいなのを取るの」
銀「わかった」
402: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/03(金) 21:58:13.97 ID:Rk/9WyL80
蘇芳「………………」
銀「!……蘇芳、コレ、どんどん出てくる……」
蘇芳「あ、うん大丈夫。そういうもんだから、どんどんとっちゃって」
銀「そう……」
蘇芳「……銀、サラダはドレッシングなにかける?」
銀「わからない……なにがあるの?」
蘇芳「えっと……ごまと、イタリアンと、中華風がある」
銀「……かして」
蘇芳「? うん」
銀「………………」 ペロ
蘇芳「!? な、なにしてんの!?」
銀「……しょっぱい」
蘇芳「そりゃそうだよ! サラダにもかけずに舐めたらしょっぱいよ!」
403: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/03(金) 22:13:53.00 ID:Rk/9WyL80
銀「ぅ…………」
蘇芳「まったく……あ、コンロの火弱めて」
銀「……うん」
蘇芳「もうちょっと強くてもイイよ。そしたらルー入れて」
銀「わかった」
蘇芳「トマト食べれるよね?」
銀「うん」
蘇芳「キュウリは?」
銀「食べれる」
407: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/03(金) 22:33:51.83 ID:Rk/9WyL80
~~~~~
蘇芳「いただきまーす」
銀「いただきます」
ジュライ「」 モグモグ
黒「」 モグモグ
蘇芳「ど……どうかな…………」
銀「………………」
ジュライ「おいしい」
黒「ああ……美味い」
蘇芳「! やった!」
銀「!」ギュ
409: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/03(金) 22:34:56.03 ID:Rk/9WyL80
410: 銀myLOVE ◆YINbe/LOVE 2011/06/03(金) 22:39:08.21 ID:QaVrzNUm0 BE:936096072-2BP(310)
俺「」 ズキューン!!
411: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/03(金) 22:40:35.84 ID:Rk/9WyL80
ちなみに座席は
銀 蘇芳
[ 机 ]
黒 ジュライ
って感じで
432: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 00:42:10.65 ID:YK4RWIdn0
~~~~~
蘇芳「…………」 クンクン
銀「…………」 クンクン
蘇芳「…………臭う、かな」
銀「…………」 コクリ
蘇芳「流石にね……今日は出かけたりしたし」
銀「…………黒にお願いする」
蘇芳「! そそそそそれって……!」
銀「身体を……拭いてもらう……!」
433: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 00:46:16.84 ID:YK4RWIdn0
~~~~~
蘇芳「………黒……居る?」
黒「……なんだ」
蘇芳「あのね……」 モジモジ
銀「身体を」
蘇芳「ふ、拭いて欲しいんだけど……」
黒「」
ジュライ「」
434: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 00:55:33.47 ID:YK4RWIdn0
蘇芳「へ、変な意味じゃなくてね? ちょっと汗かいたから……」
銀「さっぱりしたい」
黒「…………二人でやればいい」
蘇芳「いや、それだと時間かかるから!」
銀「黒」
黒「………」
銀「……お願い」
黒「………………わかt」
猫「てか、銭湯とか行けばいいんじゃないか?」
蘇芳「」
銀「」
435: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/04(土) 01:08:25.15 ID:M72Y3FyV0
猫きさまああああああああ
436: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/04(土) 01:27:15.82 ID:vLXNgpSs0
逆に考えるんだ・・・
入浴シーンが増えたと考えれば
437: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/04(土) 01:34:09.80 ID:M72Y3FyV0
>>436
お前が天才か
439: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 02:29:06.43 ID:YK4RWIdn0
~~~~~
蘇芳「…………コレが」
銀「銭湯」
ジュライ「……大きい」
黒「ほら、入る
450: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 08:03:02.38 ID:YK4RWIdn0
~~~~~
蘇芳「…………コレが」
銀「銭湯」
ジュライ「……大きい」
黒「ほら、入るぞ」
蘇芳「はーい」
~~~~~
黒「上がったらさっきのロビーに来い」
銀「わかった」
蘇芳「………」 ワクワク
黒「じゃあ、後でな」
452: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 08:26:22.01 ID:YK4RWIdn0
~~~~~
蘇芳「銭湯って、別れて入るのに、仕切りの上の方が隙だらけだね」
銀「………………」
蘇芳「銀?」
銀「………………」
蘇芳「銀~?」
銀「! な、なに?」
蘇芳「?どうしたの? 顔真っ赤だよ」
銀「そ、そんなコトない」
蘇芳「いや、真っ赤っかだよ……まだお湯にも浸かってないのに逆上せたの?」 アハハ
銀「…………」
蘇芳「……いーんー」
銀「…………黒」
蘇芳「黒?」
銀「! ……なんでもない」
453: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 08:30:04.37 ID:YK4RWIdn0
蘇芳「黒がどうかしたの?」
銀「なんでもない」
蘇芳「……まあいいや、足元気をつけてね。観測霊があるっていっても…………!!!」
銀「………………」
蘇芳「銀………………観測霊は?」
銀「! ……こ、ここにいる」
蘇芳「いやいや、それたった今出てきたよね……銀」
銀「…………知らない」
蘇芳「………………覗きしてたでしょ、観測霊で」
銀「」 ビクッ
455: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 08:33:27.37 ID:YK4RWIdn0
蘇芳「いーん~~?」
銀「そそそそんなことしてない」
蘇芳「とにかく、覗きなんかしちゃダメっ!」
銀「………わかった………」
蘇芳「まったく……」
銀「………………羨ましい?」
蘇芳「なっそっ、そそそんなことななぁいよ!?」
銀「……見たい?」
蘇芳「え!? 僕にも見せるなんて出来るの!?」
銀「無理」
蘇芳「………………」
銀「………………」
456: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 08:37:55.10 ID:YK4RWIdn0
[[[[[壁の向こう]]]]]
このー!
や、やめっ
きゃー!銀だいじょうぶー!?
黒「(うるさい)」
黒「まったく……ジュライ、まずは湯船にはいる前に…………?」
黒「………………?」 キョロキョロ
黒「……ジュライ?」
黒「いない…………!」
黒「(まさか……)」
457: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 08:53:26.00 ID:YK4RWIdn0
[[[[[壁のこっち側]]]]]
銀「………………」
蘇芳「ねぇ、僕の身体おかしいところない?」
銀「………………」
蘇芳「ねえってば、なんでこっち見てくれないの? 見てくれないとわかんないよ?」
銀「…………なんで……」
http://i.imgur.com/Kia6M.jpg 蘇芳「ねえ~、ジュライ~、こっち見て~」
ジュライ「………………」
銀「(なんでジュライがここに?)」
蘇芳「もー……なんなのさー」
ジュライ「…………僕は分からないから、銀に聞くとイイ」
銀「………………」
蘇芳「そっか……てことで銀、僕の身体、おかしくない?」
459: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 09:53:16.66 ID:YK4RWIdn0
銀「おかしくない」
蘇芳「そう? よかった~」
銀「でも」
蘇芳「ん?」
銀「残念」
蘇芳「んなっ! じ、自分だって残念なくせに!」
銀「残念」
蘇芳「な、なんだよー!」 ペチペチ
ジュライ「………………」
461: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 10:09:18.28 ID:YK4RWIdn0
蘇芳「…………ていうか、スベスベだね」 サワサワ
銀「んっ………………」
蘇芳「羨ましいなー……肌も真っ白だし」 サワサワ
銀「……ん…………蘇芳も」 サワサワ
蘇芳「んぁっ…………そ、そう?」 サワサワ
銀「ん…………スベスベ」 サワサワ
蘇芳「ん……くすぐったいよ~」 サワサワ
銀「……んっ…………」 サワサワ
ジュライ「もうムリ」 ボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタ
463: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 10:43:59.30 ID:YK4RWIdn0
蘇芳「うわ!? ジュライ!?」
銀「鼻血」
ジュライ「す、蘇芳、こっち来ないで」 ボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタ
蘇芳「で、でも、すごく顔も赤いし……逆上せたの? もう上がろう?」 ピトッ
ジュライ「」
蘇芳「? 止まった?」
銀「蘇芳、離れた方g」
ジュライ「」 ブッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
[[[[[壁の向こう]]]]]
黒「…………噴水?」
464: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/04(土) 11:14:26.09 ID:CpewIK3c0
ジュライ・・・
466: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 12:17:23.91 ID:YK4RWIdn0
~~~~~
黒「ふぅ…………」
銀「黒」
黒「銀か……蘇芳達は?」
銀「向こうで涼んでる……ジュライが鼻血を出しすぎたから」
黒「そうか」
銀「それと……」
黒「?」
(ガシッ)
黒「!?」 クルッ
大塚「さ、鎖骨……舐めてもイイですか」
黒「」
469: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 12:29:25.57 ID:YK4RWIdn0
~~~~~
大塚「」 チーン
黒「なぜこいつがここに……」
銀「たまたまここにいて、ジュライをココまで運んでくれた」 ゴクゴク
蘇芳「なんか、『鎖骨が!』とか言って黒に突撃して行ったんだよ」 ゴクゴク
銀「………………」 ゴクゴク
黒「……それは?」
蘇芳「コーヒー牛乳。知らないの?」
黒「そんなことは知ってる。どうしたんだ、それ」
銀「この人が、買ってくれた」
黒「…………なるほどな」
蘇芳「うん、おいしいよ」
470: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 12:31:20.25 ID:YK4RWIdn0
銀「…………飲む?」
黒「いらん」
銀「飲む?」
黒「……一口もらう」
銀「はい」
黒「ん…………」 ゴクッ
銀「…………」
黒「? どうした?」
銀「………………間接キス」 ボソッ
黒「げほぉっ!」 ブホッ
蘇芳「黒!? 大丈夫!?」
黒「ああ…………どこでそんな言葉を覚えた……」
銀「キコが、教えてくれた」
472: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/04(土) 12:40:47.62 ID:hO+irGJb0
ここで銀ちゃんとキコちゃんの友達設定を持ちだして来るとは中々
473: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 13:20:29.25 ID:YK4RWIdn0
大塚「今キコって言った?」 ムクリ
銀「うん」 コクリ
大塚「ピンク髪の?」
銀「うん」 コクリ
大塚「あなた、あの娘と知り合いなの?」
銀「うん」 コクリ
大塚「じゃあ、あなたがキルシィちゃんなのね!」 ガシッ
銀「違う」
大塚「そーかそーk……え!? 違うの!?」
銀「私は、銀」
大塚「あぁ……そっかそっか、キルシィちゃんって言うと、怒るんだっけ」
銀「銀」
大塚「うん、じゃあ、あなたが銀ちゃんなのね! あの娘からいつも聞いてるわ! 同志だって!」
銀「うん」 コクリ
黒「………………こいつもか……」
474: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 13:36:00.42 ID:YK4RWIdn0
銀「!…………もしかして」
大塚「ん?」
銀「まゆまゆ?」
大塚「え? あぁ聞いてたんだ……実はそうなの。それであの娘とも仲良くなっt(ガシィッ‼)ぅえ!?」
銀「ファンです」 キラキラキラキラキラ
黒「はぁ……」
蘇芳「?」
ジュライ「」 チーン
476: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 14:09:59.53 ID:YK4RWIdn0
~~~~~
銀「♪」
黒「上機嫌だな、銀……楽しかったか?」
銀「うん」
蘇芳「…………(そういえば、僕って……友達、いないな……)」
黒「………………」
蘇芳「(前はいたけど……もう、会うこともないだろうし……)」
黒「蘇芳」
蘇芳「(独り……か……)」
黒「………………」 ポン
蘇芳「? 黒? なに?」
黒「……安心しろ……俺達は、仲間だからな」
蘇芳「ぁ…………」
蘇芳「うんっ!!」
477: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 14:15:33.06 ID:YK4RWIdn0
~~~~~
蘇芳「ただいま~!」
銀「ただいま」
ジュライ「ただいま」
