216: ◆axh.jP1Twpjg 2012/09/21(金) 22:06:07.16 ID:YzhxCR+d0
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奉太郎「38度9分か……」・
える「付き合ってください!」 奉太郎「はい」 ・
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奉太郎「旧交を温めよう」引用元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1347361511/
215: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) 2012/09/20(木) 21:38:43.92 ID:8ENDN9KAO
wktk
楽しみに待ってます
217: ◆axh.jP1Twpjg 2012/09/21(金) 22:07:00.03 ID:YzhxCR+d0
それはうららかな春の日の放課後。
伊原の一言から始まった。
その時はまさかそんなことになるとは、夢にも思わなかったのだ……。
古典部の部室には4人全員が集まっていた。
もっとも、集まったからといって、何か一つのことに打ち込むわけではない。
古典部はそういう部活ではなかった。
秋の文化祭には文集を出すが、それもまだまだ先のこと。
要するに一人一人が、思い思いのことをしていた。
……いや。今は正確には、俺だけが違うことをしていた。
他の三人がおしゃべりに興じる中、俺はいつも通り読書。
そんな時、伊原の一言が耳に飛び込んできた。
摩耶花「それにしてもさ。ちーちゃんの髪って綺麗よね」
218: ◆axh.jP1Twpjg 2012/09/21(金) 22:08:00.88 ID:YzhxCR+d0
俺は思わず聞き耳を立てる。
摩耶花「黒くてツヤツヤしてて。サラサラなのにフワッとしてて……」
える「そんな。……照れてしまいます」
里志「いやいや、ホントそうだよ。正に大和撫子と言うに相応しいね!
これだけ見事な髪だと、手入れはさぞかし大変なんじゃないのかい?」
千反田は少しはにかんだように言う。
える「そうですね。それなりに気を使っていますよ」
摩耶花「いいなぁ。わたしちょっとくせっ毛だから……、憧れちゃう」
える「そんな……。摩耶花さんの髪だって、可愛らしくてわたしは好きです」
摩耶花「えへへ……。ありがと、ちーちゃん」
里志「千反田さんは優しいね」
伊原が里志を睨んだ。……ような気がした。
219: ◆axh.jP1Twpjg 2012/09/21(金) 22:08:35.98 ID:YzhxCR+d0
摩耶花「ねぇねぇ、触ってもいいかな……?」
える「はい、どうぞ」
伊原が嬉しそうに千反田の後ろに回りこんだ。
摩耶花「近くで見るとますます綺麗……。手触りが気持ちいい……」
える「ひゃあ! く、くすぐったいです、摩耶花さん」
伊原は、よいではないか、よいではないか、と千反田にじゃれつく。
お前は時代劇の悪代官か。もしくは俺の姉貴か。
もっとも、千反田も本気で嫌がっているわけではない。
よくある、……かどうかは知らないが、女子同士のスキンシップなのだろう。
里志は入る隙がなくて、ちょっとつまらなそうである。
220: ◆axh.jP1Twpjg 2012/09/21(金) 22:09:27.59 ID:YzhxCR+d0
摩耶花「ハァ……。気持ちよかった……」
伊原はセクハラ……、もといスキンシップを堪能すると、自分の席に戻る。
える「髪と言えば……、わたし、折木さんの髪が気になります!」
突然千反田が、俺の方に水を向ける。
奉太郎「お、俺?」
思わず本を取り落としそうになる。
える「はい! フサフサで、モコモコしてて……。ああ、触ってみたいです……」
奉太郎「……」
こいつの趣味は、時々わからん……。
摩耶花「やめときなよ、ちーちゃん。折木の髪だよ? 何か不潔っぽいじゃない……」
不潔とは失礼な。これでも二日に1回は洗髪を欠かさないんだぞ。
里志「不潔かどうかはともかく、確かにボリューミーではあるけど、さほど面白みのない髪だと思うけどなぁ」
221: ◆axh.jP1Twpjg 2012/09/21(金) 22:10:10.55 ID:YzhxCR+d0
奉太郎「そうだぞ、千反田。別に触ったって面白いことは何もない」
だが千反田はなおも力説する。
える「皆さんはわかってないです! ……だってこんなにフサフサしてて……。モコモコで……。
可愛くて……。まるでぬいぐるみみたいです……」
摩耶花「ち、ちーちゃん……?」
千反田は恍惚とした表情を浮かべる。そんなに……。
える「ねえ、折木さん。触ってもいいでしょうか?」
奉太郎「ま、まあ、そこまで言うなら構わんが……」
千反田の表情がパァッと輝く。そんなに嬉しいことなのか……?
