852: ◆Oe72InN3/k 2012/11/01(木) 23:53:08.85 ID:5F99acxl0
こんばんは。
第20話、投下致します。
引用元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1349003727/
853: ◆Oe72InN3/k 2012/11/01(木) 23:54:19.61 ID:5F99acxl0
~公園~
公園に着くとすぐ、千反田はいつもの様にベンチに腰を掛けた。
える「そろそろですかね?」
奉太郎「ああ、もうすぐ始まる筈だ」
俺はそう言い、千反田の横に腰を掛ける。
える「それにしても、ここから花火が見えるなんて」
える「随分といい場所を知っているんですね。 折木さんは」
奉太郎「教えてもらったからな」
える「……あ、福部さんですか」
奉太郎「そうだ」
それもその筈。
里志に教えて貰わなければ、俺がここから花火を見れる事等……知っている訳が無い。
854: ◆Oe72InN3/k 2012/11/01(木) 23:54:53.54 ID:5F99acxl0
奉太郎「今日は楽しかったか」
える「勿論です、楽しくない訳がありませんよ」
奉太郎「なら良かったが」
える「折木さんも楽しめたんですよね」
える「お誘いして、良かったと思っていますよ」
そう言い、千反田は俺の方に笑顔を向けてきた。
いつもなら、多分俺は視線を逸らしていたかもしれない。
だが、今日は……そんな千反田の顔を、正面から見た。
855: ◆Oe72InN3/k 2012/11/01(木) 23:55:24.12 ID:5F99acxl0
える「……?」
顔をずっと見ている俺が不思議だったのか、千反田の顔には困惑の色が浮かんでいる。
奉太郎「……なあ、千反田」
そう声を出した時だった。
空が、光る。
える「あ、始まりましたよ!」
奉太郎「……らしいな」
まあ……いいか。
今は花火を見る事にしよう。
それから何度か上がる花火を、俺は千反田と共にしばらく見ていた。
856: ◆Oe72InN3/k 2012/11/01(木) 23:55:51.98 ID:5F99acxl0
える「あの、折木さん」
奉太郎「ん、どうした」
える「……綺麗ですね」
……何だか、聞き覚えがある台詞だな。
奉太郎「……そうだな」
これはそうか、何回か見た夢……あれと、一緒だ。
だとすると、これもまた夢なのだろうか?
奉太郎「……」
俺は千反田に気付かれない様に、腕を抓って見た。
……痛い。
つまり、夢ではない。
857: ◆Oe72InN3/k 2012/11/01(木) 23:56:38.40 ID:5F99acxl0
える「去年の事は、覚えていますか?」
奉太郎「……この公園での事か」
える「ええ、そうです」
奉太郎「色々あったな……本当に色々」
える「ふふ、私もそう思っていました」
える「……ここで、大泣きしたのも覚えていますよ」
奉太郎「伊原の事を、言った時か」
える「はい、そうです」
あれは、俺が心の底から怒った事でもあった。
……懐かしい。
858: ◆Oe72InN3/k 2012/11/01(木) 23:59:07.12 ID:5F99acxl0
奉太郎「あの時は……そうだ」
奉太郎「お前は随分と泣いていたな」
える「ふふ、迷惑でしたよね」
迷惑、か。
奉太郎「……俺は、お前の事を本当に迷惑だと思った事なんて」
奉太郎「一度も無い」
える「そう言って頂けると、嬉しいです」
千反田は花火を見ながら、そう言った。
える「後は、そうですね」
える「……最初にプレゼントを貰ったのも、あそこでしたね」
859: ◆Oe72InN3/k 2012/11/01(木) 23:59:55.96 ID:5F99acxl0
奉太郎「……あれか」
える「今でも大事にしていますよ、あのぬいぐるみは」
奉太郎「知っているさ」
奉太郎「……里志や伊原の前では、絶対に出して欲しくないがな」
える「す、すいません。 よく覚えておきます」
奉太郎「……ああ、そう言えば」
える「はい?」
奉太郎「お前、俺がぬいぐるみを貸して欲しいと言ったとかなんとか、言っていたっけか」
える「あ、あの……それは、あれです」
える「そう言うしか、無かったというか……」
860: ◆Oe72InN3/k 2012/11/02(金) 00:00:49.97 ID:X/71y8+d0
奉太郎「……あれはかなり、恥ずかしかったぞ」