猫「ずいぶん遅かったな」
黒「ちょっとな……」
猫「?」
蘇芳「黒、僕達、もう寝るね」
銀「おやすみ」
ジュライ「おやすみ」
黒「ああ……おやすみ」
猫「湯冷めしてるんだし、あんまり薄くして寝ると風邪引くぞ~」
蘇芳「はいはい、猫はおじいちゃんだね」
猫「お、おじっ……!?」
蘇芳「冗談! おやすみっ!」
479: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 14:54:20.78 ID:YK4RWIdn0
『ジュる……ジュる……ごくっ』
黒『対価か……』
『黒か………………そうさ、おぞましいか?』
黒『……そうだな』
『はは……仕様がないのさ、この、対価ってやつはね』
黒『そうだな……』
『…………お前は優しいな、黒』
黒『俺は…………俺は……黒の死神だ』
『…………なあ…………笑って…………見せてくれ……』
黒『……なぜ』
『わからない……でも、今はその哀しそうな顔より、お前の笑顔が見たいんだ』
黒『……………………』
『……………………やっぱり……お前は優しいよ』
黒『………………』
『……じゃあな、黒…………いずれ、地獄で……』
482: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 15:33:10.51 ID:YK4RWIdn0
黒「……またか」 ムクリ
黒「…………朝飯でも作るか」
~~~~~
蘇芳「あ、おはよー」
銀「おはよう」
黒「………………」
蘇芳「黒? どうしたの?」
黒「今……何時だ?」
銀「六時三十分」
黒「……随分と早いな」
蘇芳「昨夜銀と話して決めたんだけどね、毎朝黒も大変だから、これからは早起きして朝ご飯作ろうってことになったの」
銀「黒は寝ててイイ」
483: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 15:34:42.76 ID:YK4RWIdn0
猫「くぅ~、泣かせるじゃねえか。お言葉に甘えるとしようぜ、黒」
蘇芳「猫おはよー」
銀「おはよう」
猫「おはようさん」
黒「…………任せて大丈夫なのか」
蘇芳「大丈夫! コレでも、日本に来る前は家事とか結構してたんだから!」
銀「任せて」
黒「そうか……じゃあ任せた。俺はゴミを捨てて来る」
銀「もう出した」
黒「……じゃあ、洗濯でm」
蘇芳「洗って干してあるよ~」
黒「………………」
484: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 15:40:54.41 ID:YK4RWIdn0
>>481
こんな登場のさせ方で申し訳ない
他に方法がなかったんだ……
~~~~~
黒「ご馳走様」
蘇芳「ごちそーさまっ」
銀「こちそうさまでした」
ジュライ「こちそうさま」
黒「……皿は俺が洗う」
蘇芳「おねがいしまーす」
銀「黒、シーツ洗うから、部屋に入っていい?」
黒「それなら俺が持っt」
銀「いい、黒はお皿」
黒「わ、わかった。持ってきてくれ」
銀「うん」
486: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 16:36:41.02 ID:YK4RWIdn0
~~~~~
銀「………………」
銀「黒の…………シーツ……」 ギュ
銀「………………」 ドキドキ
蘇芳「………………」
銀「………………」 クンクン
蘇芳「…………また?」
銀「…………うん」 クンクン
蘇芳「…………」
銀「…………?」 クンクン
蘇芳「いややめなよ! なに堂々とクンクンしてんの!?」
銀「?」 クンクン
蘇芳「え? あ、あの……僕が間違ってるの?」
銀「?…………うん」 クンクン
蘇芳「いやそんなはずないよ! 間違ってるのは銀の方だよ!」
487: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 16:43:31.17 ID:YK4RWIdn0
銀「だって、いい匂い」 クンクン
蘇芳「い、いい匂いって……そんなに?」
銀「うん……すごく」 クンクン
蘇芳「………………」
銀「……嗅ぎたい?」
蘇芳「ぅ……うん」
銀「はい」
蘇芳「いいの?」
銀「うん」
蘇芳「じゃ、じゃあ…………」 クンクン
蘇芳「ふぁ…………(コレは……確かに……)」 クンクン
蘇芳「(くせになるっ……!)」 クンクン
蘇芳「銀……これは確かn」 クンk
銀「」 スーー…ハーー…スーー…ハーー…
蘇芳「」
490: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 16:47:57.00 ID:YK4RWIdn0
蘇芳「ま………………」
銀「」 スーー…ハーー…スーー…ハーー…
蘇芳「(まくらっ!?)」
銀「」 パタリ
蘇芳「!? 銀!?」
銀「ふにゅ…………」
蘇芳「まさか…………」
蘇芳「まくらは、気絶するほどいい匂いなのっ!?」
猫「(いや酸欠になっただけだろ)」
銀「」 キュゥ
492: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 16:52:19.01 ID:YK4RWIdn0
~~~~~
黒「………………」
猫「………………」
黒「…………猫」
猫「なんだ?」
黒「どうして二人とも、俺の部屋で気絶してるんだ」
猫「二人とも変態だからさ」
黒「……そうか…………いやそれより」
猫「………………」
黒「どうしてお前は、二人の足首を舐めてたんだ?」
猫「俺が……紳士だからだ」
~~~~~
猫「」 チーン
501: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 19:11:06.24 ID:YK4RWIdn0
~~~~~
蘇芳「…………ヒマだね」
銀「うん」
蘇芳「…………最近昼は暑いし……」
銀「うん」
蘇芳「そのワンピース……涼しそうだね……」
銀「うん」
蘇芳「はー……久々にプールとか…………」
銀「プール」
蘇芳「それだぁー!!」
銀「」 ビクッ
502: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 19:25:03.12 ID:YK4RWIdn0
ドタドタドタドタ
蘇芳「黒ーーー!!」
黒「!?」
銀「プール」
黒「……なに?」
蘇芳「プール行きたい!」
黒「……どうしてだ」
蘇芳「暑いし、ヒマ!」
銀「プール」
蘇芳「プール!」
黒「………………」
猫「まあイイじゃねえか、黒。最近蘇芳と銀は、何かと頑張ってるみたいだしよ。その対価みたいなもんだと思えば」
黒「…………わかった………」
~~~~~
505: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 19:44:50.92 ID:YK4RWIdn0
黒「………………」
蘇芳「ついた!」
銀「プール」
ジュライ「…………(水着水着水着水着水着水着水着水着水着水着水着水着水着水着水着水着水着水着水着水着水着水着水着水着水着水着水着)」
黒「……ところで、水着は持ってるのか」
蘇芳「あ」
銀「持ってない」
ジュライ「( ° Д ° )」
黒「はぁ……買いに行くぞ」
銀「!」
蘇芳「ホントに!?」
黒「ああ……」
蘇芳「やったー!」
ジュライ「(`・ω・´)=3」
~~~~~
508: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 20:29:00.08 ID:YK4RWIdn0
~~水着購入後~~
蘇芳「ひゃっほー!」
銀「……つめたい」
蘇芳「黒とジュライも入りなよー! 気持ちーよー!」
ジュライ「(水着蘇芳蘇芳水着水着水着水着水着水着水着水着水着蘇芳水着水着蘇芳蘇芳蘇芳蘇芳水着水着蘇芳水着水着水着水着蘇芳水着水着)」
黒「……俺はいい」
蘇芳「ほらそんなこと言わないでさー……よいしょっ」
http://i.imgur.com/iUp8c.jpg ジュライ「」 スタスタスタスタ
蘇芳「え? あれ? ジュライも入りなよー」
ジュライ「……トイレ」 ボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタボタ
蘇芳「」
513: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 20:50:29.83 ID:YK4RWIdn0
黒「………………」
銀「黒」
黒「…………どうした」
銀「……黒?」
黒「なんだ」
銀「こっち見て」
黒「…………」 クルッ
>>510
黒「なんで……アヒルなんだ」
銀「泳げないから……似合う?」
黒「なんでアヒルなんだ」
銀「似合う?」
黒「なんで、アヒルなn」
銀「似 合 う ?」
黒「………………あぁ、似合ってる」
520: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/04(土) 22:02:08.41 ID:YK4RWIdn0
~~~~~
蘇芳「はーっ、楽しかったー!」
銀「うん」
黒「そうか」
蘇芳「ジュライは気絶したまんまだけどね……」
ジュライ「」 チーン
~~夜~~
黒「蘇芳、銀」
銀「なに?」
黒「銀だけか、蘇芳は?」
銀「トイレ」
黒「そうか……なら、蘇芳が部屋に来たら呼んでくれ」
銀「わかった」
541: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 02:43:49.76 ID:0mneTpor0
蘇芳「黒ー。なにー?」 トタトタ
銀「」 トタトタ
黒「話がある。すこに座れ」
銀「うん」
蘇芳「はなし?」
黒「猫と話し合ったんだ……今のままでいいのかと」
蘇芳「………………」
黒「お前達は最近何かと頑張っている……だからこそ、今の生活のままでいいのか」
銀「………………」
黒「それにお前達も年頃の娘だ……つまり」
蘇芳「」 ゴクリ
銀「………………」
黒「風呂のある物件に引っ越すぞ」
543: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 02:56:44.22 ID:0mneTpor0
~~引っ越しました~~
銀「ひろい」
黒「一人ひとりの部屋もあるぞ」
蘇芳「こんないい物件、高かったでしょ?」
黒「いや……相場よりかなり安い」
銀「どうして?」
黒「ああ、蘇芳とジュライは知らないだろうが、この家は元々篠田千晶という女の実家だ」
猫「ここで篠田の両親が殺された事実は人々の記憶にはない。だが記憶はなくなっても、噂だけが残ることもある」
蘇芳「噂?」
黒「ああ」
猫「ここにはな……出るんだってよぉ~、篠田の殺された両親がぁ……枕元でぼそぼそっと何かをつぶやくんだってよぉ~」
蘇芳「………………」
銀「………………」
ジュライ「………………」
猫「…………つまらん奴らめ」
544: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 03:06:24.63 ID:0mneTpor0
蘇芳「合理的に考えて、幽霊なんかいるわけないでしょ。バカみたい……ねー? 銀、ジュライ」
銀「……うん」
ジュライ「………………」
蘇芳「? ジュライ?」
ジュライ「………………」
蘇芳「…………怖いの?」
ジュライ「こわくなひっ……!」
蘇芳「…………(噛んだ)」
黒「俺はリビングで寝る。部屋割りは三人で話して決めろ。丁度三部屋だしな」
銀「!」
蘇芳「え!? 黒、リビングで寝るの!?」
黒「不満か?」
蘇芳「や、そうじゃないんだけど……リビングじゃ、寒くない?」
黒「幸いこれから暑くなる……寒くなってからのことはこれから考えるさ」
蘇芳「そ、そっか……」
545: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 03:12:59.11 ID:0mneTpor0
蘇芳「(どうしよう……)」
銀「(このままじゃ……)」
蘇芳・銀「(夜中に、黒の部屋に忍び込めない!)」
猫「(またアホなこと考えてるな……)」
ジュライ「…………猫が嫌らしい顔してる」
~~~~~
黒「部屋割りが決まったら、荷物を片付けておけ。いいな」
蘇芳「あれ? どっか行くの?」
黒「ああ、小動物用の罠をな」
猫「!?」
549: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 07:17:53.27 ID:0mneTpor0
黒「一人ひとりの部屋を分けるのを異常に推してきたのはお前だからな……何か企みがあるんだらう?」
猫「そっ、んなコトは……」
黒「猫…………」
猫「………………」
黒「………………」
猫「…………はい」
蘇芳「黒、すごい!」
550: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 07:33:45.71 ID:0mneTpor0
~~~~~
黒「大体片付いたな……」
蘇芳「うん」
銀「うん」
ジュライ「……まだ……重いから」
黒「そうか、手伝うぞ」
ジュライ「うん」
銀「………………」
蘇芳「ん~……僕達は昼ご飯でも作ろっか」
銀「……うん」
551: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 07:51:05.11 ID:0mneTpor0
~~~~~
黒「本が多いな……」
ジュライ「うん……アルバムもある」
黒「アルバム?」
ジュライ「うん」
黒「そんなものあったのか……MI6の頃のか」
ジュライ「…………僕達が、出会ってからの……」
黒「…………そうか」
ジュライ「うん」
ヒラッ
黒「!……ジュライ、一枚落ちたぞ」
ジュライ「ぁっ……」
http://i.imgur.com/safDd.jpg 黒「………………」
ジュライ「…………」 プイッ
552: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 07:59:32.70 ID:0mneTpor0
黒「ジュライ……これは蘇芳か?」
ジュライ「………………」
黒「隠し撮りってわけじゃないだろうな……」
ジュライ「………………」
黒「……見せてみろ」 グイッ
ジュライ「………………」 グイ
黒「………………」 グイ
ジュライ「だめ」 グイ
黒「………………」
ジュライ「だめ」
黒「………………」バッ!
ジュライ「ぁっ……!」
黒「…………」 ペラッ
553: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 08:00:29.98 ID:0mneTpor0
554: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/05(日) 08:20:20.59 ID:CFY86GVe0
Oh...
