1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 09:49:10.40 ID:cn8lWnhn0
ラムザ「ここじゃ身分を隠して暮らしてるからね」
アルマ「兄さん、嫌じゃないの?」
ラムザ「協会は異端者の兄妹を探してるだろうから、かえって都合がいいよ」
アルマ「そうじゃなくて、兄さんは私と夫婦と思われていてもいいの?」
ラムザ「え?構わないよ」
アルマ「そうなんだ・・・ふぅん」
ラムザ「なんだいニヤニヤして、僕と夫婦になれたのが嬉しいの?アルマは甘えん坊さんだね」
アルマ「ふふ、そうね、兄さん」
引用元:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1343090950/
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 10:24:12.85 ID:VIuyo+1r0
2人のシスコンが織りなすファンタジー それがFFT
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 11:16:23.15 ID:0jvfGyyK0
ラムザ アルマ
ディリータ ティータ
ウィーグラフ ミルウーダ
真言兄妹
メリアドール イズルード
まさにシスコンゲー
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 12:04:11.99 ID:BQ5uUqCwO
そのころ雷神&女騎士s
アグ「し、師匠!どうぞこの私に全剣技の極意を!」
メリ「いいえ、どうかこのメリアドールめにお授けください!」
シド「…」ボソボソ
アグ「!?」
メリ「な、何とおっしゃいましたか?」
シド「…壁を背にして、後ろから殴れ…」
アグ「…わかる?」
メリ「いいえ…でも、ちょっとやってみましょうか」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 12:18:14.27 ID:BQ5uUqCwO
メリ「じゃあ、私はこの壁に背中をつけて待ってるから、あなたは後ろ向きに歩いて来てみて」
アグ「よし…ってバカー!そんな状況実戦で有り得るかー!そして私を殺す気かー!」
メリ「」チッ
アグ「こうしよう。壁を挟んで、二人で背中合わせに立つんだ」
メリ「条件は同じというわけね。じゃあ次にお師匠様がクシャミをした時を合図に…」
シド「ぶえっくしょい!」チクショー
メリ「強甲破点突きぃぃぃ!!」
アグ「不動無明けぇぇぇん!!」
ガシャァァン! ドゴォォン!
キャアアアア×2
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 12:57:22.38 ID:BQ5uUqCwO
アグ(介護と修行の生活に疲れた。ラムザに会いたい。会ってはげましてもらいたい)ゴソゴソ
メリ「あら、お出かけ?」
アグ「あ、ああ…ちょっと街まで、新しい鎧を買いに…な」
メリ「なら私も一緒に行くわ。ちょうどヒスイの腕輪が欲しかったところなの」
アグ(あっわたし対策されてる)
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 13:26:12.80 ID:BQ5uUqCwO
アルマ「あーなーた?うふふ…」ガシ-
ラムザ「な、何言って、やめろよアルマ」
店主「おっ、今日も二人は仲がいいねぇ~」
女店員「アルマちゃんいいなぁ、優しそうな旦那さんで~」
ラムザ「えっ、あの、僕らそんなんじゃ」
アルマ「でもこの人ったら~お酒飲めなくって酒場でもミルク頼んじゃう人なんですよぉ?」
女店員「きゃー、かっわいー!」
ラムザ「」
アルマ「でも私が危ない時にはちゃんと駆け付けて来てくれて~そういう時の一生懸命な顔はほんと格好良いの!もう大好きー」ギュゥゥゥ
ラムザ「ば、ばかやめろこんなとこで」
店主「はっはっは、こりゃ二人の赤ん坊が見れる日も遠くないな!」
ガッシャァァァン!…ガランゴロンガラン…
ラムザ「えっ」
アグ「…」
メリ「あー…」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 13:55:50.83 ID:BQ5uUqCwO
ラムザ「アグリアスさんあのこれは」
アグ「…別に、私は、何とも思っていないが?」ツカツカツカ
ラムザ「待って下さいアグリアスさん、少し落ち着いて、その、歩くの速すぎませんか」
アグ「ただのオートヘイストだ。何も動揺などしていない、一切」ツカツカツカツカ
アルマ「あなたー、まってー」
メリ「アルマちゃんちょっとこっち来なさい」
アグ「細君が呼んでいるぞ、行ってやったらどうだ」ツカツカツカツカ
カエル「おっ、ラムザにアグリアスか、久しぶりだな」
ラムザ「待ってくださいよアグリアスさん!」タタタタ…プチッ…タタタタ…
カエル「グェッ」ドカーン