える「す、すいません。 今度はぬいぐるみを欲しいと言っていた、と言う事にしておきます」
奉太郎「……本気か?」
える「ふふ、冗談ですよ」
奉太郎「……千反田も、変わったな」
える「私がですか?」
奉太郎「前はそこまで、冗談を言う奴では無かった気がする」
える「……そうでしょうか、私は昔からこの様な感じですが」
奉太郎「そうなのか」
える「ええ、恐らくですが……」
861: ◆Oe72InN3/k 2012/11/02(金) 00:02:45.19 ID:X/71y8+d0
える「折木さん相手だと、気軽に冗談が言えるので、そのせいかもしれません」
える「仲良くなったのも、あるでしょうね」
える「最初の時より、今は仲が良いと思っていますので」
奉太郎「……そうか」
える「あれ、もしかしてそう思っていたのは、私だけですか?」
奉太郎「……いや」
奉太郎「俺も、そう思っている」
える「その言葉を聞けて、良かったです」
862: ◆Oe72InN3/k 2012/11/02(金) 00:04:37.90 ID:X/71y8+d0
花火は未だに上がり続けている。
俺と千反田は一度も視線を交えないまま、会話を続けた。
奉太郎「後、そうだな」
奉太郎「やはり……去年の暮れか」
える「……そうですね、あの時が一番、心に残っています」
奉太郎「全く同意見だな」
える「……」
える「私、初めてでした」
奉太郎「……何が」
そこまで言って気付く、これもまた、夢と一緒だ。
次に千反田が言う言葉……恐らく。
える「それを聞くのは、少し意地悪ですよ」
863: ◆Oe72InN3/k 2012/11/02(金) 00:05:25.78 ID:X/71y8+d0
奉太郎「はは、そうか」
える「何がおかしいんですか、もう」
千反田はそう言うと、俺の方に顔を向けた。
奉太郎「すまんすまん」
俺もまた、千反田に顔を向け、答える。
える「初めての、キスでした」
奉太郎「ああ、俺もだな」
える「……そうでしたか」
奉太郎「嬉しい事が聞けた」
える「え? は、はい……」
千反田が言おうとした事を、俺が先に言ったのだろう。
少しだけ、驚いた顔をしている千反田が面白い。
864: ◆Oe72InN3/k 2012/11/02(金) 00:08:08.88 ID:X/71y8+d0
そして……次に俺は。
奉太郎「なあ」
える「はい、なんでしょうか」
奉太郎「このままで、いいと思うか」
える「……」
千反田は押し黙る。
奉太郎「俺は」
次に、一際大きな花火があがる。
しかしそれもまた、学んでいた事であった。
俺はいつもより声を大きく、言う。
865: ◆Oe72InN3/k 2012/11/02(金) 00:08:48.38 ID:X/71y8+d0
奉太郎「このままでは絶対に、駄目だと思うんだ」
その言葉はしっかりと、千反田の耳に届いた様だ。
える「……ふふ、私も一緒ですよ」
える「折木さんと、同じ考えです」
奉太郎「そうか」
奉太郎「……ある意味では、そうだろうな」
える「ある意味、ですか?」
奉太郎「……ああ、そうだ」
奉太郎「俺の話を、聞いてくれるか」
える「はい、勿論です」
える「折木さんの言葉の意味、気になります」
千反田はそう言うと、静かに笑いながら、俺の顔を覗き込む。
866: ◆Oe72InN3/k 2012/11/02(金) 00:09:33.86 ID:X/71y8+d0
奉太郎「千反田は……俺の事を、どう思っている?」
える「え、そ、それは……」
奉太郎「ああ、いや。 すまん」
奉太郎「言い方が悪かったな」
奉太郎「俺と言う人間を、どう思う?」
える「……それはまた、難しい質問ですね」
奉太郎「分からないなら、分からないでもいいさ」
える「……いえ、答えます」
える「私は、折木さんと言う人を」
える「とても身近な存在ですが、同時にとても遠い存在でもあると思っています」
える「私では思い付かない色々な事を、解決してくれたのも」
える「そして、何度も何度も私の事を助けてくれたのも」
える「それらが全部、私では出来ない事なんですよ」
867: ◆Oe72InN3/k 2012/11/02(金) 00:10:11.88 ID:X/71y8+d0
奉太郎「……そうか」
……やはり、俺が思っていた通りだった。
奉太郎「詰まる所、自分で言うのもあれだが」
奉太郎「追いかけていたんだな、千反田は……俺の事を」