555: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 08:53:31.86 ID:0mneTpor0
黒「………………」
ジュライ「………………」
黒「……いつ、どこで撮った?」
ジュライ「……蘇芳が風邪引いたとき、このピンクの人のウチで」
黒「ああ……あの頃か……」
ジュライ「………………」
黒「…………コレは……無かったということで……」 パタン
ジュライ「…………うん」
556: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 09:02:07.68 ID:0mneTpor0
~~~~~
蘇芳「じゃーん! 今日はチャーハンでーす!」
ジュライ「美味しそう」
黒「そうだな」
蘇芳「えへへ……あ、猫にはひまわりの種買ってきたからねー」
猫「おう、ありがとよ」
カンケーないけどモモンガが可愛すぎたので貼って行く
http://i.imgur.com/doiOG.jpg 557: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/05(日) 09:06:49.35 ID:Dkhy0xX40
カンケーないけど超カワイー
558: 銀myLOVE ◆YINbe/LOVE 2011/06/05(日) 09:09:52.17 ID:EyW89i5k0 BE:1604736746-2BP(310)
カンケーあるけど銀ちゃん超可愛い
565: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 12:03:17.48 ID:RSjFioC20
黒「腕を上げたな」 ナデナデ
蘇芳「そう? えへへ……」
猫「ま、黒の方が上手いがな」
蘇芳「うるさい! そんなコトわかってるよ!」 ベシッ
猫「いてッ! なにすんだ!」
蘇芳「余計なコト言うからでしょ!」 ペシペシ
猫「いてっ、いてっ!」
ジュライ「……早く」
蘇芳「え? あ、そうだね」
黒「…………銀はどこだ?」
蘇芳「あ、銀なr」
ガシャン!
黒「!!」
566: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 12:11:46.04 ID:RSjFioC20
567: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 12:19:07.44 ID:RSjFioC20
~~~~~
黒「………………」
銀「………………」 ツーン
黒「…………すまん」
銀「………………」 ツーン
黒「……銀…………わざとじゃないんだ」
銀「………………」 ツーン
黒「…………すいませんでした……」
銀「………………」 ツーン
猫「黒の土下座なんて初めてみたぜ」
ジュライ「………………」
蘇芳「自業自得~」 プンプン
569: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 13:05:48.31 ID:RSjFioC20
~~~~~
黒「………………猫」
猫「なんだ?」
黒「銀が許してくれない……」
猫「……ま、精々ご機嫌取りでもしてるんだな」
黒「ご機嫌取り…………」
~~~~~
黒「銀」
~~~~~
黒「銀」
~~~~~
黒「銀」
~~~~~
571: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 13:22:54.52 ID:RSjFioC20
黒「………………」zzz
猫「ついに諦めて不貞寝しやがった」 プラーン
蘇芳「………………」
猫「なにお前もふて腐れてるんだ」 プラーン
蘇芳「別に~」
ジュライ「………………」
猫「なんかジュライも俺の尻尾掴んだまま離さないしよ」 プラーン
蘇芳「……ふん」
銀「………………」
573: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 13:30:28.09 ID:RSjFioC20
~~~~~
黒「………………」
黒「……2時か……早く寝過ぎたな」
黒「………………はぁ……」
黒「………………」 ゴロン
ガチャッ
黒「…………?」
銀「黒…………起きてる?」
黒「……あぁ…………」
銀「………………」
黒「……どうした……眠れないのか?」
銀「うん……布団……はいっていい?」
黒「…………あぁ……」
銀「………………」
574: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 13:34:10.80 ID:RSjFioC20
銀「………………」
黒「………………」
銀「黒……」
黒「……なんだ?」
銀「…………」
黒「………………?」
銀「くっついていい?」
黒「………………」
銀「………………」
黒「あぁ……」
蘇芳「………………」
577: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 14:10:23.97 ID:RSjFioC20
黒「………………」
銀「…………黒……」
黒「なんだ?」
銀「ごめんなさい……」
黒「?」
銀「ホントは……そんなに怒ってなかった…………黒が困ってるのが…………可愛くて……」
黒「そうか……」
銀「…………怒ってる?」
黒「怒ってない……悪いのは俺だ」
銀「…………黒……こっち見て」
黒「…………」 クルッ
銀「抱き締めて……」
黒「あぁ…………」
http://i.imgur.com/STcjl.jpg 578: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 14:14:31.09 ID:RSjFioC20
銀「黒…………」
黒「銀…………」
蘇芳「待ったーーーー!!」
黒「」 ビクッ
銀「」 チッ
588: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 16:39:31.77 ID:RSjFioC20
蘇芳「なにやってnモガモゴ」
黒「お前こそ、今何時だと思ってる……!」
蘇芳「フゴー!!フゴー!!」
銀「………………」
黒「……静かにしろ」
蘇芳「」 コクコク
黒「離すぞ……」 パッ
蘇芳「ぷはっ……はぁ……」
銀「……なにしにきたの」
蘇芳「えっと……ふ、二人がエッチなコトしてるから……!」
銀「……まだしてない」
蘇芳「……まだ?」
銀「」 プイッ
蘇芳「ダメなの……! この家には僕もジュライもいるんだから……!」
銀「………………」
590: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 16:49:37.44 ID:RSjFioC20
銀「じゃあここじゃなければいい」
蘇芳「そういうコトじゃなーい……!」
銀「じゃあ、どういうコトなの」
蘇芳「! そ、それは……」
銀「私は…………」 ギュ
黒「お、おい……」
蘇芳「…………!」
銀「私は、黒が好き」
蘇芳「僕だって、黒のコト好きだもん!」
591: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 16:53:44.86 ID:RSjFioC20
黒「…………!」
銀「…………」
蘇芳「ぁっ………………!」 ダッ
黒「蘇芳…………!?」
銀「黒」 ギュ
黒「銀……!」
銀「ここにいて」
黒「蘇芳は……」
銀「私が連れて来る。だから、黒はここにいて」
黒「だが……」
銀「黒、お願い」
黒「…………わかった」
592: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 17:06:29.98 ID:RSjFioC20
~~~~~
ザァーーーーーー…
蘇芳「…………雨……」
蘇芳「黒…………」
蘇芳「…………黒……どうして……」
蘇芳「…………黒のあんな顔……見たくなかった……」
蘇芳「僕じゃ…………ダメなの…………?」
蘇芳「黒…………黒…………」
蘇芳「………………」 グスッ
593: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 17:07:33.84 ID:RSjFioC20
また離れる
597: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 18:11:00.51 ID:RSjFioC20
銀「…………蘇芳」
蘇芳「………………」
銀「………………」
蘇芳「………………」
銀「蘇芳は、卑怯」
蘇芳「っ……なにがだよ! 僕のなにが卑怯だって言うんだ!」
銀「蘇芳は、自分から黒に好きって言ったコトがない」
蘇芳「うるさい! 銀にはわかんないよ! 僕は怖いんだ! 嫌われるのが怖い! さっきだって黒に! 黒に……!」
銀「怖かった……!」
蘇芳「!?」
銀「私も怖かった……! 黒に嫌だって言われたら……許さないって言われたら……嫌われたら……怖い……!」
蘇芳「………………」
602: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 19:04:41.25 ID:RSjFioC20
>>599訂正
銀「でも、私は黒に言った。好きだって、本気で」
蘇芳「………………」
銀「蘇芳は……黒のコト」
蘇芳「……好きだよ」
銀「なら言って。黒に、自分で」
蘇芳「………………」
銀「………………」
蘇芳「…………うん……」
~~~~~
603: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 19:11:33.00 ID:RSjFioC20
蘇芳「ただいま……」
猫「お、戻ったか」
蘇芳「猫? 起きてたの?」
黒「……あれだけ騒いだら起きるだろう」
銀「ただいま」
蘇芳「…………ただいま……」
黒「ああ……おかえり」
蘇芳「………………」
銀「…………蘇芳」
蘇芳「うん……」
605: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 19:19:17.47 ID:RSjFioC20
黒「?」
蘇芳「黒…………話があるから……ちょっと来て」
黒「……わかった」
~~~~~
蘇芳「………………」
黒「………………」
蘇芳「………………」
黒「………………」
蘇芳「……黒……僕…………初めは、黒のコト……嫌いだった」
黒「………………」
蘇芳「黒は無愛想だし……今は違うけどアル中だったし……銀ばっかり見てる……」
黒「………………」
608: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 19:36:43.63 ID:RSjFioC20
蘇芳「でも優しくて……強くて……温かい……」
黒「………………」
蘇芳「僕…………僕は……紫苑が作ったコピーかもしれないけど!」
黒「………………」
蘇芳「僕、黒のコトが好きだ! 銀にも負けないぐらい! 黒が僕は僕だって言ってくれた時から……ずっと好きだった!」
黒「蘇芳」
蘇芳「っ!」
黒「蘇芳…………俺は、お前に応えられないかもしれない……蘇芳……それでも……」
蘇芳「うん……好きだよ……」 ギュ
黒「そうか…………」
609: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 19:43:43.49 ID:RSjFioC20
蘇芳「黒…………黒…………」
黒「蘇芳……前にも言ったが……お前がなんだろうと関係ない……俺が知っているお前は、お前しかいないんだからな……蘇芳……」
蘇芳「黒…………」 ギュ
黒「二度と自分を……コピーなんて言うな」
蘇芳「黒っ……!」 ギュウッ…!
黒「………………」
銀「黒」
黒「銀…………」
蘇芳「銀!?」
610: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 19:49:24.60 ID:RSjFioC20
蘇芳「銀……僕、言ったよ」
銀「うん……コレで」
蘇芳「…………」
銀「蘇芳は、私のライバル」
蘇芳「!」
銀「負けない」 ギュ
蘇芳「僕だって……負けない!」 ギュ
黒「(当事者なのに、蚊帳の外……?)」
蘇芳・銀「」 ギューーー
612: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 19:58:22.23 ID:RSjFioC20
~~~~~
蘇芳「あ、そこはもうちょっと細かく」
銀「こう?」
蘇芳「うん……あ、目玉焼き焼けたかな」
銀「私は硬い方が好き」
蘇芳「えー? 半熟の方が美味しいよ」
銀「そんなコトない」
蘇芳「じゃあ、醤油?ソース?」
銀「ソース」
蘇芳「あ、そこは一緒か」
ジュライ「僕はマヨネーズ、半熟」
蘇芳「マヨネーズ!? 初めて聞いた」
銀「そう?」
ジュライ「美味しいよ」
613: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 20:14:08.13 ID:RSjFioC20
猫「……前より仲良くなってないか?」
黒「……そうかもな」
猫「全く、モテる男は辛いもんだな、黒」
黒「………………」
猫「ま、精々悩んで決めるんだな」
黒「…………そうだな」
銀「黒」
蘇芳「ご飯できたよ!」
ジュライ「空気…………」
614: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 20:15:05.19 ID:RSjFioC20
おわり
なんか後日談的希望あれば書くかも
615: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/05(日) 20:17:02.38 ID:zq3N/7kC0
乙
617: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/05(日) 20:24:42.60 ID:omzhELlqO
乙
よく完結した
620: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/05(日) 20:39:35.87 ID:aJIk8OGz0
>>614
ババア忘れないでババア!!
622: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/05(日) 20:43:26.65 ID:HlH/Kk3F0
乙!