千反田が嬉しそうに背後に忍び寄る。
そして俺の頭に両手を置くと、手を揉むように動かし始めた。
222: ◆axh.jP1Twpjg 2012/09/21(金) 22:10:52.99 ID:YzhxCR+d0
……た、確かにちょっとくすぐったいな。
える「はぁ……。モフモフです……」
千反田のうっとりとした声が聞こえる。
える「気持ちいい……」
な、何だか居心地が悪い。
里志がニヤニヤしてこっちを見ている。
次の瞬間、何かがポフッと俺の髪に埋まる。
奉太郎「ち、千反田……?」
千反田が顔を埋めたのだ。
摩耶花「ちょ、ちーちゃん!?」
える「すぅ……、はぁ……。少し良い匂いがします……」
223: ◆axh.jP1Twpjg 2012/09/21(金) 22:11:35.97 ID:YzhxCR+d0
や、待て。それは何だか……、まずい。
俺は恥ずかしさとくすぐったさで、身をよじる。
だが千反田は、なおも息をすることをやめない。
える「すぅ……、はぁ……、すぅ……、はぁ……」
もはや伊原は唖然としていた。里志は可笑しくて仕方ないのか、笑いを噛み殺している。
奉太郎「う……、あ、ち、たんだ……」
駄目だ、これ以上は……。
俺は我慢できずに立ち上がった。
える「あ……」
奉太郎「も、もういいだろう?」
える「はい……」
そう言いながら、千反田は明らかに残念そうだった。
える「またさせてくださいね」
奉太郎「う」
勘弁してくれ……。
224: ◆axh.jP1Twpjg 2012/09/21(金) 22:12:12.96 ID:YzhxCR+d0
里志「そう言えばさ」
里志が言う。
里志「ホータローの髪、ずいぶん伸びたよね。そろそろ切った方がいいんじゃないかな」
摩耶花「確かにちょっと鬱陶しいかも。そうよ、切りなさいよ」
やっぱりそう思うか。俺も薄々は感じていた。
える「え? 切っちゃうんですか……」
こいつは……。
奉太郎「そうだな。だが姉貴がいない」
摩耶花「あんたのお姉さんが何の関係があるのよ」
里志「ホータローはね、いつもお姉さんに切ってもらってるのさ」
摩耶花「そっか、あんた昔からお姉ちゃん子だったもんね」
伊原が心外な発言をする。
225: ◆axh.jP1Twpjg 2012/09/21(金) 22:13:00.84 ID:YzhxCR+d0
摩耶花「何だったらわたしが切ってあげよっか?」
奉太郎「伊原が?」
思わず伊原の方を向く。
摩耶花「勘違いしないでよね。あんたの鬱陶しい髪を見てると、イライラするから」
さいですか。
奉太郎「お前、髪なんか切れるのか?」
その疑問には里志が答えた。
里志「摩耶花はね、こう見えてよく僕の髪を切ってくれるんだ」
へえ、それは初めて聞いた。
摩耶花「こう見えて、ってのが気になるけど……。で、どうなのよ」
そうだな、この際だから切ってもらうのもいいかも知れん。
奉太郎「じゃあお願いするか……」
226: ◆axh.jP1Twpjg 2012/09/21(金) 22:13:52.53 ID:YzhxCR+d0
里志「じゃあ決まりだね。いつにする?」
楽しそうに里志が言う。何でこいつが仕切ってるんだか。
奉太郎「土曜日の放課後はどうだ?」
摩耶花「学校が終わったら、あんたと一緒にあんたの家に行けばいいのね」
俺は頷く。
その時、うずうずしていた千反田が口を開いた。
える「わ、わたしも行きます!」
里志「ええっ?」
える「今の折木さんの髪の見納めですから……。是非立ち合わせてください!」
おい、そんな必要がどこに……。
里志「よし、決まりだね。もちろん僕もいくよ。土曜日はホータローの家で、ホータローの散髪会だ!」
奉太郎以外「おおーーー!!」
何で……、何でこんなことに……。
227: ◆axh.jP1Twpjg 2012/09/21(金) 22:14:37.86 ID:YzhxCR+d0
そして土曜日の放課後がやって来た。
俺たち四人は、揃って俺の家へ向かう。
俺はムスッとしていた。
そんな俺に千反田が声を掛けてくる。
