TV「レスリング女子で金が二つです！今夜はいよいよなでしこジャパンが……」


魔梨威「なんだい、最近のテレビはどの局でもロンドンだの五輪だのって」

魔梨威「オリンピックオリンピックって、そんなにはしゃぐ程のモノかねぇ？」

手寅「え？」
丸京「は？」

苦来「マリーさん、このオリンピック一色の時になんて発言……」

魔梨威「だってアレだろ？規模のデカい運動会みたいなもんだろ？」

手寅「まぁ、物凄ーく平たく言えば…
丸京「バカのレベルに合わせて言えばそうなるな！」

　　　　　　このSSは女の子の可愛さをお楽しみ頂くため
　邪魔にならない程度の差し障りのない会話をお楽しみいただくSSです

魔梨威「あ？今バカって言ったか？」

丸京「ん？バカにバカって言うのが悪いか？」

魔梨威「お？やるか？メガネ」

丸京「メガネにメガネって言うのは別に悪口じゃないぞ」

手寅「まぁまぁ、二人とも……」


木胡桃「マリーさんのバカ！！」

魔梨威「キグ？」

木胡桃「オリンピックを運動会呼ばわりするのは、選手たちに失礼です！」
木胡桃「血のにじむような努力の末に立った舞台を運動会だなんて…！」
木胡桃「国旗を背負って戦っているアスリートたちに謝って下さい！」

苦来「せ、正論……」

丸京「適当に煽った自分が恥ずかしくなるほどの正論だ……」


魔梨威「でも、謝れって言われてもピンとこないからなぁ」

木胡桃「世界ですよ！？第一線の選手たちが、世界で一番を決めるんですよ！？」

魔梨威「そう言われてもだなぁ」

手寅「んー、マリーさんに分かりやすく言うと……『世界のテッペンを決める抗争』って感じ」

苦来「抗争って……」

手寅「マリーさんにならわかりやすいかなぁ？って」


魔梨威「……運動会呼ばわりしてすいませんでしたぁ！！」

苦来「わかりやすかったんだ」

魔梨威「だって怖いだろ！世界のテッペンだぞ？」

手寅「それは物の例えだけど」

魔梨威「物の例えでもだよ！……で、日本はどのシマでテッペン取ってるんだい？」

苦来「金メダルを取ったシマ……じゃなくて種目は、男子の体操と、女子の柔道とレスリング」

魔梨威「うんうん、それから？」

苦来「……それだけ」

魔梨威「それだけ？」

苦来「それだけ」

魔梨威「案外少ねーな！」

魔梨威「ヘッドじゃないと他の奴にナメられるだろ！」

木胡桃「ヘッドって？」

手寅「そのグループで一番強い人って意味よ」

丸京「なんつーか、発想がとことん不良だな」

魔梨威「こういう時にちゃんと力を示さないからナメられるんだよ！韓国とか中国とか！ロシアにアメｒ

　　　　　　このSSは女の子の可愛さをお楽しみ頂くため
　邪魔にならない程度の差し障りのない会話をお楽しみいただくSSです


丸京「まぁ、その国らはメダル関係なく普通に大国だからナメられてもしょうがない。一国を除いて」

苦来「一国ってどこ？韓国？」

手寅「大国ではないよね。国土面積的な意味で」

木胡桃「でもでも、日本は金じゃなくて銀メダルや銅メダルをたくさん取ってるから大丈夫です！」

苦来「二位とか三位でも十分凄いよね」

手寅「一位じゃなくても凄いよね。二位でも三位でも全然ダメじゃない」


木胡桃「体操で金メダルを取った選手は、床でも銀メダル取ったんですよ！」

魔梨威「へぇ、凄いなそいつ。体操で金、床でも銀……」

魔梨威「つまり、体操のテッペンは床も上手いって事だな！……床が上手いってなんかやらしーなオイ//」

丸京「マリーさんの発想がやらしい」

魔梨威「なっ！？べ、別にやらしい事は考えてねーよ！」

苦来「ちなみに、金メダル取ったのは中国」

魔梨威「じゃあ、中国が一番床が上手……って、やっぱりなんかやらしーなオイ//」

丸京「やっぱりマリーさんがやらしい」

魔梨威「私がやらしいってなんだよ！」

マリーさんやらしい

マリーさんはやらしい

手寅「ところで、スポーツを見るばっかりじゃなくて、やったりしないの？」

丸京「さぁ？」
苦来「さぁ？」
木胡桃「さぁ？」

魔梨威「さぁ？って、他人事かよ！」

苦来「だって私たちみんな、原作でもアニメでもスポーツやってた設定出てないし」

手寅「あ、そうだったっけ」

魔梨威「微妙な話題振るなよ！」


丸京「でもマリーさんはあるよな。スポーツに繋がりそうなもの」

魔梨威「私がスポーツ？そんなのあったか？」

手寅「あぁ！ほら、バイトの写真のくだり」(お手元のじょしらく参巻P59参照。お手元にない場合は書店へGO!)