余力あれば蘇芳がジュライのアルバム発見するの巻を是非
627: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/05(日) 22:02:39.43 ID:AG+j7gR60
次は三十路に近い未咲ちゃんの出番です
628: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 22:27:21.04 ID:RSjFioC20
>>620>>627ババア書く
~~~~~
ジュライ「………………」
霧原「あの……李君は……」
大塚「ていうか、この子ってMI6の……」
霧原「ジュライ君よ……」
ジュライ「………………」
大塚「なんでこの子黙ってるんですか……」
霧原「知らないわよ……あの、ジュライ君、李君は?」
ジュライ「…………」
大塚「この子、こんな街中で独りなんて、やっぱり迷子なんじゃ……」
霧原「この子はドールだから、迷子になるはずは……」
ジュライ「あ、そうだ……」
霧原「え?」
ジュライ「観測霊使えばいいんだ……」
631: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 22:50:03.31 ID:RSjFioC20
霧原「………………」
大塚「………………」
ジュライ「ありがとう、ミサキ」 スタスタ
霧原「え? あ、ちょっとジュライ君!」
ジュライ「?」
霧原「一人でここまで来たの?」
ジュライ「黒と蘇芳と銀と来た」
大塚「で、逸れたの?」
ジュライ「………………」 プイッ
大塚「…………反抗期? ドールなのに……」
霧原「最近はドールも自分の感情を出す個体が少なくないとは聞いていたけど……」
ジュライ「じゃあ、さよならミサキ、まゆまゆ」 スタスタ
霧原「あっ………………まゆまゆ?」
大塚「えっ」
632: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 22:51:03.27 ID:RSjFioC20
霧原「………………まゆまゆって、なに?」
大塚「え? あ、あだ名みたいなものですよ、課長、あはは……」
霧原「………………4697」
大塚「635……あっ!」
霧原「私のパソコンの履歴に変なものが昔残ってたから見てみたんだけど……そのサイトの管理人の名前が……まゆまゆ」
大塚「……さ、さすが……」
霧原「大塚…………」
大塚「や、やめてくださいっ! そんな蔑みの目で私を見ないでっ!」
637: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 23:24:12.46 ID:RSjFioC20
霧原「………………」
大塚「あっ、あの子、見失っちゃいましたよ!」
霧原「あ、そういえば……」
大塚「いいんですか? せっかくBK201……李君でしたっけ?に会えるチャンスだったのに」
霧原「まあ、いいわ……きっといずれ……ね……」
大塚「そんなコトだから行き遅れるんですよー」
霧原「なっ……大塚!!」
大塚「やばっ……!」 ダッ
霧原「あ、大塚!? ……はぁ……」
638: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/05(日) 23:26:32.81 ID:RSjFioC20
行き遅れるのババアと腐女子編おわり
次は>>622書くかも
641: 銀myLOVE ◆YINbe/LOVE 2011/06/05(日) 23:27:42.23 ID:RCTQDIml0 BE:4814208689-2BP(310)
未咲ちゃんはババアでも可愛い
644: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 00:15:40.04 ID:cs+zyJQQ0
どうせなら>>1000まで行きたい
というわけで>>622
645: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 00:27:12.45 ID:cs+zyJQQ0
ジュライ「蘇芳?」
蘇芳「あ、ジュライ」
ジュライ「どうして、僕の部屋に」
蘇芳「ゴミを捨てておこうと思ってね」
ジュライ「……僕がやっておくから、他の部屋に……」
蘇芳「もうジュライの部屋で最後だから、
別にイイよ」
ジュライ「じゃあ、僕がゴミまとめて捨てるから……」
蘇芳「え? イイよ別に」
ジュライ「じゃあ…………」
蘇芳「あれ、これなに?」 ヒョイ
ジュライ「蘇芳!」
蘇芳「え!?」 ビクッ
ジュライ「………………こっちに来て」
蘇芳「な、なに?」
ジュライ「それを置いて……こっちに来て」
647: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 00:35:05.29 ID:cs+zyJQQ0
蘇芳「な、なんで?」
ジュライ「お願い、蘇芳」
蘇芳「わ、わかったよ……」
ジュライ「」 ホッ
蘇芳「と見せかけてっ!」 バッ
ジュライ「!」 ダンッ!
蘇芳「!? ジュライ!?」
ガッシャーン!
蘇芳「いったぁ~……ジュライ、だいじょうb」
ジュライ「」ダダダダダダダダダ
蘇芳「もー……なんだったんだよ~…………ん?」
648: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 00:41:02.80 ID:cs+zyJQQ0
~~~~~
ジュライ「一枚……無い……」
ジュライ「さっき……蘇芳から無理矢理奪った時に……」
ジュライ「……………………」
ジュライ「嫌われる…………」
蘇芳「ジュライ!」
ジュライ「!!」
蘇芳「これなに!?」
ジュライ「(終わった)」
蘇芳「すごいねジュライ! こんな写真いつ撮ったの?」
ジュライ「…………え」
649: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 00:49:41.38 ID:cs+zyJQQ0
蘇芳「ほら!」
http://i.imgur.com/QJlg7.jpg ジュライ「これは…………」
ジュライ「(前に、衝動的に撮ったやつ……忘れてた)」
蘇芳「いつか覚えてないけど、こんなの撮れるなんて、ジュライも写真好きなんだね!」
ジュライ「うん……」
蘇芳「じゃあ、今度一緒に写真撮りにいこうよ! ね!」
ジュライ「うん……!」
黒「(蘇芳が掃除する前に回収しておいて良かった……)」
651: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 00:52:29.23 ID:cs+zyJQQ0
ジュライのアルバム回収編
黒さんが回収したのはジュライが奪還したやつ以外で
もっとヤバイやつです
652: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 00:56:11.77 ID:cs+zyJQQ0
1:30から2:00頃にまた来る
白かイチャイチャかはまだ考えてない
658: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 01:46:53.64 ID:cs+zyJQQ0
銀「………………」 ガチャ
黒「………………」zzz
銀「…………黒」
黒「…………」zzz
銀「…………」 モゾモゾ
黒「………………」zzz
銀「黒…………」 ギュ
黒「………………」zzz
銀「ん…………」 スリスリ
黒「………………」
銀「…………ん」 チュ
黒「………………」
銀「…………」 チュ、チュ
黒「………………」
659: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 01:51:19.61 ID:cs+zyJQQ0
銀「ん…………」 ギュゥ
黒「………………」
銀「黒………………」 スッ…
黒「…………」
銀「おやすみ……」 チュ
黒「………………」
銀「………………」 ガチャ、パタン…
黒「………………」
黒「(首……跡残らないとイイが……)」
660: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 02:00:45.01 ID:cs+zyJQQ0
~~~~~
銀「黒、肩もむ?」
黒「……別に凝ってないg」
銀「もんであげる」
黒「……ああ、頼む」
銀「ん……」 モミモミ
黒「………………」
銀「ん……気持ちいい?」 モミモミ
黒「ん……いいぞ」
銀「…………黒」 モミモミ
黒「なんだ?」
銀「首、跡残らなくて良かった……」 チュ…
黒「!!」
662: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 02:08:23.01 ID:cs+zyJQQ0
蘇芳「あーーー!」
銀「!!」 ビクッ
蘇芳「銀! 今黒になんかしたでしょ!!」
銀「……もんでただけ」
蘇芳「な、なにを!?」
銀「肩」
蘇芳「え、あ、あぁ……そうなの?」
黒「…………あぁ……」
蘇芳「………………」 ジー
黒「………………」
ジュライ「…………蘇芳」
蘇芳「あ、ジュライ。なに?」
ジュライ「おなかすいた」
蘇芳「あ、そうだね。そろそろご飯にしよっか。銀、手伝って」
銀「うん」
663: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 02:13:53.76 ID:cs+zyJQQ0
672: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 07:17:03.04 ID:cs+zyJQQ0
676: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 09:10:23.47 ID:cs+zyJQQ0
………………
『どうしたの?』
いや……いいんだ
やらなければお前がやられていた
『どうして……どうしてそんなこというの?』
『……わたしね、怖いの……』
『だからね……たくさん、たくさん星を流すよ』
『今までも……これからも……』
『………………きっと、いつか一人になると思う』
………………?
『でもきっと、あの人が導いてくれる……だから…………あの人のコト信じてあげて……』
なんのことだ……?
『もう……わたしのために頑張るコト無いんだよ』
お前は…………
『幸せにね…… 』
677: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 09:18:13.07 ID:cs+zyJQQ0
黒「………………」
銀「……黒?」
黒「………………」
蘇芳「黒、どうしたの? せっかくのお出かけにボーっとして」
黒「いや…………銀……蘇芳」
銀「?」
蘇芳「なに?」
黒「…………これからも……よろしく」
http://i.imgur.com/pKkMV.jpg 銀「………………」
蘇芳「……い……言われなくっても、僕達ずっといs」
銀「傍にいる、黒の傍に」
蘇芳「……っもー! 僕のセリフにかぶせんなー! いいこと言おうとしたのに!」
銀「」 プイッ
黒「…………ふっ……」
678: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 09:23:03.49 ID:cs+zyJQQ0
白さんの出番1レスしかねえ
死者を蘇らせる契約者とかいねえかな
次はだーれだ
680: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/06(月) 09:38:13.51 ID:GEOBRHvCO
もう銀とチェン子でラブラブイチャイチャしてろよチクショー
688: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 14:17:23.38 ID:N6rXvMb60
蘇芳「………………」
銀「………………」
蘇芳「………………」
銀「………………」
蘇芳「ふっ…………あはっ、あはははははははは!」
銀「また私の勝ち」
蘇芳「ていうかズルいよ! にらめっこなのに表情一つ変えないなんて!」
銀「そんなコト無い」
蘇芳「ずーるーいーよー!」
ジュライ「蘇芳、どうしたの」
蘇芳「あ、ジュラ……そうだ!」
~~~~~
690: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 14:58:09.28 ID:N6rXvMb60
猫「……さっきから、なにやってんだ?」
銀「………………」
ジュライ「…………にらめっこ」
猫「いや、お前らじゃあ終わらんだろうが……」
ジュライ「僕が勝つ」
銀「………………」
黒「銀…………」 ボソボソ
銀「………………」 コク
ジュライ「?」
銀「
http://i.imgur.com/ZYAxQ.jpg」
猫「……降参ってことか?」
蘇芳「や、やったよジュライ!」
ジュライ「………………」
ジュライ「(負けた気分……)」
691: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 14:59:13.36 ID:N6rXvMb60
SoftBank電波途切れやすすぎだよ
次は猫さん
1時間ぐらいしたらまた来る
693: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 15:33:03.96 ID:N6rXvMb60
猫「………………」
黒「………………」
猫「…………黒」
黒「なんだ」
猫「まさか本当に…………罠を仕掛けているとは思わなかったぜ……」
黒「だろうな」
猫「だが待ってくれ。俺は別に疚しい気持ちで蘇芳の部屋に行こうとしてたわけじゃない」
黒「………………」
猫「ただちょっと足首を見に行こうとしていただけd」
~~~~~
猫「」 チーン
694: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 15:40:48.23 ID:N6rXvMb60
猫「くそぅ……黒のヤツ……」
蘇芳「」 キャッキャ
猫「眼の前にこんなに素晴らしい足首があるってのに……」
蘇芳「」 アハハハハハ
猫「(なにもせずに黙っていろだなんてっ……!)」
蘇芳「」 エヘヘヘヘヘ
猫「(まだ幼さの残る顔立ち……)」
蘇芳「」 ネーヘイー
猫「(発展途上の肢体……)」
蘇芳「」 インー!?
猫「そしてそれらと艶やかな足首とのコントラスト!」 グッ!
695: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 15:47:16.85 ID:N6rXvMb60
猫「どうして……どうしてなんだ、黒!」
猫「俺はただ、この溢れ出リビドーを無理矢理ぶつけようってわけじゃない!」
猫「ただ……ただ……っ!」
猫「ペロペロしたいだけなんだぁーーー!!」
~~~~~
ジュライ「………………」
猫「………………」
ジュライ「なにか言うことは?」
猫「じ、ジュライ……お前、本気で怒ると……恐ろしいな…………」
ジュライ「」 ブンブンブンブン
猫「や、やめろジュライ! 振り回すなああああああああ!!」 グルングルングルングルン
ジュライ「なにか言うことは?」
猫「ハー……ハー……」
700: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 16:45:41.79 ID:N6rXvMb60
猫「………………ふふ……」
ジュライ「…………?」
猫「ジュライ……どうして怒っているんだ?」
ジュライ「それは……」
猫「お前は蘇芳のコトが好きだろう?……ならば……」
ジュライ「………………」
猫「俺に協力しろ……そうすれば、新しい世界を見せてやr」
ジュライ「あ」
黒「………………」
猫「」
~~~~~
猫「」 チーン
701: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 16:48:49.92 ID:N6rXvMb60
猫さんの変態っぷりに拍車が掛かってる
次なに書こうか募集中
702: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/06(月) 17:11:51.38 ID:hlirnQWd0
黄でなんかお願いします
708: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 18:11:16.25 ID:N6rXvMb60
>>702で
710: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 18:34:31.49 ID:N6rXvMb60
『黒』
黒『なんだ?』
『おめー、なんで銀を助けた。ただのドールだろうが。いくらでも、替えはきくんだぜ』
黒『………………』
『……へっ……わかんねえってか? 合理的にしか物事を考えられない化物の答えとしちゃあ、些かおかしいんじゃねえのか?』
黒『…………そうかもな』
『……じゃあよ、なんであの嬢ちゃんを助けたんだ? おめーが憎んで止まない契約者……しかも生まれた時からの純正品が作り出した、コピーだぜ?』
黒『…………俺が知っているのは、あいつだけだ……コピーがどうとか、契約者がどうとか……そんなものは関係ない』
『ほう……でもよ、あの嬢ちゃん自身も、契約者になっちまってるじゃねえかよ』
黒『あいつはもう二度と、私利私欲のために、対価を支払うことはない』
『なんで言い切れる? おめーも言ってただろうが。契約者ってのは、嘘吐きなんだぜ』
黒『それでも……俺はあいつを信じる』
『…………そうかい……』
黒『ああ…………』
711: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 18:40:46.79 ID:N6rXvMb60
『……へっ、最期に別れた時より、よっぽど人間らしくなりやがって……忌々しいヤツだな……まったくよ』
黒『………………』
『じゃあ最後に聞くがよ…………おめー、今の生活をどう思ってんだ? ……猫は変態街道驀進中だし、銀と嬢ちゃんはよくわかんねーし、もう一人のガキは反抗期だし……そんな今の生活を、どう思ってんだ』
黒『…………そうだな……』
『………………』
黒『…………楽しいに、決まってる』
『…………そうかい……』
黒『………………』
『まったく……おめーらの近況報告聞くなんて……俺も丸くなっちまったもんだぜ』
黒『………………』
『あばよ、黒。いつか地獄で会えるのを楽しみにしてるぜ……ま、そんときゃ一杯引っ掛けようや』
黒『あぁ…………じゃあな』
『………………おう』
http://i.imgur.com/Az70k.jpg 712: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 18:42:18.62 ID:N6rXvMb60
黄さんかっけえええええ!