える「ごめんなさい、折木さん。無理を言ってしまって」
奉太郎「いや……、いいんだ」
いいんだ……、もうどうでも……。
千反田はニコリと笑うと。
える「折木さんならそう言ってくれると思ってました。切る前に髪、触らせてくださいね」
こいつは……、まだ……。
俺は大きく溜め息を吐くのだった。
228: ◆axh.jP1Twpjg 2012/09/21(金) 22:15:34.17 ID:YzhxCR+d0
そうこうしてるうちに、俺の家へ到着する。
奉太郎「まあ、入れよ」
里志「お邪魔しまーす」
摩耶花「お邪魔します」
える「お邪魔します……」
リビングに三人を招き入れる。
奉太郎「とりあえず、何か飲むか?」
スポーツドリンクか麦茶くらいしかないけどな。
里志「甘い物がいいね」
摩耶花「何でもいいわよ」
える「麦茶、ありますか?」
三者三様のご希望に添った飲み物を、俺はお盆で運ぶのだった。
229: ◆axh.jP1Twpjg 2012/09/21(金) 22:16:32.01 ID:YzhxCR+d0
摩耶花「さて、と。じゃあそろそろ始める?」
里志「まずは場所の確保からだね」
える「ここでするんですか?」
奉太郎「そうだな。低いテーブルとソファをどかそう」
みんなに手伝ってもらって、場所を作る。
そこに新聞紙を敷いて、椅子を置いて、と。
奉太郎「ハサミとか、道具がいるな。持ってくる」
摩耶花「ああ、ハサミ類は持ってきたから。カットクロスとタオルだけ持ってきて」
ハサミ持参? 気合の入ったことで。
ともあれ、準備は完了した。
俺は椅子に座る。あとは……。
230: ◆axh.jP1Twpjg 2012/09/21(金) 22:17:25.86 ID:YzhxCR+d0
える「じゃ、じゃあ……」
千反田がススッと前に歩み出る。
やっぱり来るのか……。
千反田が俺の頭に腕を回してくる。
える「あぁ……、モフモフ……。素敵です……」
ま、待て、千反田。それは、何というか、色々とまずい……。
……む、胸が後頭部に当たってる。
こ、これは……。……いいかも知れん。うん、いいな。
千反田の奴、なかなかのものを持っている。
里志と伊原は苦笑している。
俺は二人に気付かれないように、後頭部に神経を集中させるのだった。
231: ◆axh.jP1Twpjg 2012/09/21(金) 22:18:09.79 ID:YzhxCR+d0
摩耶花「お別れの儀は済んだ?」
える「はい、堪能しました。しばらく会えないのは残念ですけど……。
でもこの感触を胸に、その日まで生きていけそうです」
千反田が大げさなことを言う。
奉太郎(俺は胸の感触を堪能したけどな……)
このことは絶対に知られてはならない。特に伊原には。
摩耶花「じゃあカットクロス着けるわよ」
奉太郎「ああ」
摩耶花「タオルを首筋に巻いて、っと。……さあて、どうしてくれようかしら」
伊原がハサミをチョキチョキ鳴らす。怖いからやめてくれ……。
奉太郎「お手柔らかに頼む」
摩耶花「摩耶花ちゃんに任せなさい♪」
232: ◆axh.jP1Twpjg 2012/09/21(金) 22:18:58.95 ID:YzhxCR+d0
奉太郎「そうだな……。あんまりバッサリやらないでくれ。ちょっとスッキリすればいい」
霧吹で髪に水を吹きかけられながら言う。
摩耶花「了解。少しずつ様子を見ながらやるわね」
千反田と里志が見守る中、俺の髪にハサミが入る。
千反田の、『ああ……』という、悲鳴とも溜め息とも付かない声が聞こえる。
……あんまり見られるとやりづらい。俺がやるわけではないが。
奉太郎「里志、千反田」
里志「何だい」
える「何ですか」
奉太郎「そう見つめられると……、その、落ち着かないんだが」
二人は顔を見合わせる。
里志「そう言われても、僕たちは見ていることしか出来ないしねえ」
える「そうです! わたしには折木さんの髪がどうなるか……、見届ける義務があります!」
233: ◆axh.jP1Twpjg 2012/09/21(金) 22:19:54.01 ID:YzhxCR+d0
