結衣「ああこれ？」

結衣「最近視力落ちちゃってさ」ｸｲ

京子「ゲームのしすぎだぞ結衣～」

結衣「む…言い返せない」ｸｲ

あかり「…」

あかり(か…かっこかわいい！)

あかり(特にメガネをｸｲてやるとこかっこかわいいいよお～///)

みたいな

ちなつ「あれ？　でも授業のとき以外は外してるんですか？」

結衣「うん。あとはゲームするときとか、本読むときとかかな」

京子「いちいちかけたり外したりすんのめんどくない？　かけっぱなしにすりゃいいのに」

あかり「あかりもそう思うなぁ」

結衣「いや……その……」

結衣「……眼鏡……変じゃない……かな……？」ｿﾜｿﾜ

あかり「……」

あかり（何この反応。かわいい）

あ～いいっすね

続けて、どうぞ

ちなつ「全然変じゃありませんよ！　すっごく似合ってますから！」

結衣「そ、そう……？」

あかり「うん！　あかりもそう思うよ！」

結衣「うーん……なら、いいんだけど……」ｿﾜｿﾜ

京子「私も結構似合ってると思うけど、本人が気になるならコンタクトにするとかさー」

結衣「え、いや……」

結衣「コンタクトは、ほら……目に入れるのがちょっと怖い……」

あかり（何この今までに見た事ないぐらいの可愛さ）

京子「じゃー、とりあえず今日は結衣眼鏡で部活な」

結衣「ほ、本当に変じゃないよな……？」ｿﾜｿﾜ

あかり「大丈夫だよ、結衣ちゃん！」

ちなつ「気にし過ぎなんですって！」

結衣「むむ……」ｿﾜｿﾜ

あかり（眼鏡気にしてずっとｿﾜｿﾜしてる結衣ちゃん可愛い）

ちなつ「じゃーんけーん」

あかり「ぽん」

　ﾁｰﾅ　ﾊﾟｰ　　ｱｯｶﾘｰﾝ　ｸﾞｰ

ちなつ「ていやっ！」ﾎﾟｺｯ

あかり「あたっ」

京子「おー、またちなつちゃんの勝ちー」

結衣「しかし、よくピコピコパンマーなんかあったな……叩いて被ってじゃんけんぽんとかあんまりやんないのに……」

京子「よーし、次は私と結衣だー！」

結衣「あ、じゃあ眼鏡外すぞ」ｽ

ちなつ「えーっ！」

あかり「何で！？」

結衣「え、や、だってほら、危ないし……」

京子「あはは、大丈夫大丈夫、多分勝っても顔面にはピコハン当てないからさー」

結衣「多分って何だ、多分って。何か怖いぞ」

京子「いっくぞー！　じゃーんけーん」

結衣「ぽん」

　ｷｮｳｺ　ﾁｮｷ　　ﾕｲ　ﾊﾟｰ

京子「せいやっ！」

結衣「なんの」ﾎﾟｺｯ

ちなつ「わー！　結衣先輩素早い！」

あかり「かっこいいー！」

結衣「防いだぐらいで大袈裟な……」

結衣「あ、眼鏡ちょっとズレた」ｸｲｯ

あかり（あっ！）

あかり（今の！　今のｸｲｯって奴！　やっぱりかっこかわいい！）

把握した適当に続ける


ちなつ「じゃーんけーん」

結衣「ぽん」

　ﾁｰﾅ　ｸﾞｰ　　ﾕｲ　ﾊﾟｰ

結衣「……」ひょい

ちなつ「……」ﾜｸﾜｸ

結衣「……いや、何で防がないの？」

ちなつ「結衣先輩になら殴られても平気です！」

結衣「……逆にやりにくいな……」ﾃｼ

ちなつ「やん♪」

結衣「……ルール的にいいのかこれ……」ｸｲ

あかり（いいなぁ……あの仕草いいなぁ……）

あかり「じゃーんけーん」

結衣「ぽん」

　ｱｯｶﾘｰﾝ　ﾊﾟｰ　　ﾕｲ　ｸﾞｰ

あかり「え、えっと……あ、えいっ！」

結衣「……」ﾎﾟｺｯ

京子「ガード余裕だったな」

ちなつ「あかりちゃん、じゃんけんの後が遅いですよね」

あかり「うう……」

結衣「まあ、こんなゲーム程度で落ち込まなくても……」

京子「というか結衣強いな」

ちなつ「反射神経抜群ですよね！」

あかり「攻撃も防ぐのも早いよね」

京子「……ハッ！？　まさかその眼鏡で何らかのパワーアップを！？」

結衣「してないぞ」

京子「怪しいな……ちょっとその眼鏡を調べさせてもらおう！」

結衣「何もないぞ。あと壊すなよ」ﾋｮｲ

あかり（ああ……いつもの結衣ちゃんに戻っちゃった……）

京子「ふむふむ……フレームとツルのつなぎ目にボタンがあって、発信機の場所を探知できるとかは無いようだ……」

ちなつ「どこのコナンですかそれ」

京子「度はどんくらい……」ｽﾁｬ

京子「うっ」ｸﾗｯ

結衣「ちょ、おまっ」

あかり「わわっ！　だ、大丈夫京子ちゃん！？」

京子「な、何か凄い変な気分になった……」ﾒｶﾞﾈﾊｽﾞｼ

結衣「度は割と強いぞ」

京子「さ、先に言ってよ……」

結衣「まさかかけるとは思わなかった」ﾒｶﾞﾈｶｲｼｭｳ

ちなつ「うーん、でも結衣先輩のかけてた眼鏡、私もかけてみたい気がします……」

結衣「いや、本当にやめといた方がいいんじゃないかな……」ｸｲ

あかり（あ、またあの仕草！）

京子「うぐー、こうやって相手の戦力を削ぎ、次なる叩いて被ってじゃんけんぽんでも勝利する作戦かー……」