魔梨威「あ、あれかぁ！…しかし丸京、そんなことまで覚えているなんて私に気があｒぶべらっ！」

丸京「自分の事忘れてるお前がバカなだけだ！」

魔梨威「とにかく、私は海女さんやってたから泳ぎは出来るな」

木胡桃「泳げなきゃ、海女さんなんて出来ないですもんね」

丸京「……」じーっ

魔梨威「な、なんだよ、どこ見てんだよ…//」

丸京「確かに、私よりは水泳得意そうだな。水の抵抗的に」

魔梨威「ほ、褒めるなよ…//」

手寅「多分だけど、褒めてないと思う」

苦来「水泳か……じゃあマリーさん、ドーバー海峡渡った？」

魔梨威「は？」

苦来「だから、ドーバー海峡」

丸京「いや、水泳やってた人間みんながみんなドーバー海峡は目指さないだろ」

苦来「え、目指さないの？」

魔梨威「ボ、ボーダー海峡なんか目指さねーよ！」

丸京「ドーバーな」

魔梨威「ドーダー海峡渡るとか、ナンチャンかよ！！」

丸京「だからドーバーな。あと渡ったのはウッチャンな」

手寅「ナンチャンはダンスだったもんね」

苦来「海峡も渡ってないのに、水泳が得意だなんて……」

苦来「甲子園も行ってないのに高校球児名乗るようなものよ！」くわっ！！

丸京「何その迫力」

手寅「っていうかそれ、ハードル高くない？」

木胡桃「それだとカッちゃんが高校球児名乗れないです」

苦来「あ、そっか。それは問題だ」


丸京「でもまぁ、少なくとも目指して欲しくはあるな、甲子園」

木胡桃「甲子園を目指さない高校球児……夢がありません！」

苦来「ドーバー海峡を目指さないスイマーも夢がない」

手寅「マリーさんには夢がないね」

魔梨威「あぁ！？殺すぞ！」

手寅「だからマリーさん、夢を持とう！甲子園目指そう！」

木胡桃「キグを甲子園に連れてって！」

丸京「土、持って返って来てね」

魔梨威「待て待て！何で私が甲子園目指すことになってるんだよ！」

苦来「だって旬だし」

魔梨威「確かに旬だけどさ、今から目指す意味ないだろ？第一、私が出来るのは水泳だ！」

手寅「まぁまぁ、そう言わずに。ユニフォームに身を包んだマリーさんとかカッコよさそうじゃない」

丸京「曼荼羅で汗拭いて、曼荼羅王子名乗るマリーさん……」

木胡桃「絶対カッコいいです！」

魔梨威「そ、そうかい…？じゃあ目指しちゃおっかなー！なんて」

苦来「目指すの…？それならまず、頭を丸めなきゃ！」

丸京「そう来ると思ってバリカンは用意してある」ｳﾞｨｨｨﾝ

魔梨威「なっ！？謀ったな丸京！？」

苦来「坊主じゃないのに甲子園目指せると思って！？」

丸京「そうだ、観念しろ！！」ｳﾞｨｨｨｨﾝ

魔梨威「ひいいい！！やめろおお！！！」

ｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞ……
魔梨威「ぎゃー！！！」

はらり

魔梨威「あぶねぇ、切れたのが着物で助かった……」

手寅「全裸って、助かってるの？」

木胡桃「女の子的には助かってないです」


魔梨威「いやいや、長い髪があれば裸体も隠せるだろ。ほら」

木胡桃「なるほど！メーテルみたいで女の子っぽい！胸はないけど！」

苦来「ヴィーナス誕生みたいで女の子っぽい。胸はないけど」

手寅「図らずも、マリーさんの女子力急上昇！胸はないけど！」

魔梨威「そんなに女子っぽいかい？照れるなぁ…//」


丸京「都合のいい耳は正直うらやましい」


おわり

お先に勉強させていただきました

駄文ですいませんでした

乙ー

マリーさんかわいい

乙乙
おもしろい