伊原が噴き出す。
摩耶花「わたしは気にならないんだけど……。そうね、折木の後ろ側から見てたらいいんじゃない?」
その手があったか、とばかりに、二人が俺の背後へ回り込む。
結局見るのか……。
しかし伊原のハサミ捌きはなかなかのものだ。
櫛とハサミを使って器用に俺の髪を刈っていく。
こいつになら安心して任せられそうだ。
そう思うと、何だか眠くなってきた……。
………………。
……、グウ……。
234: ◆axh.jP1Twpjg 2012/09/21(金) 22:20:47.78 ID:YzhxCR+d0
………………。
……。
ん……?
眠っていたのか……。
確か俺は……。
そうだ。俺の家で髪を切っていたんだっけ。
里志「あ、起きた」
三人がこちらを向く。
ん? 伊原がそっちにいるってことは、もう終わったのか?
奉太郎「切り終わったのか?」
摩耶花「う、うん。一応ね……」
伊原の歯切れが悪い。里志と千反田は何故かニコニコしている。
235: ◆axh.jP1Twpjg 2012/09/21(金) 22:21:42.00 ID:YzhxCR+d0
奉太郎「どうかしたのか?」
里志「いやあ、よく似合ってるよホータロー。鏡を見てくるといい」
変な奴だ。まぁ出来は俺も気になる。俺は立ち上がって洗面所へ向かった。
奉太郎「なっ!」
鏡には見知らぬ少年が映っていた。
……いや、顔は確かに俺だ。これは折木奉太郎に違いない。だが……。
奉太郎「かっ、髪が……?」
俺の自慢のフサフサ髪はそこにはなく、スポーティに短く整えられていた。
俺は走ってリビングに戻る。
236: ◆axh.jP1Twpjg 2012/09/21(金) 22:22:28.02 ID:YzhxCR+d0
摩耶花「ゴメン! 折木!」
伊原が手を合わせて俺の前に立った。
摩耶花「その、あんたがうつらうつらしてて、ガクッと動いたから……。
そのときにバッサリやっちゃって……。本当にゴメン!」
奉太郎「ああ……」
俺は茫然として答えた。
里志が楽しそうに言う。
里志「まあいいじゃないか。短い髪のホータローってのもなかなかに新鮮だよ」
える「似合っていますよ、折木さん」
千反田まで……。
俺はすっかり爽やかになった髪を撫でるのだった。
237: ◆axh.jP1Twpjg 2012/09/21(金) 22:23:28.71 ID:YzhxCR+d0
里志「お邪魔しましたー!」
摩耶花「お邪魔しました……」
すっかり元気のない伊原に声を掛ける。
奉太郎「伊原、お前のせいじゃない。だからあまり落ち込むな」
摩耶花「ありがと。そう言ってくれると助かる……」
これだけじゃ駄目か。
奉太郎「まあ何だ。短い髪ってのもこれはこれでいいかも知れん。
何だか気分もスッキリしたしな!」
明るく言う。
伊原はこっちを見ると、……噴き出した。
……まあいいか。
俺は後ろを向く。
奉太郎「お前は帰らないのか?」
える「ええ、あの、わたし……」
千反田がズイッと俺に近寄る。
こ……、これは……。
大きく息を吸い込んだ千反田の口が動き始めた。
える「わたし、折木さんの短くなった髪が気になります!」
238: ◆axh.jP1Twpjg 2012/09/21(金) 22:24:31.30 ID:YzhxCR+d0
おまけ
える「うふふ」ショリショリ
奉太郎「……」
える「……ふふっ」ショリショリ
奉太郎「……千反田」
える「……何ですか?」ショリショリ
奉太郎「俺の襟足を撫でるのは止めてくれないか?」
える「いやです」ショリショリ
奉太郎「千反田」キリッ
える「わかりました……」シュン
奉太郎「もみあげも駄目だ」
える「はぁい……」ムー
239: ◆axh.jP1Twpjg 2012/09/21(金) 22:25:05.04 ID:YzhxCR+d0
奉太郎(何てことだろう……)
奉太郎(千反田が今度は俺の短い髪の虜になってしまった……)
える「……」ジー
奉太郎(俺の髪を触ろうと、虎視眈々と狙っている)
奉太郎(空気が重い)
奉太郎(誰か……、誰か来てくれ!)