ってなる一期最終話
漢気溢れる最期は、見事な散り様でした
714: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 19:04:14.61 ID:N6rXvMb60
できるだけ多くレスが稼げそうなものを
そうすれば>>1000なんてあっという間だ
DTBスレが>>1000まで行くところを見たいんだ!
715: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/06(月) 19:05:45.65 ID:PcJ5bCDN0
俺と未咲ちゃんのあまずっぺぇイチャラヴストーリーをどうか一つ
716: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/06(月) 19:07:05.97 ID:bLMLhPP30
あえての11さんを是非!
720: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 19:13:48.36 ID:N6rXvMb60
>>716で回想編みたいな
727: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 20:45:38.17 ID:N6rXvMb60
~~~~~
11「……ぶぇっふ! げふぉっ! ぁ~……」
04「ほーんと、難儀ーな対価よね~……ごっきゅごっきゅごっきゅ……ぷぁは~」
11「ったく……エイプリル、それくれ」
04「だーめ。あたしの対価なんだから」
11「はぁ……羨ましいよまったく……」
ジュライ「ノーベンバー」
11「ジュライか、どうした」
ジュライ「………………」 スッ
11「おっ、灰皿か、気が利くなぁ。ありがとう」
04「……ドールでも、成長することなんてあるのかしら」
11「ま、ドールだって、ゲートが出現する前はただの人間だったんだ。十分あり得ることさ」
ジュライ「………………」
04「そういえば……ジュライってなかなかの美少年よね~」
11「ん? まあそうだな」
728: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 20:47:05.86 ID:N6rXvMb60
04「……ちょっとジュライ、服買いにいこうか」
11「おいおい……いつ次の任務がくるかわからないんだぞ? エージェントとしての自覚をもっともて」
04「大丈夫よ。それにもし来たとしても、ノーベンバーがなんとかしてくれるでしょ?」
11「お前なぁ……」
04「ね、ジュライ。服、買いにいこうか」
ジュライ「…………ノーベンバー……」
11「…………っはぁ~……行って来い。ただし、ほどほどにして帰って来るんだぞ」
ジュライ「わかった」
04「はいはい」
729: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 20:47:57.17 ID:N6rXvMb60
~~~~~
11「ずいぶんと……たくさん買ったな」
04「お金は有り余ってるもの。いくらでも買えるわ」
ジュライ「………………」
11「それにジュライにこんな少女趣味の服なんか着せて……可哀想だろ」
04「そう? 可愛いわよ? 」
ジュライ「…………重い…………」
~~~~~
蘇芳「あれ? ジュライ、この服なに?」
ジュライ「………………思い出」
730: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 20:48:53.01 ID:N6rXvMb60
ジュライは女装趣味じゃ無いんです
ただ仲間想いなだけなんです
732: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 21:28:09.51 ID:N6rXvMb60
霧原「あ、李君!」
黒「…………またお前か……」
霧原「なっ……その言い方は無いんじゃない?」
黒「俺にこだわって何になる……いい加減付きまとうのはやめろ」
霧原「………………」
黒「…………?」
霧原「……じゃあ……今日だけ! 今日だけ付き合って!」
黒「……俺にメリットが無い……他を当たれ」
霧原「望遠鏡!」
黒「…………」
霧原「望遠鏡……買ってあげるわ。どう?」
733: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 21:28:57.86 ID:N6rXvMb60
黒「…………今日付き合えば、付きまとうのは辞めるんだな?」
霧原「ええ、約束するわ」
黒「いいだろう……」
霧原「!(やったっ………………!)」
黒「……で、どこに行くんだ」
霧原「あ、えっと…………」
~~~~~
黒「」 モグモグガツガツズルズルモグモグガツガツゴクン
霧原「………………」
734: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 21:29:31.33 ID:N6rXvMb60
黒「?……なんだ」
霧原「いえ……ホントによく食べるのね……」
黒「……普段ならもっと多い」
霧原「え、コレより? ていうか、遠慮しなくても……」
黒「…………今日はお前に付き合う約束だからな」
霧原「ぁ…………そ、そっか。うん……」
黒「?……ごちそうさま」
霧原「あ……じゃあ次は……」
~~~~~
735: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 21:30:06.39 ID:N6rXvMb60
霧原「う~……」
黒「………………」
霧原「どれがいいかしら……ね、李君」
黒「眼鏡なんてどれも同じにしか見えん……」
霧原「ダメよ、変な眼鏡かけていくと、マダム・オレイユにバカにされるから」
黒「いまのじゃあダメなのか……」
霧原「今かけてるのはスペアのやつで、本当は度が合ってないの。でもこの前買ったヤツは壊しちゃって……」
黒「……まだ、契約者を追ってるのか」
霧原「そうね。まあ、警官ではないけれど」
黒「そうか……」
736: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 21:30:59.04 ID:N6rXvMb60
霧原「あ、これなんてどうかしら」
黒「………………」
霧原「?……どう?」
黒「それもいいが、俺はコッチのほうがいい……」 スッ
霧原「ぁっ……じっ、自分で……」
黒「……どうだ?」
霧原「……え? ああ、そうね。コッチのほうがいいかも」
黒「ああ……」
霧原「ぁ……あの、じゃあ、買ってくるね!」
黒「………………」
~~~~~
737: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 21:31:35.79 ID:N6rXvMb60
霧原「………………」
黒「……フッ……!」 バコーン
ぺれれぺっぺぺー!ホームラン!
黒「ふぅ…………」
霧原「す、すごいわね……20球連続……」
黒「弾丸より早く動ける契約者もいる……この程度を見切れなければ、とっくに死んでいる……」
霧原「なるほど……」
黒「…………フンッ」
ぺれれぺっぺぺー!ホームラン!
霧原「(それにしてもやっぱり……)」
黒「………………」
740: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 21:39:13.09 ID:N6rXvMb60
霧原「かっこいい……」 ボソ
黒「ぶはっ!」 スカッ
霧原「え!? あ、あれ!? 私、なにを……!?」
黒「………………はぁ……」
霧原「ぅぁ……う~……」
~~~~~
霧原「こ、ここに来るのも……久しぶりね」
黒「そうだな……」
741: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 21:39:54.67 ID:N6rXvMb60
霧原「ね、前もここに来た時、なにを話したか憶えてる?」
黒「…………あまり、憶えてないな」
霧原「私は憶えてるわ……あの時は周りが信じれなくなって……だから、なにを信じればいいのか分からなくて……」
黒「………………」
霧原「でも、李君が……自分の直感を信じろって言ってくれて…………アレがなければ、今の私はなかったかもしれない」
黒「………………」
霧原「ありがとう、李君……今まで頑張ってこれたのは、貴方のおかげよ」 ギュ
黒「………………」 スッ
霧原「ぇ……ぁっ…………」
黒「………………」
霧原「(そういえば、キス……初めt)」
742: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 21:42:20.74 ID:N6rXvMb60
pipipipipipipipi
霧原「………………」
霧原「ぇ……夢……?」
霧原「………………」
霧原「っ……はぁ~~~……」 ガックリ
霧原「……この歳にもなって…………」
霧原「ぁああ~~~~~~!!」 ゴロゴロゴロゴロ
743: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 21:42:52.25 ID:N6rXvMb60
妄想乙
745: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/06(月) 22:14:15.34 ID:bOJkTGraO
これは鬱になるwwwwww
そろそろバーガーさん、もといゴランの出番をだな……
746: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 22:21:09.85 ID:N6rXvMb60
>>745
ゴランでなに書けって言うんだwww
750: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/06(月) 22:46:19.93 ID:bLMLhPP30
バーガー「」モグモグガツガツズルズルモグモグガツガツ…
黒「」モグモグガツガツズルズルモグモグガツ…
758: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 23:17:00.06 ID:N6rXvMb60
銀「これは?」
蘇芳「うん、シンプルでイイかも……でもコッチのほうが僕は好きだな」
銀「…………」
蘇芳「銀は今までシンプルなワンピースとゴスロリ見たいな服しかほとんどきてないでしょ? 新しいタイプもためしてみれば?」
銀「……うん」
蘇芳「よし、じゃあ行こっか」
銀「うん」
~~~~~
蘇芳「うーん……コッチのフリフリしたのは?」
銀「試してみる」
蘇芳「うん、試着室はこっちだよ」
銀「うん」
760: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 23:22:19.38 ID:N6rXvMb60
銀「」 ゴソゴソ
蘇芳「…………」
銀「……………?」
蘇芳「きれた?」
銀「ここ……どうするのかわからない」
蘇芳「え? どこ? 入るよ?」
銀「うん」
蘇芳「あーっとコレは……あ、ここ、こうやってベルトみたいに穴に通して巻くんじゃないかな」
銀「なるほど」
蘇芳「うん、可愛いよ!」
銀「ありがとう……蘇芳は?」
蘇芳「ん? あ、じゃあ、僕のも見てもらっていい?」
銀「うん」
763: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 23:30:39.63 ID:N6rXvMb60
蘇芳「うーん……コレは違うし……」
銀「これ」
蘇芳「ん? え、こんなの似合うかなぁ~」
銀「大丈夫」
蘇芳「ん~、まあ試着するのはタダだし……」
銀「……………」
蘇芳「んしょっ……あれ、太ったかも……」
銀「そう?」
蘇芳「んー、前はこのサイズで良かったんだけど……あ、ここ開けるのか」
銀「大丈夫?」
蘇芳「うん大丈夫~……よしっ、どう?」
銀「可愛い」
蘇芳「そう? えへへ、こういうのあんまりきないけど、たまにはイイかもね」
銀「うん」
764: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 23:37:00.42 ID:N6rXvMb60
~~~~~
蘇芳「ただいまー」
銀「ただいま」
猫「おう。どこに行ってたんだ?」
蘇芳「ちょっと服見てきたー」
猫「へえ、いいのあったか?」
銀「うん」
蘇芳「気に入ったのを二着ずつ買ってきたんだー」
猫「へえ、どんなのだ?」
蘇芳「えっと僕は……ロングスカートのヤツと、いつものホットパンツのヤツ、どっちも上下セットだったし、そんなに高くなかったから」
銀「私はフリフリとワンピース」
猫「ほお、今度見せてほしいもんだな」
銀「ダメ」
蘇芳「えへへ……黒に見せるために買ってきたんだから、猫が先に見たら意味ないでしょ?」
猫「そりゃ残念だな」
765: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 23:40:07.54 ID:N6rXvMb60
蘇芳「ま、今度見せてあげないこともないかな」
ジュライ「僕にも……」
蘇芳「ん? もちろん、ジュライにも見せてあげるよー」
銀「黒、ただいま」
黒「ああ……どこに行ってたんだ?」
蘇芳「えへへ~……ナイショっ!」
銀「ナイショ」
黒「?」
猫「(ま、黒は護衛でつけてたから、全部知ってるけどな)」
766: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 23:40:55.77 ID:N6rXvMb60
なんか日常かきたくて
あんまりうまく書けない
DTBは難しい
767: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/06(月) 23:41:59.73 ID:CS9cWrsD0
>>766
登場人物のほとんどが死ぬアニメだから
仕方ないじゃない、頑張れ
768: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/06(月) 23:46:26.17 ID:N6rXvMb60
770: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/07(火) 00:12:18.17 ID:OeRz2CZM0
そろそろ夏だし・・・・
浴衣夏祭りとか?