結衣「お前が自滅しただけじゃないのか」

京子「くっ……こうなれば私たちも眼鏡パワーを得るしかない！」ｺﾞｿｺﾞｿ

京子「だーてーめーがーねー！」ﾃｯﾃﾚﾃｯﾃﾃｰﾃｯﾃｰ

結衣「何でもあるんだな、この部室」

ちなつ「しかも一杯ありますね、種類」

あかり「わー、これ可愛いー！」

京子「さあ、私たちも結衣に対抗して眼鏡モードにフォルムチェンジだ！」

結衣「モードなのかフォルムなのかどっちかにしろよ」

あかり「うーん……どれにしようかなぁ……」

結衣「これなんかどうかな？」

あかり「ワインレッドのフレームかぁ……よいしょっと」

あかり「どうかな？　結衣ちゃん？」

結衣「あ、ごめん。髪の色に合わせて選んだら、なんか髪と微妙にダブって眼鏡の存在感が思ったより薄く……」

あかり「そんな！？」ｱｯｶﾘｰﾝ

結衣「ご、ごめんごめん！　じゃ、じゃあ、黄色とか……シンプルに銀のフレームとかもどうかな？」

あかり「うーん……じゃあ、色々試してみようかなぁ……」


ちなつ「！？　何かあっちであかりちゃんと結衣先輩が良い感じになってる！？」

京子「じゃあ、こっちは私とちなつちゃんで良い感じに――」

ちなつ「なりません」

京子「っていうか度が強いなら本当に普段からかけてりゃいいのに」

結衣「さっきも言ったけど、ほら……」

結衣「眼鏡かけてる自分の顔が……何か、変じゃないかなって思って……」

あかり「だからそんなことないってば、遊衣ちゃん！」

ちなつ「結衣先輩はどんな姿でも結衣先輩ですよ！」

京子「そのうち、眼鏡無しの方が逆に違和感あるようになってくるぞー？」

結衣「……うん、ありがとう」ﾆｺ

あかり「で、どうかな？　あかりの眼鏡」

結衣「黄色い奴にしたんだ。可愛いね」

あかり「えへへ」

ちなつ「結衣先輩、私のはどうですか？」

結衣「淡い水色のフレームか……うん、似合ってる」

ちなつ「そ、そうですか……？」///

京子「おーい、私のはどうだー？」

結衣「何で鼻眼鏡なんだよ」

眼鏡結衣とかチーナイチコロじゃないですかー

京子「まあ冗談はさておいて、真面目に選んだのはこれ」

結衣「オレンジ色か……京子らしくていいんじゃないか」

京子「でしょ？」ﾌﾌﾌ

結衣「何故ドヤ顔」

京子「で、まあ眼鏡かけて何しようか特に考えてないんだけどどうしよう」

結衣「知るか」

京子「あ、ちょっとトイレ行ってくる」

ちなつ「あ、私も」

結衣「眼鏡かけたままでいいのか二人ともー……って、もう行っちゃったか……」

結衣「まあ……別に大きな問題があるってわけでもないか」ｸｲｯ

あかり（ほぁー……あの仕草、本当にかっこかわいいなぁ……）

結衣「……」

あかり「……」ﾎﾟﾜｰﾝ

結衣「な、なあ……あかり」

あかり「え、な、何かな？」

結衣「何か、さっきから私が眼鏡ｸｲｯってやる度に、あかりから凄い視線を感じるんだけど……」

結衣「……やっぱり、変？」

あかり「えっ！？　へ、変じゃないよ！？」

結衣「いや、別に無理に気使わなくても……」

あかり「ち、違うの！　あかりは結衣ちゃんのこと見てたのは……」

結衣「見てたのは……？」

あかり「あ、だから……その……」



あかり「その、眼鏡ｸｲｯてやるのが……かっこかわいくて……」

結衣「か……かっこかわいい……って……」

結衣「……」ｸｲｯ

あかり「！」

結衣「い、今の動作が……？」

あかり「う、うん！」

結衣「……そ、そう……？」

あかり「うん！」

結衣「そ、そっか……」

あかり「……」///

結衣「……」///

結衣「あー……その……」

あかり「え、あ、何っ！？」

結衣「……あ……ありがとう……」

あかり「あ、その……うん……」///

ちなつ「戻りましたー」

京子「いやー、眼鏡馴染んじゃって普通にかけたまま外出ちゃったよー」

結衣「あ、お、おかえり」

あかり「ふ、二人とも、おかえりー」

ちなつ「？　何か、二人とも、どこかぎこちなくないですか？」

あかり「そそ、そんなことないよっ！？」

京子「おやぁ～？　私たち二人がいない間に何があったのかなぁ～？」

結衣「変な言い方すんな」

ちなつ「あ、あかりちゃん！？　まさか結衣先輩と何かあらぬことを！？」

あかり「し、してない！　してないよ！？」

結衣「まあまあ、ちなつちゃん、落ち着いて……」

京子「仕方がない、あかりと結衣がくっついちゃうんなら私とちなつちゃんの余り組でくっつき――」

ちなつ「ません」

結衣「まったく……」ｸｲｯ

あかり「……」

あかり（やっぱり、かっこかわいいなぁ……///）

　おわれ

かわええ
いい感じにまとまったな乙

乙
眼鏡結衣ちゃんに目がねぇ

審議中

はたして>>76のギャグは>>77の眼鏡にかなうのか

審議放棄