える「ええ、その通りです」
奉太郎「だから昨日、立ち止まれば俺の生き方を学べると言ったのか」
える「よく、覚えていますね」
奉太郎「……それだけじゃない」
える「と、言いますと?」
奉太郎「いや、それは後で話そう」
奉太郎「とにかく、千反田は俺の事を追いかけていたって事だ」
える「ふふ、さっきもそう言いましたよ」
868: ◆Oe72InN3/k 2012/11/02(金) 00:10:46.26 ID:X/71y8+d0
奉太郎「……それはな、千反田」
奉太郎「俺も、思っていた事なんだよ」
える「折木さんも、ですか?」
える「つまり、折木さんは後ろに私が居るのを、分かっていたんですか?」
奉太郎「違う」
奉太郎「俺は……千反田の事を追いかけていたんだ」
える「……私の事を?」
奉太郎「ああ、そうだ」
奉太郎「俺とは住んでいる世界が違う、お前の事を」
奉太郎「千反田の言葉を借りると、俺に持っていない物を、千反田は沢山持っていたんだ」
奉太郎「だから……ずっと追いかけていた」
869: ◆Oe72InN3/k 2012/11/02(金) 00:11:42.09 ID:X/71y8+d0
える「そう、だったんですね」
奉太郎「可笑しな話だろ。 二人して追いかけていたら、追いつける筈が無いからな」
える「ふふ、それもそうですね」
える「ですが、折木さんは気付いてくれました」
える「私が、追いかけて居た事を」
える「普通でしたら、絶対に気付かない事に……気付いてくれたんです」
奉太郎「……いくつかヒントもあったからな、偶然だ」
える「あ、それは少し気になりますね」
える「折木さんが気付くきっかけとなったヒント、教えてください」
奉太郎「ま、最初から教えるつもりだったがな」
俺はそう言い、一度ベンチから立ち上がる。
870: ◆Oe72InN3/k 2012/11/02(金) 00:15:42.22 ID:X/71y8+d0
奉太郎「何か飲むか?」
える「では、そうですね」
える「コーヒーはどうでしょうか?」
その言葉を無視すると、俺は自分のコーヒーと千反田の紅茶を買った。
そのまま紅茶を千反田に差し出し、俺は言う。
奉太郎「冗談はもう簡便してくれ」
える「ふふ、ありがとうございます」
千反田は嬉しそうに、紅茶を受け取った。
俺は再びベンチに腰を掛け、買ったばかりのコーヒーを一口、飲み込む。
奉太郎「……ふう」
871: ◆Oe72InN3/k 2012/11/02(金) 00:17:19.65 ID:X/71y8+d0
奉太郎「それで、何だったか」
える「折木さんが気付いた理由、ですよ」
奉太郎「ああ……」
奉太郎「まずはそうだな、今年の生き雛祭りの時だった」
える「生き雛祭りですか」
奉太郎「まあ、あの時は気付かなかったけどな」
奉太郎「昨日の言葉が、全部を繋げてくれたんだ」
える「それで、その時のヒントとは?」
奉太郎「千反田の言葉、歩き終わった後のだったな」
奉太郎「俺と一緒に、歩けている気がした。 と言っただろ」
奉太郎「覚えているか?」
872: ◆Oe72InN3/k 2012/11/02(金) 00:18:21.56 ID:X/71y8+d0
える「……覚えています。 確かに私はそう言いました」
奉太郎「最初は、俺が千反田に追いつけているのかもと思った」
奉太郎「だが、あの言葉の本当の意味は、違う」
える「そうです、その逆……ですね」
える「私が、折木さんと少しの間でしたが、追いつけたと感じたので……そう言いました」
奉太郎「……そうだ」
奉太郎「昨日の夜に考えて、思い出して……気付いたんだ」
える「そうでしたか……他には、何かあるんですか?」
奉太郎「そうだな……」
奉太郎「何だったっけか、古典部で勉強をしていた時の話だ」
える「ええっと、ペン回しですか?」
873: ◆Oe72InN3/k 2012/11/02(金) 00:19:14.82 ID:X/71y8+d0
奉太郎「ああ、そうそう」
奉太郎「結局、お前はあの時ペンを回せなかったな」
える「それもしっかりと、覚えていますよ」
奉太郎「あの時も多分、思っていたんだろ?」
える「……さすがにそれは、気付かれないと思っていたのですが」
奉太郎「普段と、違う顔だったからな」
奉太郎「……すぐに分かるさ、そのくらい」
える「あの時、私が思っていた事は」
える「どんなに些細な事でも、折木さんと同じ目線に居たかった、と言えば正しいですね」