里志「やあ、お二人さん」ガラッ
奉太郎「ああ、里志」ホッ
える「こんにちは、福部さん」チッ
里志「ん? どうかしたの?」
奉太郎「いや、何でもない……」
里志「そうかい?」
240: ◆axh.jP1Twpjg 2012/09/21(金) 22:25:45.30 ID:YzhxCR+d0
里志「で、どうだったのかな? ホータローの髪型の評判は」
奉太郎「朝は盛大に笑われたぞ。教師連中には受けが良かったが」
える「それはそうです。だってこんなに似合ってるんですから!」
奉太郎(こいつは……)
奉太郎「それはどうも」
摩耶花「あ、みんな」ガラッ
里志「やあ、摩耶花」
える「こんにちは、摩耶花さん」
摩耶花「折木……、この前はゴメンね」
奉太郎「まだ気にしてるのか。言ったろ、お前のせいじゃない」
摩耶花「うん……」
える(む、何だか折木さんと摩耶花さんがいい雰囲気です)
える(わたしだって……)
241: ◆axh.jP1Twpjg 2012/09/21(金) 22:26:39.93 ID:YzhxCR+d0
える「お~れっきさんっ」ギュッ
奉太郎「うわぁ! いきなり首筋に抱きつくな!」
里志・摩耶花「……」
里志「や、やあ、それにしても二人は仲が良いよね」
摩耶花「本当ね。わたしたちお邪魔かしら……」
える(フッ……)キラッ
里志「じゃあ僕たちは帰ろうかな。少し早いけど」
摩耶花「そ、そうね。そうしましょう」
奉太郎「い、いや、お前たち、待っ……」
里志・摩耶花「じゃあね~」ガラガラバタン
奉太郎「あ……」
える「……ふふふ、折木さん。これでまた二人っきりです」ゴゴゴ
奉太郎「あ……、あ……」パクパク
える「思う存分触らせてくださいねっ!」ニッコリ
242: ◆axh.jP1Twpjg 2012/09/21(金) 22:30:56.00 ID:YzhxCR+d0
お終い
この話は今までの作とは繋がりはありません
えるたそがちょっと壊れ気味…
それにしてももうちょっと面白くならないかと頭を捻る日々…
面白い話を作る能力が欲しい…
是非忌憚なきご意見お聞かせください
243: ◆axh.jP1Twpjg 2012/09/21(金) 23:01:39.69 ID:YzhxCR+d0
あと四時間で…
長かった…
244: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) 2012/09/22(土) 00:35:32.55 ID:ObrLaKtco
短髪のほうたる気になります!
245: ◆axh.jP1Twpjg 2012/09/22(土) 03:42:51.74 ID:CD54ipfe0
>>244
西屋大志版から高野音彦版になったと思いねえ
ようやく…、ようやく観ましたよ最終回
ほうたるが恋する乙女すぎて…
最後良い笑顔だった
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- 2012/09/23(日) 21:48:00|
- 氷菓
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