772: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/07(火) 00:17:06.93 ID:G3Kj40ZOO
学パロとか何か季節のイベント(正月、バレンタインとか…)
キボン
784: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 01:06:07.23 ID:xXwm4rYG0
ジュライ「……………」
ジュライ「どうしよう……」
ジュライ「……………」
~~~~~
ジュライ『黒、蘇芳は?』
黒『風呂だ』
ジュライ『わかった』
シャアアアアアアアア…
ジュライ『蘇芳』
蘇芳『ん?ジュライ?』
ジュライ『パジャマ、廊下に落ちてたよ』
785: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 01:07:35.96 ID:xXwm4rYG0
蘇芳『え? ホント? じゃあそこに置いといて~』
ジュライ『わかった』
蘇芳『ありがとね、ジュライ』
ジュライ『うn……!』
ジュライ『(これはっ……!)』
~~~~~
ジュライ「つい……………」
ジュライ「どうしよう……蘇芳のパンツ……」
ジュライ「しかも……」
ジュライ「使用済み……」
788: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 01:15:42.86 ID:xXwm4rYG0
ジュライ「………返した方が……」
ジュライ「……………でも」
ジュライ「……………」
ジュライ「? しみ……?」
ジュライ「…………おしっこ?」 ドキドキ
ジュライ「………………」 ドキドキ
ジュライ「でも…………」 ドキドキ
789: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 01:17:52.43 ID:xXwm4rYG0
ジュライ「か、確認しないと……」 ドキドキ
ジュライ「」 クンクン
ジュライ「……しょっぱい臭いと……ちょっと甘い……?」 クンクン
ジュライ「おしっこじゃないかも……」 ドキドキ
ジュライ「………………」 ドキドキドキドキ
ジュライ「…………か……確認、しないと……」 ドキンドキンドキンドキンドキンドキン
ジュライ「」 ペロッ…
ジュライ「わ、かんない」 ハァハァハァハァハァハァハァ
ジュライ「」 ペロペロ…
ジュライ「はぅ…………」 ブルルッ
ジュライ「こ、これは…………」 ハァハァハァハァ
ジュライ「でも……これ以上は…………」
ジュライ「…………」
ジュライ「も、もうちょっt」
791: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/07(火) 01:19:21.35 ID:mOwpPIIj0
これはひどいな・・・
793: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/07(火) 01:21:54.31 ID:8FR3Fm6C0
こんな作品じゃなかったはずだ・・・
いいぞもっとやれwwwww
794: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 01:23:51.83 ID:xXwm4rYG0
蘇芳『ジュライ?』 コンコン
ジュライ「!?」 ビクッ
蘇芳『開けていい?』
ジュライ「なっ、まっ、ちょっ、待って……!」 ワタワタワタワタ
蘇芳『? うん』
ジュライ「(どうしようどしようどうすればどうなるどうなればどうするあbbbbbbbbbb)」
蘇芳『もういい? 入るよ?」 ガチャ
ジュライ「FREEEEEEEEZ!」
蘇芳「!?」 ビクッ
ジュライ「…………まっ、まって、もう少し、外で」
蘇芳「ぇ……あ、わ、わかった……」 パタン
ジュライ「」 ズーン
796: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 01:30:42.49 ID:xXwm4rYG0
蘇芳『あの、ジュライ?』
ジュライ「……も、もう、いいよ……」
蘇芳『そう? じゃあ、お邪魔します」 ガty
ジュライ「(パンツは隠した。大丈b)」
ジュライ「ダメだよ蘇芳開けゴマって言わないと!」
蘇芳「えぇ!?」
ジュライ「(まだアルバム隠してない……!)」
蘇芳「え、えっと……開けゴマ?」
ジュライ「そ、外で言わないとダメ」
蘇芳「わ、わかった……」
ジュライ「(いまだッ!)」シュバッ!
蘇芳『開けゴマ!……これでいい?』
ジュライ「う、うん」
蘇芳「もー……いきなりおっきい声出すからビックリしたよ……」
797: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 01:35:15.69 ID:xXwm4rYG0
ジュライ「ご、ごめん」
蘇芳「別にいいけど……お邪魔します」
ジュライ「な、なに? 蘇芳」
蘇芳「あ、えっと……僕の……アレ知らない?」
ジュライ「あああ、あれれれあれあれ?」
蘇芳「え!? なに!?」
ジュライ「な、何でもない」
蘇芳「あの~……アレだよ……女の子にとってとっても大事な……」
ジュライ「(やばい)」
蘇芳「し、知らないかな?」
ジュライ「(謝r)知らない」
蘇芳「あ、そう……」
ジュライ「」
799: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 01:40:28.67 ID:xXwm4rYG0
蘇芳「知らないならいいんだけど……ま、ジュライが持ってるわけないしね……」
ジュライ「うん(どうしよう)」
蘇芳「……実は隠してるとか……無いよね?」
ジュライ「……!!」
蘇芳「ん?……もしかして持ってるの?」
ジュライ「しら知らなひっ……」
蘇芳「ねえジュライ、ホントに持ってない?」
ジュライ「ご、ごごごごm」
黒「蘇芳、髪紐ならここだ」
蘇芳「え? あ、ホントだ!」
ジュライ「……かみひも」
802: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 01:46:42.54 ID:xXwm4rYG0
蘇芳「はー……良かった見つかって……どこにあったの?」
黒「ソファの上だ」
蘇芳「あー……さっき寝てた時にほどけたのかぁ……」
ジュライ「………………」
黒「気をつけろ」
蘇芳「うん、ごめんなさい……ジュライも、疑ってゴメンね?」
ジュライ「……大丈夫」
蘇芳「じゃ、お休み、ジュライ」
ジュライ「…………おやすみ……」
ジュライ「…………ごめんなさい……」
803: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 01:47:44.97 ID:xXwm4rYG0
ジュライは順調に変態が進行中
まともと言えるのは最早黒のみというカオス
805: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/07(火) 02:05:59.26 ID:oyb1HqRd0
インディアンポーカーとかの周りの表情とかを気にするゲームをやってあまりに周りが強すぎて
蘇芳が負け続けるとか
807: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/07(火) 02:17:49.74 ID:yRh4txEz0
銀と蘇芳が酒飲んで酔っ払って黒にあれやこれやの
821: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 08:55:34.27 ID:yuSaIlgQ0
>>805 インディアンポーカーよくわからんから『ダウト』でいくわ
823: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 09:27:06.01 ID:yuSaIlgQ0
銀「6」
ジュライ「7」
蘇芳「は、はち!」
銀「ダウト」
蘇芳「ぅあーー! なんでぇー!?」
ジュライ「わかりやすい」
蘇芳「もー! 次いくよ次!」
銀「9」
ジュライ「10」
蘇芳「11」
銀「12」
ジュライ「……13」
蘇芳「ダウト! Kは全部僕が持ってるもんね~」
ジュライ「……ジョーカー」 ペラッ
蘇芳「」
824: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 09:36:24.81 ID:e61f0d1p0
蘇芳「ぅ~……じゃあババ抜き! ババ抜きしよう!」
ジュライ「……ババ抜き?」
蘇芳「知らない?」
銀「Old Maid……抜くのはジョーカー」
ジュライ「……わかった」
蘇芳「よしっ……でも三人じゃ少ないね」
銀「……黒を呼んで来る」
蘇芳「はーい」
~~~~~
黒「…………」 スッ
蘇芳「ぇっ……」
黒「…………上がりだ」 3位
銀「…………」1位
ジュライ「…………」2位
蘇芳「ぅう…………」
825: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 10:28:21.11 ID:e61f0d1p0
蘇芳「………………もー! みんな強すぎぃー!」
ジュライ「………………」
黒「蘇芳……お前はもう少しポーカーフェイスを意識しろ」
銀「わかりやすい」
蘇芳「もー! ポーカーフェイスとかむりぃー!」
黒「…………」
ジュライ「…………concentration」
蘇芳「……え?」
黒「……それなら表情は関係ないな……」
銀「日本語で神経衰弱」
蘇芳「! 神経衰弱! それ! そうしよう!」
銀「…………」
~~~~~
826: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 10:34:51.70 ID:e61f0d1p0
蘇芳「…………」
黒「…………蘇芳、お前……」
ジュライ「…………」 ポン
銀「トランプゲーム……向いてない」
蘇芳「…………」 グスッ…
828: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 11:01:13.45 ID:e61f0d1p0
次は>>807で
829: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 11:12:42.07 ID:qMbUQmTvi
銀「…………黒」 フラッ
黒「なんだ?」
蘇芳「…………黒」 ユラァ…
黒「どうした」
蘇芳「ん…………」 ズイ
黒「?」
蘇芳「だっこぉ……」 ギュ
銀「黒……黒…………」 ギュ
黒「!? どうしたんだ二人とも……?」
蘇芳「か…………」
銀「身体が熱くて……」
黒「」
ジュライ「」
831: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 11:50:24.31 ID:uwsAPXwW0
ジュライ「………………」
蘇芳「黒ぃ~……」 スリスリ
銀「黒…………」 チュ
蘇芳「んぅ…………」 スリスリ
黒「! お、お前ら……酒くs」
蘇芳「んー! 銀ばっかずるい!」 グイッ
銀「ぁっ……」
黒「!!」
蘇芳「ん…………」 チュゥー
銀「ん…………」 ペロペロ
黒「ぅ……お前ら……酔って……」
蘇芳「よってらぃよぉ……ん」
銀「黒…………」 ペロ…チュゥ
黒「(銀……強く吸い過ぎると跡が……)」
蘇芳「ん~……暑い……」 シュル…パサ…
833: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 12:49:43.24 ID:uwsAPXwW0
蘇芳「んー……すずしぃ……」 ギュ
銀「……あかくなってる……ん……」 ペロペロ
蘇芳「黒…………ん」 チュゥ
銀「黒……こっちも」 チュ
蘇芳「んっ…………」 チュ
銀「……ん…………」 チュゥ
黒「お前ら、いい加減に……!」
銀「………………」
蘇芳「………………」
黒「………………?」
銀「…………」 スヤスヤ
蘇芳「…………」 スースー
黒「………………はぁ……」
ジュライ「…………止まらない」 ボタボタボタボタボタボタボタボタ
834: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 12:50:54.78 ID:uwsAPXwW0
俺にエロはムリだとわかった
838: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/07(火) 13:26:15.69 ID:piLuNzYp0
直接的なエロさはないけどふいんき的なエロさがある
840: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/07(火) 13:43:05.19 ID:piLuNzYp0
蘇芳と銀がふたりでテレビドラマ見てたらラブシーンだらけであたふたする的な
851: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 18:25:21.05 ID:DlPyNCvvi
銀「黒」
黒「………………」
銀「黒……こっち見て」
黒「どうして俺を連れてきた……」
銀「黒に選んでもらいたいから」
黒「蘇芳でもいいだろう……」
銀「黒じゃなきゃ意味ない」
黒「…………なんで俺を連れてきt」
銀「黒、こっち見て」
黒「………………」 クルッ
銀「どっちの方g」
霧原「あなた達……こんなところでなにをしているの……?」
黒「」
銀「」 チッ
852: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 18:34:29.46 ID:DlPyNCvvi
霧原「李君……あなた……」
黒「違う……銀に連れてこられただk」
銀「黒が私の下着を選びたいって」 ギュ
黒「!?」
霧原「な…………」
銀「黒が自分の好きな下着をつけて欲しいって」
黒「銀……!?」
霧原「な……な…………」
銀「その方が興奮するって」
黒「銀!?」
霧原「な……あ、あなた達……そんなところまで……進んで…………」 ヨロッ…
銀「そう、この後も……」
黒「銀! やめろ!」 ガシッ
霧原「あうあうあう」
銀「黒……本当のことでしょ? この前もあんなに……」
853: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 18:40:55.01 ID:DlPyNCvvi
黒「銀! いい加減にしろ!」 ガシッ!
