妹「……何？」

兄「だから愛してるよって」

妹「は？」

兄「……」

妹「そろそろ離してくれる？ウザいんだけど」

兄「お、おう……」

妹(なにこれ、いきなり「愛してる」とかマジで何今の！？)ﾄﾞｷﾄﾞｷ

みたいな

兄の部屋

兄（……やっぱり簡単にはいかねーよな）

兄「ふわぁーあ、どうしたらいいのやら」

ｺﾝｺﾝ

母『ご飯できたわよー』

兄「へーい」

兄（ま、なるようになるっしょ）

母「……ねえ兄」

兄「何～？」

母「妹ちゃんと何かあったの？」

兄「（ドキッ）と、突然なんだよ」

母「妹ちゃんにも声かけたんだけどいらないって言うから……」

兄「それで何で俺が出てくるんだよ」

母「だってさっき妹ちゃんの部屋に一緒にいたじゃない。アンタ変なことしてないでしょうね」

兄「（やべ）するわけねーだろ変態じゃあるまいし」

母「あら～？じゃあベッドの下にあった『アレ』、なんなのかしら～？」

兄「ちょっ！何勝手に見てんだクソババア！！」

兄『あ～くそ！何で勝手に掃除するかなあ！』

妹（あ、おにい……じゃなくて兄貴の声だ）

兄『今度はぜってーに見つかんねーように隠す！』

妹（お母さんにエッチな本でも見つかったのかな……）

妹（……さっきの……本気、なのかな）

兄「ベッドの下はやっぱありきたりだったか？」ｶﾞｻｺﾞｿ

ｺﾝｺﾝ

兄「！？」

妹『兄貴、いるんでしょ？開けるよ』

兄「待て！」ﾊﾞﾀﾑ!!

兄（今はマズイっつーかやばい！『アレ』を見られたらマジで死ぬ！）

妹『もーなにやってんのー？早く開けなさいよ』

妹『もしかしてエロ本かなんか隠してんのー？アハハ！』

兄「そ、そんなわけねーだろ！（ビンゴー！）」

妹『じゃあいいじゃーん、とっとと開けろよー』

兄「つーか俺の部屋に何の用だ！」

妹『……』

兄「……妹？」

妹『さっきのさ、アレ、本気なの？』

兄「い、いきなりなんだよ……」

兄（今ドアから手を離したら間違いなく俺は殺される！）

いい書き手が来てくれた
俺の役目はここまでだな

妹『５分』

兄「は？」

妹『５分だけ待っててあげるから、早く終わらせなさい』

兄「いや、意味g」

妹『さっさとしろ！！』

兄「は、ハイイィィ！」

妹（もう5分たったよね？）

妹「じゃ、今度こそ入るからね」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

兄『お、おう』

妹（な、何でこんなにドキドキするんだろ……ただ部屋に入るだけなのに……）

キイィ…

妹（お兄ちゃんの部屋、入るのどれくらいぶりかな）

兄「で、何の用だよ」ﾄﾞｷﾞﾏｷﾞ

妹（うわぁ挙動不審すぎキモイ……）

妹「さっき言ったじゃん。本気なのか、冗談なのか……それを聞きに来たの」

兄「そ、そうだったな」

シーン……

妹「いや、何か言えよ」

兄（クソ！こっちの気も知らないで！）

兄「やっぱり怒ってるよな？いきなりあんなこt」

妹「質問を質問で返すな」

兄「ｻｰｾﾝ」

兄（どっちだろうが（社会的に）殺す気だろどうせ……時間を稼ぐしかない！）

よしじゃあトランプだ

兄（俺は今天の声を聞いた！）

兄「ふ、普通に話すのもアレだしさ、トランプやりながらなんてどうだ？」

妹「はぁ～……まぁ、いいけどさ」

妹（トランプかぁ、懐かしいな）

妹「てゆうか、持ってんの？そんなん」

兄「おうよ！ほら、右の棚にドラ○もんのがあるだろ？」

妹「（何でドラ○もん？）ｷﾓｯ」ﾎﾞｿ

兄「キモイはひどいぞ！」

妹「いや、高校生にもなってドラ○もんはねーよ」

兄「昔買ってもらったやつだよ！この歳でそれを買いに行く度胸は無い！」

妹「あんなこと言ったくせに」ﾎﾞｿ

兄「申し訳ありませんでした俺がキモいだけです」

妹（ベッドの上で土下座って……）

兄「さぁーて、まずはやっぱり大富豪からだよな」

妹「はぁ？ババ抜きでしょ普通」

兄「俺は最初にこれをやらないと気合が入らんのだ！」

妹「誰も聞いてねーよ」

兄「とにかく！大富豪だ！」

妹「わかったよ、ったく（スゴイ気迫……）」

ー５分後ー

兄「負けたァー！」ﾇｶﾞｰ!