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 14:30:29.55 ID:BQ5uUqCwO
ムスタ「姐さんに、一体何を贈れば、喜んでもらえるのだろうか…」
ラファ「相手にもされてないんでしょ、もう諦めたら?」
ムスタ「うるせーな、お前に言われたくないよ」
ラファ「どーいう意味よ」
ラムザ「アグリアスさん、僕の話を」タタタタ
アグ「じ、実の兄妹でなんて…ふ、不潔だ。すごく退廃的だ」ツカツカツカツカ
ムスタ「ね、姐さん!?どうしよう心の準備が」スーハースーハー
ラファ「ラ、ラムザさん!?そ、その、ムスタディオとはたまたま会っただけで、別に私達付き合ってるとかじゃそのあの」
ラムザ「だから誤解ですってば!」タタタタ
アグ「わ、私に近寄るな、汚らわしいっ!」ダッ
ラムザ「アグリアスさん!」ダッ
ムスタ「スーハースーハー」
ラファ「…」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 15:11:24.61 ID:BQ5uUqCwO
ラムザ「はぁ、はぁ、見失ってしまった、なんてスピードなんだ…でも、このまま誤解されたままで終わるわけには…。…よし」
すうぅぅぅぅ…(Brave+10 speed+1 物理・魔法+1)
アグ「はぁ、はぁ、少しの間、ここに隠れて…ふぅっ…」
(剣の道を極めながらも、理解し支えてくれる男が待っていてくれればというのが、そもそも甘かったのだ。ふふ、人の夢と書いて儚いか、哀しいな…)ポロポロ
「 ア グ リ ア ス さあああああああああーーーーん ! ! ! 」
アグ「!?」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 15:35:44.96 ID:BQ5uUqCwO
ラムザ「アァ!グゥ!リィ!アァ!スゥ!さあああああーん!!」
ザワザワ…
アグ「な、何て声で叫んでるんだ、やめろ!」
ラムザ「あ、アグリアスさん、よかった…」
町人「あれ、あの男の方どっかで見たような…」ザワザワ
アグ「こ、こっちへ来いっ!」
アグ「はぁ、はぁ、じ、自分が異端者として手配されているという自覚があるのか!?し、しかも人の名前を、あんな大声で…!!」
ラムザ「すみません…。でも、どうしてもアグリアスさんと話がしたかったから…」
アグ「え…」
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 15:49:02.43 ID:BQ5uUqCwO
ラムザ「アルマとは仲も良いし、大切に思っているけど、それはあくまで妹としてであって、その…特別な感情とは違うというか」
アグ「…」ジーッ
ラムザ「アグリアスさんには誤解されたくなくて、何ていうか、その」
アグ「もういい、わかった」
ラムザ「夫婦のように周りに思われてるなら、あえて否定しないほうが町に溶け込みやすいんじゃないかって、本当にそれだけで」
アグ「…わかったと言っているだろう?」ギュッ
ラムザ「あ…」
アグ「みんなの所に帰ろう、…でも、もう少しだけこのまま…」
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 16:15:06.67 ID:BQ5uUqCwO
メリ「あっ、二人とも戻ってきたわよ」
アルマ「あなた!どこに行ってたの?心配したんだからー」
アグ「…」
ラムザ「演技ですから」
アルマ「アグリアスさん、その節は主人共々お世話になりましてー」ペコリ
アグ「…ああ、“兄妹”二人とも元気そうで何よりだ」
アルマ「あら、あなたったら、こんなに汗かいてどうなさったのー」
ラムザ「いや、走ったり叫んだりちょっとね」
アルマ「帰ったらすぐお風呂にしましょうね」
ラムザ「えっ」
アグ「」
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 16:25:38.09 ID:BQ5uUqCwO
アルマ「“いつものように”、お背中流してさしあげますわー。妻の務めですもの」
アグ「…」
ラムザ「いやあのこれは」
アグ「…天の願いを胸に刻んで、心頭滅却…」コォォォォ
ラムザ「あわわ」
メリ「くわばらくわばら…」
ムスタ「あっいた。おーーい、ラムザーー、アグ姐さーん」
アグ「聖光爆裂破ぁぁぁぁぁっ!!」
ドギャアァァァァン
「ウワァァ-」×2
シド「飯はまだかのう」
~おしまい~
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 16:31:54.48 ID:wi/2G+VP0
乙
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/24(火) 16:40:46.07 ID:f+ozPTKZ0
リア充爆裂した。
- 関連記事
-
- 2012/08/01(水) 12:00:00|
- その他
-
| トラックバック:0
-
| コメント:1
-
|
-