銀「……!」 ビクッ
霧原「そ、そんな……そんなところまで……あぁ……」 フラフラ
黒「…………行くぞ、銀」
銀「……わかった……」
~~~~~
黒「…………どうしてあんな嘘を吐いた」
銀「ごめんなさい……」
黒「……あんなことを言う必要は無かったはずだ」
銀「……あの人は、黒のコトが好き……だから……」
黒「えっ」
銀「え?」
855: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 18:48:21.60 ID:DlPyNCvvi
黒「………………なんのコトだ?」
銀「気付いてなかったの……?」
黒「あいつは元警官だ。追い追われる……それだけの関係だ」
銀「……違う……あの人は黒が好き……見てればわかる」
黒「………………」
銀「でも気にするコトない……黒……」 スッ
黒「銀……外でそう言うコトをしようとするのはやめろ」
銀「大丈夫……周りに人はいない……」
黒「……そういうことじゃない」
銀「……それに家だと蘇芳に邪魔さr」
蘇芳「そりゃ邪魔するよ!」
黒「!?」
銀「!!」
856: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 18:55:23.65 ID:DlPyNCvvi
蘇芳「ていうかこんなとこでなに黒を襲おうとしてんの!? 銀!」
銀「どこから……」
蘇芳「ずるいよ! 僕もしたい!」
黒「!?」
銀「…………」
蘇芳「黒…………」 ギュ
銀「黒……ん……」 ギュ
黒「……………………くっ……!」 ヒュッ
銀「あっ…………」
蘇芳「逃げた!」
銀「………………蘇芳」
蘇芳「…………銀」
がしっ!
銀・蘇芳「黒……逃がさない……!」
858: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 18:57:09.99 ID:DlPyNCvvi
>>840
867: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 20:53:27.37 ID:DlPyNCvvi
蘇芳「銀、お風呂上がったよー」
銀「…………黒、先に入って」
黒「俺は最後でいい」
銀「私はやることがあるから……入っていい」
黒「……じゃあジュライ、先に入れ」
ジュライ「もう入った」
黒「そうか……銀、時間かかるのか」
銀「うん」
黒「手伝うか?」
銀「大丈夫、先に入って」
黒「…………わかった」
869: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 21:05:47.80 ID:DlPyNCvvi
~~~~~
銀「………………」
蘇芳「銀、どうしたの? 顔赤いよ?」
銀「………………」
蘇芳「…………銀?」
銀「………………」
蘇芳「…………おっきい?」
銀「うん……あっ」
蘇芳「…………やっぱり」
銀「…………」 プイッ
蘇芳「銀?」
銀「」 プイッ
蘇芳「銀、覗きは」
銀「」 プイッ
蘇芳「ダメだって」
870: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 21:12:46.15 ID:DlPyNCvvi
銀「」 プ(ガシッ)
蘇芳「言ったよね?」 ググッ
銀「…………」 ググググググ…
蘇芳「…………」 ググググググ…
銀「…………あっ」
蘇芳「?」
銀「…………見つかった」
蘇芳「えっ」
銀「…………蘇芳のせい」
蘇芳「なっ、ぼ、僕のせい!?」
銀「蘇芳が邪魔するから……」
蘇芳「そりゃ覗きしてたら誰でも邪魔するよ!」
872: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 21:13:25.03 ID:DlPyNCvvi
ジュライ「どうしたの、蘇芳」
蘇芳「あ、ジュライ。覗きしてたら、誰でも止めるよね!」
ジュライ「…………」 チラッ
銀「…………」
ジュライ「…………覗きってなに?」
蘇芳「そっか、ジュライは知らないのか……」
銀「…………」 グッ
ジュライ「…………」 コク
蘇芳「?」
873: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 21:19:21.04 ID:DlPyNCvvi
蘇芳「いい、ジュライ。覗きはね、サイテーなんだよ」
ジュライ「」 ザクゥッ!
銀「…………」
蘇芳「卑怯で、エッチで、変態のするコトなんだよ!」
ジュライ「」 ドスッ、ザクッ、ドシュッ‼
蘇芳「絶対にそんなコトする大人になっちゃダメだからね!」
ジュライ「」 ドッ‼‼
蘇芳「わかった? ジュライ」
ジュライ「…………」
蘇芳「? ジュライ?」
ジュライ「」 パタリ
蘇芳「えっ!? じゅ、ジュライ!?」
銀「……(ジュライ、可哀想)」
875: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 21:41:34.50 ID:DlPyNCvvi
黒「銀!」 バンッ!
銀「」 ビク
蘇芳「黒!!」
黒「銀! なにかあったのか!?」 ガシッ
銀「…………?」
蘇芳「ど、どうしたの? そんなに慌てて……」
黒「観測霊をとばしただろう! 何かあったんじゃないのか!?」
銀「ぁ…………」
蘇芳「………………」
ジュライ「………………」
876: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 21:43:09.50 ID:DlPyNCvvi
銀「黒…………」 グスッ…
黒「……!?」
蘇芳「はぁ…………」
銀「ごめんなさい…………」 グスグス
黒「……危険なコトが起きたんじゃないのか?」
銀「ぅん……違う……ごめんなさい……」 グスッ、グスッ…
黒「ならいい……お前に何もなくて良かった……」 ギュ
蘇芳「ま、銀はただ覗きしてただけだけどね……観測霊使って」
銀「」
黒「………………」
877: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 21:49:06.82 ID:DlPyNCvvi
黒「…………」
銀「…………」
黒「…………蘇芳、本当か」
蘇芳「ホント」
黒「銀」
銀「…………」 コクリ
~~~~~
銀「……ん…………黒」 ピリピリ
黒「…………」
銀「……黒……まだ?」 ピリピリ
黒「あと1時間だ」
銀「…………」 ピリピリ
蘇芳「正座三時間はキツイよね……」
ジュライ「………………」
879: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/07(火) 21:49:47.24 ID:DlPyNCvvi
日付が変わる頃にまた来る
884: 忍法帖【Lv=8,xxxP】 2011/06/07(火) 22:18:05.20 ID:GqTKmwudi
ガイ探偵とキコちゃん出してほしす
890: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/07(火) 23:58:11.19 ID:G3Kj40ZOO
黒の画像くらはい
891: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/08(水) 00:29:09.81 ID:SgauEoHQi
894: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/08(水) 00:45:54.99 ID:SgauEoHQi
俺の名は凱
しがない私立探偵だ
今日もありとあらゆる事件を解決する
迷子探し、旦那の浮気調査、親探し……ホトケさんの出る事件に首を突っ込んだ事もある
そして今日もまた、奇想天外奇妙奇天烈な事件に立ち向k
キコ「ボス、邪魔ですよ。換気するんだから窓の目の前てのほほんとしないでくださいよ」
凱「はいはい」
こいつはキコ
なんの因果があってか、俺の元で助手なんぞをやっている
アニメをこよなく愛する、所謂オタクと言うヤツらしい
だか俺はそんな事で人間を判断したりしない
味がある人間ほど、大きな事を成し遂げられると思うからだ
その点、こいつは常人とは一味も二味も違う
俺の元で助手を務めるに足る人材ではある
キコ「てゆーかボス、めっちゃ臭いですよ。お風呂入ってますか?」
凱「うるへー。男なんてみんなこんなもんだっつーの」
キコ「いやどんな偏見ですかそれ、ありえないですよ」
895: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/08(水) 00:54:05.24 ID:SgauEoHQi
凱「だいたいこんな雨の日に限って出勤するヤツがあるかよ。こちとら昨日はクッソ暑い中、犬っころ探して駆けずり回ってたってのによぉ」
キコ「しょうがないですよ、昨日は新刊の発売日だったんですから。さっさと買っとかないとなくなっちゃうんですから」
凱「ったく、相変わらずだなぁ……おめーはよ」
キコ「それに雨の日だからって、依頼が来ないとは限りませんよ。案外でっかぁーいヤマが転がり込んでくるかも……」
凱「ねーよ」
キコ「いえいえ、わかんないですよ。今にもこう、どっかーんとそのドアをぶちやぶっt」
どっかーん!
凱「!?」
キコ「きゃ!?」
やれやれ、本当にドアをぶち破って来るヤツがあるかよ……
~~~~~
898: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/08(水) 01:07:59.86 ID:SgauEoHQi
完全完璧なこの俺にも、苦手なものはある
鋭い爪と牙を持ち、大きな瞳には獰猛な光を宿し、恐ろしいスピードで獲物を狩る……そう……
凱「猫…………かぁ」
今回の依頼は猫探し
この俺が唯一弱点とする四つ足のケダモノを捕獲しろと言うものだった
キコ「なんでそんなに猫が嫌いなんですかねぇ……猫ですよぬこですよニャンニャンですよ? 可愛いじゃないですか」
凱「そういう問題じゃねぇっつーの。全く女ってのは可愛いっていえば自分も可愛くなれると勘違いしてやがるから困るんだよな」
キコ「可愛いものが嫌いな女の子はいませんよーだ。だいたい、それもただの偏見じゃないですか」
凱「女の子ぉ? よく言うぜ、腐ってるくせによ」
キコ「なんなんですかさっきから。お茶ぶっかけたの、まだ怒ってるんですか? さっきから何度もあやまってるじ(^-^)/ないですか」
899: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/08(水) 01:09:11.73 ID:SgauEoHQi
訂正
完全完璧なこの俺にも、苦手なものはある
鋭い爪と牙を持ち、大きな瞳には獰猛な光を宿し、恐ろしいスピードで獲物を狩る……そう……
凱「猫…………かぁ」
今回の依頼は猫探し
この俺が唯一弱点とする四つ足のケダモノを捕獲しろと言うものだった
キコ「なんでそんなに猫が嫌いなんですかねぇ……猫ですよぬこですよニャンニャンですよ? 可愛いじゃないですか」
凱「そういう問題じゃねぇっつーの。全く女ってのは可愛いっていえば自分も可愛くなれると勘違いしてやがるから困るんだよな」
キコ「可愛いものが嫌いな女の子はいませんよーだ。だいたい、それもただの偏見じゃないですか」
凱「女の子ぉ? よく言うぜ、腐ってるくせによ」
キコ「なんなんですかさっきから。お茶ぶっかけたの、まだ怒ってるんですか? さっきから何度もあやまってるじゃないですか」
902: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/08(水) 01:15:32.47 ID:SgauEoHQi
凱「謝って済むコトじゃねーんだよ。ったく、俺の一張羅をずぶ濡れにしやがって」
キコ「くっさい身体が洗えてちょうど良かったじゃないですか」
凱「もっと年寄りを労われバカヤロー」
今日の依頼人はやたらと恰幅のいいババアだった
入り口の手前で転んだらしく、ドアをぶち破って転がり込んできたわけだ
キコ「でも、オスの三毛猫なんてそうそういないですよ言われてもどうすればいいですかね。見た目はメスと変わんないわけですし」
凱「ま、地道にやってくしかねえわな」
キコ「はぁ~……しょうがないですね、頑張りますか!」
903: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/08(水) 01:17:44.89 ID:SgauEoHQi
911: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 04:35:41.78 ID:DietXO1S0
\ さいごのガラスをぶち破れ~ /
* \ 見慣れた景色をけりだしてッ~ /*
* ( \/ /_∧ <./| /| + /\___
+ ..ヽ/ /Д`/⌒ヽ / .| / / / //
。 / /\/ ,ヘ i  ̄ > \_/ * /____//
し' \_/ i />  ̄ ̄ ̄ ̄
+ i⌒ヽ ./  ̄>__ + 。 ..|| |::
/⌒ヽ i i \( .|/ / /\ + .|| |::
* ..i | /ヽ ヽ *∠__/  ̄ + *..|| |::
ヽ ヽ| |、 \_ノ > <> * || |::
。 \| )  ̄ ./V * 。 .|| |::
____ .ノ ./⌒)∧ / ..+_____!___||___
。 / し'.ヽ ( .∨ /\________|__|
// し' / /\ + ̄:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
912: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 06:17:37.82 ID:DDb8copv0
世界が逆に回転する~
- 、 - 、
_,, -― "⌒ヽ-、 ヽ \
-=≡ ,,-" i ヽ ヽ ヽ.ヽ
-=≡ / ,,-ヽ .i i i i ii
-=≡ ./ / / i |.i | | i ii
-=≡ / ./、Д , )./ | '⌒/⌒)(_ヽ ! ! !!
-=≡ | |/ ̄∨/ ゙ -/ /-⌒) i
-=≡, ~⌒| | ⌒l/ / | | ヽ (ヽi
-=≡ー-ヽ | | | | / .| | し' ( i i
-=≡ ./ノ|) | | |_∧、_つ i | i
-=≡ (__| |.| .| / | ´Д`) .i i l
⌒ヽ -=≡ ! ヽ \ / / / / //
⌒ヽ -=≡ ヽ \ ヽ、 / / / / .'