奉太郎「それで、あんな悲しい顔をしていたのか」
える「……そんなに普段と違いました?」
874: ◆Oe72InN3/k 2012/11/02(金) 00:20:26.47 ID:X/71y8+d0
奉太郎「まあ、結構」
える「折木さんを騙すのには、苦労しそうですね……」
奉太郎「……逆を言えば、千反田に騙されるのは苦労しそうだ」
える「えっと、馬鹿にしてます?」
奉太郎「いいや、褒めてる」
える「……本当にそうなら、いいのですが」
参ったな、本当にそうなのだが。
奉太郎「まあそれで、分かっただろう」
奉太郎「俺が気付けた理由を」
える「ええ、そうですね」
875: ◆Oe72InN3/k 2012/11/02(金) 00:21:29.52 ID:X/71y8+d0
える「でもやはり、凄いと思いますよ」
奉太郎「それは俺も、千反田に感じている事だ」
その時、また一段と派手に花火があがった。
俺と千反田はしばし、そんな花火に目を奪われる。
える「今日は本当にありがとうございました、折木さん」
奉太郎「別に、俺の方こそありがとうな」
そんな会話を聞いていたかの様に、花火は静かに終わりを迎える。
辺りに響いていたのは、虫達の鳴き声だけだった。
俺と千反田はまだ、ベンチに座っている。
876: ◆Oe72InN3/k 2012/11/02(金) 00:24:08.05 ID:X/71y8+d0
奉太郎「ちょっといいか、千反田」
える「はい、どうぞ」
奉太郎「追いかけあっていた二人が、気付くにはどうすればいいと思う?」
える「気付くには、ですか?」
奉太郎「……分からないか」
える「もう少しだけ、ヒントを頂ければ、分かると思います」
奉太郎「そうか、なら……」
俺はそう言い、一度息を整える。
奉太郎「今回、千反田は足を止めた」
奉太郎「大学に行くという、選択を選ぶ事によって……」
奉太郎「だが」
奉太郎「……俺は、足を止めなかった」
877: ◆Oe72InN3/k 2012/11/02(金) 00:27:32.65 ID:X/71y8+d0
える「そうですね、それは……」
える「横を見れば、良いのでは無いでしょうか」
奉太郎「……一緒だ、それも俺と同じ考えだ」
える「それは、嬉しいです」
千反田の顔が月明かりで薄っすらと見える。
そんな光景が、俺にはとても美しい物に見えていた。
奉太郎「じゃあ最後にもう一つ」
奉太郎「これは質問と言うより、俺の想いだな」
奉太郎「なんだか長くなってしまったが、俺が言いたいのは一つだ」
878: ◆Oe72InN3/k 2012/11/02(金) 00:29:10.12 ID:X/71y8+d0
奉太郎「俺は、お前の事が」
える「ちょ、ちょっと待ってください、折木さん」
奉太郎「な、なんだ」
ああくそ、変に止められたせいで恥ずかしくなってきてしまったでは無いか。
える「ええっとですね、折木さんが今から言おうとしているのは」
える「あの、去年の暮れにここで、私に言ってくれた事と同じ事ですよね」
奉太郎「ま、まあ……そうなる」
える「そ、それで……私が、断った事ですよね」
奉太郎「ああ……そうだな」
879: ◆Oe72InN3/k 2012/11/02(金) 00:29:43.84 ID:X/71y8+d0
恐らく、確認の為に千反田はそう質問したのだろう。
そんな事をせずとも、分かるだろうに。
……もしかすると、千反田も意外と用心深いのかもしれない。
える「では……ですね、今回は私から言わせて貰えませんか」
奉太郎「ち、千反田からか」
える「え、ええ」
奉太郎「まあ……別に、構わんが」
そう言いながらも、千反田の方を向けなかった。
……かなり、恥ずかしい。
880: ◆Oe72InN3/k 2012/11/02(金) 00:30:39.54 ID:X/71y8+d0
える「では」
そう言い、千反田は短く咳払いをする。
その瞬間、空気が変わるのを俺は感じた。
そんな空気に圧倒され、千反田の方に顔を向ける。
俺は不思議と、その時……落ち着いた気分となっていた。
える「私は、千反田えるは」
える「折木さんの事が、好きです」
える「もし、良ければ私と……お付き合いしてください」
千反田の告白は、とても単純な物であった。
しかしそれは、どんな告白よりも……嬉しかった。
881: ◆Oe72InN3/k 2012/11/02(金) 00:31:21.14 ID:X/71y8+d0
俺はそのまま、千反田の肩を掴む。
