～結衣のマンション～

京子「ひまだー……」ｸﾞﾃﾞｰ

結衣「ナモクエでもするか？」

京子「違うんだよ……もっとこう、刺激的な遊びがしたい……」

結衣「刺激的ねぇ……」

京子「なんか、今やると面白い！　みたいな……」

京子「……！」ﾋﾟｰﾝ

京子「電車ごっこしよう！」

結衣「は？」

結衣「今時、小学生でもやらないだろ……」

京子「いいじゃんやろーよー。今やると楽しいかもしれないじゃん！」

京子「ほら！　ちょうど良くここになわとびが数本あるわけだし。結べばいい感じの長さに！」

結衣「都合よすぎるだろ……」

京子「出発しんこー！　ﾀﾞｧｼｪﾘｴｽ……ぷしゅーガコン」

結衣「……」

京子「ガタンゴトン……ガタンゴトン……」ﾄｺﾄｺ

結衣「……」ﾄｺﾄｺ

京子「……次はー……新宿三丁目、新宿三丁目です……」ﾄｺﾄｺ

結衣「……」ﾄｺﾄｺ

京子「お出口は……右側です……」ﾄｺﾄｺ

結衣「……」ﾄｺﾄｺ

京子「ごめん、もう止めよう」

結衣「ああ……」

京子「せっかくだし、なわとびを使って何か……」ｳｰﾝ

結衣「もうあきらめろって」

京子（なわとび……縄……縛り……）

京子（縛る……というとなんかHなコトが思い浮かんでしまう！）

京子（……そういえば最近、結衣としてないなぁ……）

京子（！！！）ﾋﾟｰﾝ

最近……？

京子「そうだ！　誘拐ごっこしよう！」

結衣「誘拐ごっこ？」

京子「どこにでもいるごく普通の中学生、歳納京子はある日誘拐されてしまいました！」

結衣「私が犯人かよ」

京子「誘拐犯、船見結衣は身代金100兆円を要求！」

結衣「身代金高すぎだろ」

京子「要求を受け入れなければ、歳納京子を手篭めにすると脅すのだった！」

結衣「なんだその設定……」

京子「というわけで、はい」ﾊﾞｯ

結衣「……いきなり手後ろに組んで、どうした？」

京子「どうしたって、縛らなきゃ！　せっかく誘拐した京子ちゃんが逃げちゃうよ！」

京子「そこになわとびがあるし！」ﾁｮｲﾁｮｲ

結衣「そういう事か……っていうか本当にやるのかよ！」

京子「ぐっ……結衣、ちょっとキツいって……」ｷﾞｼｷﾞｼ

結衣「結構簡単にすっぽ抜けそうだからな。とりあえず手だけにしておくか」

京子「なんだよー、結構ノリノリじゃん♪」

結衣「……思ったけど」

京子「ん？」

結衣「これは私が誘拐犯で、京子を誘拐したって事なんだろ？」

京子「そうだよ？」

結衣「誰が京子を助けに来るんだよ」

京子「……まぁそこは適当に」

結衣「いや適当にしちゃダメだろ！　ここからどうやって話広げるんだよ！」ﾋﾞｼｨ

京子「あっ……！！」ﾊﾞﾀ

結衣「……あ、ごめん、そんなに強かったか……？」

京子「やめて下さい……」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

結衣「……は？」

京子「ら、乱暴はよして……」ｳﾙｳﾙ

結衣「おい……」

京子「誘拐したのも、本当は私の体が目当てなんでしょ……？」ｷｯ

結衣「……！」ﾊｯ

結衣（そういう事か！）

結衣（これはノッておかないと、後で機嫌が悪くなるパターンだな）

結衣「……そうだよ」

京子「！」

京子（結衣のやつ、ノッてきたな！　『誘拐ごっこという名のワイルドローズ大作戦』成功！）

結衣「……さっきお前の両親から連絡が来た。100兆円は用意できないと」

京子「そ、そんな！」

結衣「というわけで残念だったな！」ｸﾞｲｯ

京子「や、やだ！　やめてっ！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

結衣「騒いだって誰も助けに来ないぞ」

京子「う……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

結衣「こんなに縛られてるんじゃ、逃げたくても逃げられないだろ？」

京子「嫌！　嫌ぁ！！」

結衣「この……///」ﾁｭｯ

京子「！！///」

京子「あぅ……///」ﾄﾛﾝ

結衣「静かにしろ。大人しくしてれば、悪いことはしない」

京子「は、はい……///」

結衣「……」ﾁｭｯﾁｭ

京子「っ……んっ……！」

結衣「……///」ﾓﾐ

京子「んぅっ……///」ﾋﾞｸ

結衣「……///」ﾓｿﾞﾓｿﾞ

京子「あっ！　そ、そこは……」

結衣「……もう濡れてるんだな」ｸﾁｭｯ

京子「だめっ！　指入れないでぇ……」

なんだただの婦婦か

結衣「乳首、こんなに立ってる……///」ｶﾘｯ

京子「ひっ！///」ﾋﾞｸｯ

結衣「縛られて感じてるの？」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

京子「あっ……んぅ……///」

結衣「変態」ﾎﾞｿｯ

京子「うあぁ……///」ｿﾞｸｿﾞｸｯ

結衣「……」ﾇｷﾞ

京子「……結衣……？」ﾊｧﾊｧ

結衣「いくぞ……！///」ｸﾞｲ

京子「！？　か、貝合わせなんて、そんな……///」

結衣「んっ……！！」ｸﾞﾁｭｯ

京子「ああっ！？」ﾋﾞｸｯ

結衣（すごい……ぐちゅぐちゅして、気持ちい……///）

京子「ゆ、結衣……もうだめっ……！！///」ﾋﾞｸﾋﾞｸｯ

結衣「京子っ……！！///」ｷｭﾝｯ


結京「っ～！！！！！！」ﾋﾞｸﾋﾞｸﾝｯ

結衣「はぁ……はぁ……」ｸﾞｯﾀﾘ

京子「あう……ゆいぃ……」

結衣「何……？」

京子「も……これほどいて……腕キツいっ……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

結衣「ああ、そうか……」ﾎﾄﾞｷﾎﾄﾞｷ

京子「痕ついちゃってる……」

結衣「結構キツく縛っちゃったからな」

京子「結衣のドS」ｼﾞﾄｰ

結衣「……///」ﾃｸﾋﾞﾍﾟﾛｯ

京子「！？///」

結衣「ごめん。痛かった？」

京子「い、いきなりっ……反則だ！　反則だぞ！！///」

結衣「な、何がだよ……///」

京子「しかもノリノリで誘拐犯やってたし！」

結衣「それは別にいいだろ！」

京子「……一緒にお風呂入ったら許す！」

結衣「……はいはい」

結衣「はー……さっぱり」

京子「えへへ……すごく良かったですよ誘拐犯さん///」

結衣「まだその設定続いてたのか」

京子「……こうして両思いだと分かった2人は、いつまでも幸せに暮らしましたとさ……」

結衣「無理やりまとめたな……」

京子「……でも、間違ってないでしょ？」ｷﾞｭｯ

結衣「……そうだな」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


おしまい

乙

読んでくれた方、ありがとうございました～
この2人はいつまでも幸せでいて欲しいですね

よし！！パート２も頼む！！

乙！！