'"⌒ヽ -=≡ \ ⌒ヽ⌒ン / _,,-'' ,,-"
ヽ ヽ、_-=≡ \ ,, -" _,, - '' - "
)__ノ⌒ -=≡ ゙ ー---- "
ー"
913: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/08(水) 07:33:08.76 ID:SgauEoHQi
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 日常を飛び越え~
/ ) \
./ /  ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄
/ / , -つ
/ / / __ノ
./ /_Λ / /
/ / ´∀`) ./ /
/ \ / /
.| へ/ /
| レ' /、二つ
| /.
/ /
/ /
/ /
/ /
/ ノ
/ /
_/ /
ノ /
⊂ -' 日常
914: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 07:47:46.93 ID:kfHa5pqFi
>>913
お前も混ざってんじゃねぇよwwww
続きお願いしまーす
943: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/08(水) 18:30:24.12 ID:J6EIrzVci
凱「つってもなぁ……いくら金積まれても猫なんて……」
キコ「まだ言ってんですかボス。いい加減腹括って下さいよ」
凱「バカおめーそんなこと言ってんじゃねぇよ……猫なんて自由気ままなもんだ。餌がありゃそっちにホイホイ行っちまうんだからな……どこ行ったかなんて検討もつかねぇよ」
キコ「んー……そうですよねぇ……またチラシでも作ります?」
凱「チラシもイイけど……なんか簡単に見つけられる方法がねーかなぁ……」
キコ「千里眼でもあればいいんですけどねぇ」
凱「そんなもん契約者って連中でも無い限り、ムr……あ、そうか!」
キコ「な、なんですかイキナリ」
凱「いやーキコ、やっぱ俺ってヤツは天才かもしんねぇ……」
キコ「なんですかさっさと言って下さいよ。ボスのそういうやたらと勿体ぶるとこ、私キライです」
凱「ふふふ……契約者っつったら、もう一つ思い浮かぶ存在があるだろーが……」
キコ「……まさか」
凱「そう……ドールだよキコ」
944: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/08(水) 18:41:46.90 ID:J6EIrzVci
キコ「…………」
凱「どうよキコ! この天才的な閃き! 尊敬しても……いいんだぜ?」
キコ「で、当てはあるんですか」
凱「え」
キコ「…………」
凱「それはその……」
キコ「はぁ……しっかりして下さいよ、マツキチ」
凱「ま、マツキチって呼ぶな! 俺の名は久良沢凱だ!」
キコ「私だって考えましたよ、ドールってヤツを使うコトぐらい。でも、私ドールにも契約者にも会ったコトないですよ」
凱「むぅ……いい考えだと思ったんだがなぁ……」
キコ「まあ、マツキチにしてはなかなかいい思いつきでしたけど、詰めが甘かったですね」
凱「マツキチって呼ぶなっつーに!」
キコ「まぁ、今回もガキ共使って地道にやるしかないですね」
凱「そうだな……キコ、ガキ共に変なコトすんじゃねぇぞ」
キコ「ボスこそ、死に急がない様にして下さいよね」
949: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/08(水) 20:42:20.82 ID:J6EIrzVci
~~~~~
凱「あ~……みっつかんねぇなぁ~……」
キコ「そうですねぇ……もうどっかで車にでも撥ねられて死んじゃってるかもしんないですね……」
凱「おいおいそりゃかんべんだぜ……今回前金ねえんだからよぉ」
キコ「わかってますよ……でもガキ共も見つけられなかったって言うし……どこ行っちゃったんですかねぇ」
凱「はぁ……」
キコ「私、もう一回聞き込み行ってきますね」
凱「あいよ~、頑張ってくれ~」
~~~~~
キコ「出てきたはイイけど、どこに行けばいいんですかねぇ~……」
……ポツ、ポツ
キコ「……げ、雨降ってきた……最悪……」
ザァアアーーーーー……
キコ「……雨宿り雨宿り……」
キコ「はぁー……ついてないなぁ……」
950: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/08(水) 20:51:38.83 ID:J6EIrzVci
キコ「最近ジメジメしてて気持ち悪いんですよね~……早く止めー! ……ん?」
銀「あ」
蘇芳「あ」
キコ「あー! 奇遇ですね二人ともー!」
銀「キコ」
蘇芳「ひ、久しぶりですね」
キコ「そんな他人行儀なー! って言うか二人とも友達だったんですね~」
蘇芳「ま、まあ」
キコ「お買い物ですか?」
銀「そう」
蘇芳「夕飯を買いに行くところなんだ」
キコ「え、ってコトは、二人とも同棲してるんですか!? 百合ktkr?」
蘇芳「ど、同棲って……」
キコ「あの……二人の愛の巣にお邪魔させてもらってもイイですか!?」
蘇芳「えっと……」
951: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/08(水) 20:56:52.14 ID:J6EIrzVci
銀「いいよ」
蘇芳「え!? い、いいの?」
キコ「あ、やっぱり迷惑ですか?」
蘇芳「そ、そんなコトは無いんだけど……」
銀「大丈夫」
キコ「やったぁー!」
~~~~~
銀「ただいま」
蘇芳「ただいま」
キコ「お邪魔しまーす」
ジュライ「おかえ……り?」
猫「おう帰ったか」
蘇芳「猫バカっ……!」
猫「腹が減ってしかt……あ」
キコ「…………い、今のって……」
952: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/08(水) 21:02:52.36 ID:J6EIrzVci
蘇芳「え、えっと……(猫のバカっ!)」
銀「…………」
ジュライ「…………」
猫「…………」
キコ「い、銀ちゃん……今、確かにこのムササビが……」
銀「…………それは」
黒「…………」 ヒョイ
キコ「えっ」
猫「(黒!? なにを……!)」
黒「腹話術です。ビックリしましたか?」 ニッコリ
キコ「え……あ、ああー!! 腹話術だったんですかー!?」
黒「はい~、上手いもんでしょう? 最近練習中で……」
蘇芳「…………」
キコ「すっごいんですねー! 全然わかりませんでしたー!」
953: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/08(水) 21:11:25.49 ID:J6EIrzVci
黒「そうですか? えへへ……ありがとうございます。 えっと……二人とも……お友達?」
銀「うん」
キコ「キコっていいます!」
黒「ああ……あなたが……銀から話は聞いてます。とっても面白い子だって」
キコ「そうですか? えへへ……」
蘇芳「…………」
黒「今日はどんなご用件で……?」
銀「私たちの家が見たいって言うから」
キコ「そうなんですー。お邪魔してもいいですか?」
黒「……はい、大丈夫ですよ」
銀「夕飯も食べて行って」
キコ「え!? そんなの迷惑じゃ……」
黒「…………大丈夫ですよ。四人も五人もたいして変わらないし……作るのはこの子達ですから」
キコ「え!? 銀ちゃん達、自分で料理できるんですか!?」
956: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/08(水) 21:20:30.12 ID:J6EIrzVci
銀「うん」
蘇芳「するよ」
キコ「わ、私も手伝ってイイですか?」
蘇芳「僕はイイけど……」 チラッ
黒「………………」
銀「大丈夫」
キコ「やった! じゃあやらせてもらいます!」
~~~~~
蘇芳「銀、ピーラーどこ?」
銀「右の引き出し、上から二番目」
蘇芳「あったあった、じゃあ、コレでジャガイモの皮剥いてください」
キコ「了解しました!」
銀「………………」
蘇芳「ん~……マヨネーズもうちょっといれた方がイイかなぁ……」
957: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/08(水) 21:29:10.38 ID:J6EIrzVci
キコ「ふんふ~ん♪」 ムキムキ
銀「……キコ、なんであんなところにいたの?」
キコ「え? ああ、猫探しですよ。依頼で、猫探さなきゃなん無いんですけど、見つかんなくって困り果ててたんですよ」
蘇芳「依頼? 探偵の?」
キコ「はい、やたらと恰幅のいいババアが事務所に転がり込んできて、見つけたら50万出すって言うんで探してるんですけど……オスの三毛猫だって言うんで、ぜんっぜん見つからないんですよー」
銀「…………そう」
キコ「あ、ジャガイモの皮、全部剥きましたよ」
蘇芳「じゃあ、そこのボールの中にいれてすりつぶしてください」
キコ「え、全部ポテトサラダにでもしちゃうんですか?」
蘇芳「うん、黒ってすっごく大食いなんだ。だから一杯作らないと」
キコ「へぇー…………あ、あの人どっかで見たと思ってたら、あのラーメン屋で見かけたですよ」
銀「ラーメン屋?」
960: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/08(水) 21:39:14.30 ID:J6EIrzVci
キコ「はい、ホウムラン軒ってトコなんですけど、ラーメン一人で20杯も30杯も食べてて、あれはかなりインパクト強かったです」
蘇芳「そうなんだ」
キコ「はい……それと……鎖骨ですね」
蘇芳「…………え?」
キコ「鎖骨ですよ鎖骨! あの微妙なエロスを醸し出す鎖骨が、忘れられなくて、夜も眠れない時期があったんです!」
銀「………………」
蘇芳「…………類友……か」
キコ「?」
~~~~~
キコ「今日はありがとうございました。なんだか長々とお邪魔しちゃって」
黒「いえいえ、この子達も楽しそうでしたから。全然気にしないでください」
キコ「ありがとうございます」
銀「キコ、また」
蘇芳「またね」
962: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/08(水) 21:44:05.27 ID:J6EIrzVci
ジュライ「………………」 フリフリ
キコ「はい、またお会いしましょう。腹話術、また見せてくださいね」
黒「あはは、機会があったら、いつでもお見せします」
キコ「では、お邪魔しましたー!」
~~~~~
キコ「はー……楽しかったですねー」
キコ「(それにあの鎖骨……ジュる…………おっと)」
キコ「(それにしても、国際色豊かな一家でしたねー。多分血は繋がってないんだろうなー)」
キコ「(ジュライ君も相変わらず可愛かったし、今日はいい日でした!)」
キコ「あ、ボスにメールしないと……このまま、か、えり、ます……っと」
キコ「はー……そういえば、猫探しの途中でしたねー……早く見つかるとイイな~」
~~~~~
963: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 21:52:56.45 ID:yQBas0mNO
マツキチの為にも銀ちゃんが代わりにみつけてやって……
964: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/08(水) 21:54:30.72 ID:J6EIrzVci
凱「おーいキコー! ちょっと来てくれ~!」
キコ「なんですかボス~。猫でも降って来ましたかー」
凱「そうなんだよ! 何故か事務所の玄関に放置されてんだ! はやくしてくれー!」
キコ「うっそでしょ!? あれだけ探しても見つからなかったのに、どうやったんですか!?」
凱「わっかんねーけどよ……チラシ見たどっかの誰かが、ワザワザ持って来てくれたんじゃね~の?」
キコ「めっちゃいい人ですねそれ……でもこの広い街でどうやって……」
凱「さぁなー。案外、親切などっかのドールが見つけてくれたのかもな」
キコ「そんなわけないでしょ。何言ってんですか、マツキヨ」
凱「マツキチ言うn……マツキヨ!?」
キコ「でも見つかって良かったですよね」
凱「……そうだな…………キコ、今から焼肉でもいくか?」
キコ「どうしたんですかイキナリ気持ち悪い」
凱「いや……お前は頑張ってくれたみたいだし……たまには、な」
キコ「あ、じゃあじゃあ、友達も誘ってイイですか?」
凱「しゃーねーなー……今回、だけだぜ?」
965: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/08(水) 21:56:33.39 ID:J6EIrzVci
おわり
>>963
時空操作系の契約者らしいですはい
あともうちょいしかないけど、まだ書くのか、スーパー画像タイムになるのか
971: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/08(水) 22:22:44.36 ID:J6EIrzVci
975: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 22:36:49.71 ID:/1FnUOzH0
ここまで見て言うのもどうかと思うけど
俺このアニメ観たことないわ
977: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 22:44:59.98 ID:ZdVe2bPR0
>>975
見ればいいじゃないですか
978: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/08(水) 22:45:40.85 ID:J6EIrzVci
980: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 22:53:15.53 ID:NJDstfVN0
気づけばもう1000付近か
大層乙であった
981: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/08(水) 22:55:54.85 ID:J6EIrzVci
993: ◆cQ3kgzhcys4F 2011/06/08(水) 23:50:11.18 ID:J6EIrzVci
DTBスレが>>1000までいくなんて
まるで夢の様だ
994: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 23:50:23.94 ID:BfTYmaKt0
1000ならバーガー主役のスピンオフ制作決定
999: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 23:52:59.90 ID:zBvV01Wg0
>>1000ならDTB映画化
1000: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 23:53:02.90 ID:ffT6zmCA0
>>1000ならDTB第3期放送決定
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