妹「うっさい近所迷惑だ」

兄「ｻｰｾﾝ」

妹「で？」

兄「ん？何だよ？」

妹「（イラッ）……なぁ～んであんなこと言ったのかと思ってねぇ～！」

兄「ヒイィィ！」

兄「落ち着け！ここで暴れたら明日が怖いぞ！」

妹「大丈夫よ～アンタが動かなければ速攻で終わるからさぁ～」ﾊﾟｷﾎﾟｷ

兄（やべぇ今マジで動けないのに！父さん早く帰ってきてくれ～！）

妹（あーもう！こんなことがしたいんじゃないのに！！）

兄「もう一回だ！もう一回お前が勝ったら言う！絶対だ！！」

兄（なんとかなってくれよ～）

妹「……ｯﾁ分かったよ、もう一回勝てばいいんでしょ？楽勝だよ」

妹（よし！もう一回勝てば本音を聞ける！）

兄（よし！これであとは勝ち続ければ持ちこたえれるはず！）

兄妹（絶対に負けない！！）

妹「とりあえずベッドから降りたら？」

兄「へ？な、何で？」

妹「やりにくくないのその姿勢？」

兄「べ、べっつに～？むしろこのほうが落ち着くしぃ～？」

妹（何か怪しい……）

兄「姿勢はいいからとっととやろうぜ？何する？」

妹「……じゃあ神経衰弱で」

兄「（ちょ！）あ、あ～うんいいぜ～もちろんオッケーさ～」

妹「（確実に何か隠してるねこれは）じゃ、始めるよ」

兄（大丈夫、見てもきっと気づかない。だってあれはただのアルバムだ）

兄「よお～しお先にどうぞ？」

妹「……？」ｽｯ　ｽｯ

兄「つ、次は俺の番だな」ｿ～

妹（お兄ちゃんのお尻の下に何かある……）

兄「次は、と」

妹（……よしっ）

ガシッ！

兄「！？」

グイッ！

兄「のわ！」

妹「（今だ！）」バッ

妹「……え？これって……」ｽｯ

兄「待て！開けるな！」

妹「……」ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ

兄（遅かった）

兄（……）ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

妹「兄貴、これh」

兄「ゴメンなさいぃ！」ｹﾞｻﾞｧ

妹「！？」

兄「実は昔から陰に隠れて写真を撮ってました！！」

兄「しかも水着姿の妹で数回抜きました！！！」

兄「反省してます！！ですからどうか命だけはぁ！」

妹「……」

兄（コロサレル、マチガイナクコロサレル）

妹「じゃあ、さっきのあれって本気だったんだ」

兄「そ、それはもう言うまでもなく」

妹「グスッ」

兄「？！」

妹「嬉しい、な」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

>>52ありがとー、書くの遅くてごめんねマジで

兄「妹、何でそんな嬉しいd妹「お兄ちゃん！」！？？」

妹「ごめんねいつも、生意気ばっかり言って……」

妹「本当は、大好きなのに、嫌いってばっかり、言ってて」ｸﾞｽｯ

兄「妹……」

>>54支援て恥ずかしいんですねされてみると(；´Д｀)

ー１０分後ー

兄「落ち着いたか？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

妹「うん……」ｽﾞﾋﾞｰ

妹「……私ね、いつも意地悪ばっかりされるから、嫌われてると思ってた」

兄「あーそれは、あれだ。好きな子にはイタズラしたくなるってやつだよ」

>>56頑張ります！

妹「ｸｽｯ」

兄「あー今笑ったろお前！」

妹「んー？なんのことー？」ｸｽｸｽ

兄「今までの仕返しかー？」

妹「何だろうね？」ｱﾊﾊ

兄「ったく……」

父『ただいまー』

母『おかえりー』

兄「あ、父さん帰ってきた」

妹（むー、うるさいのが帰ってきた……）

兄「どうした？」

妹「んーん、なんでもない」ﾆｯ

妹「それよりさ、久しぶりに一緒に寝よ！」

兄「いやまてこの歳で兄妹が添い寝はマズイだろ」

妹「いいじゃーん別にさー」

兄「ダメダメ、これは譲らんぞ」

妹「へーえ、お父さんにあの写真のこと言って上げてもいいんだけどな～？」

兄「な！それは卑怯だろ！」

妹「じゃあ一緒に寝よ！」

兄「あぁ、もう……分かったよねr父「させんぞ！」！？」

父「兄妹の仲は良いに越したことはないが一緒にねるなd母「せい！」ﾄﾞｽｯ！

母「あらやだわ、お父さんたらこんなとこで寝てたら風邪ひいちゃいますよ？」

母「さ、明日も早いんですからベッドでお休みになってくださいね♪」

兄妹（こ、こええ……）

母「アンタたちも、早く寝なさい」ﾆｺﾘ

兄妹「はーい……」

兄「……なあ、やっぱり一緒に寝るのやめないか？」

妹「今更もう遅いよ」

兄「ハア、仕方ない、か今日だけだぞ？」

妹「はーい♪（今度勝手に潜り込もーっと）」

兄妹「それじゃあ」

兄妹「おやすみなさい」




　　　　　　　　　　　　完

おつ！

ご閲覧ありがとうございました！

夜中のテンションで始めた（乗っ取った）のと、
文才がないのと合わさっていろいろ目茶苦茶ですいませんm(_ _)m
やるもんじゃありませんね慣れないことは＾＾；

７時１０分までですがご質問がありましたら受け付けます

>>69
実際に使われたら嬉しいです

そろそろお時間となります。
正直質問が来なくてホッとしておりますw

では最後にもう一度、ありがとうございました！

お疲れ様でした

乙