そして顔を近づけ。
千反田に、返事代わりのキスをした。
千反田は一瞬だけ体を強張らせていたが、それもすぐに無くなる。
キス自体は多分、そんな長くは無かったと思う。
それから何分か、もしかすると何時間か。
一緒に、ベンチで夜景を眺めていた。
882: ◆Oe72InN3/k 2012/11/02(金) 00:31:48.83 ID:X/71y8+d0
夏のある日。
少しだけ夜風が涼しい、祭りの終わり。
俺は、薔薇色への道を選んだ。
そういえば、一つ気になる事があったな……
千反田は、どこの大学に行くのだろうか?
……いや、そんな事、今はどうでもいいな。
今は千反田と、ゆっくり話して居たい。
第20話
おわり
第2章
おわり
883: ◆Oe72InN3/k 2012/11/02(金) 00:32:39.02 ID:X/71y8+d0
以上で第20話、第2章、終わりとなります。
乙ありがとうございました。
次回から3章となりますが、少しだけ間が空いてしまうかもしれません……恐らく。
885: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) 2012/11/02(金) 00:37:12.35 ID:+NgCxlrAO
乙!!
遂に告白来た~~!!!
やっぱり奉太郎から言ってもらいたかった気もしないではないが・・・
まあ、前回の告白の返事だと思えばいいだろう!
なにはともあれ、これから付き合う二人が見れるというのは、喜ばしいじゃないか!!
奉えるに乾杯!
887: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) 2012/11/02(金) 01:24:06.29 ID:16LCwBVT0
乙です。
やっとですね。難題が山積しているような気もしますが。
お疲れ様でした。
890: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) 2012/11/02(金) 18:49:39.10 ID:r5zWwx1y0
乙です。
これからシリアスに持っていくのかハッピーエンドなのか・・・
第三章期待してます!
893: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/11/03(土) 01:44:22.56 ID:+12HMI1c0
乙!
付き合って嬉しい反面、終わりが着実に近づいているのが悲しい
895: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) 2012/11/05(月) 01:37:07.61 ID:QvZgNsvAO
>>893
何言ってんだよ!付き合うのがゴールじゃないだろ
ほうたるとえるが70歳位まで生きると仮定したら、EDはまだまだ先じゃないか
少なくとも高校編、大学編、社会人編、結婚編、出産編、子育て編、子が神山高校入学編、子供が古典部入部編……etc
ここらへんまではやってくれるはず
そしたらアニメも2期始まるんじゃないか?
897: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) 2012/11/05(月) 12:43:38.27 ID:aD0KJSiAO
>>895
長えな(笑)
でも、講演会で高校卒業後の可能性も0ではないと示唆ではないといってたな
まあ、0ではないというだけだが・・・
898: ◆Oe72InN3/k 2012/11/05(月) 12:50:40.46 ID:mcDBbxS60
次 回 予 告 ! !
夏が終わり、季節は秋に移り変わる。
奉太郎「そうか、それがお前の選択か」
高校生活もいよいよ終わりを迎えようとしている。
里志「大丈夫だよ、心配いらない」
それが終わった時、残るものとは。
摩耶花「……あんた、また!」
奉太郎が選ぶ選択とは。
える「それでは、ここが私達のお別れの場所ですね」
何を学び、何を選ぶか。
古典部の最後の物語が、今始まる。
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- 2012/11/09(金) 21:46:52|
- 氷菓
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