329: ◆Oe72InN3/k 2012/12/19(水) 17:21:34.10 ID:cVj44lIb0
>>328
ひい
それでは第32話、投下致します。
引用元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1352561755/
330: ◆Oe72InN3/k 2012/12/19(水) 17:22:17.29 ID:cVj44lIb0
える「それでは」
える「今年一年、お疲れ様でした」
える「古典部として活動する時間も大分少なくなって来ましたが……」
える「最後まで、頑張りましょう!」
里志「いいね、やっぱりこういうのは千反田さんに任せるべきだ」
千反田のスピーチで、里志曰く「忘年会」
俺からすれば、ただの集まり……が始まる。
える「ふふ、ありがとうございます」
331: ◆Oe72InN3/k 2012/12/19(水) 17:22:51.37 ID:cVj44lIb0
それにしても、改めて思うが……もう今年も終わりか。
……思えば早かった。
里志の言葉は、概ね正しいのかもしれない。
終わってしまえば、過去の事なんてあっという間だと。
千反田との事も、考えねばならない。
何か良い、最善の策はある筈だ。
今まで何度も考えてきて、色々な問題に答えを出してきたんだ。
きっと、今回の事も考えさえすればどうにかなるだろう。
しかし、その反面……それは俺の希望なんじゃないかとも思う。
……もし、もし何も答えが出なくて、どうしようも無くなってしまったら。
せめて千反田との約束だけは果たそう。
別れる時に、悲しまないという約束だけは。
332: ◆Oe72InN3/k 2012/12/19(水) 17:23:30.71 ID:cVj44lIb0
里志「ホータロー?」
奉太郎「ん、何だ」
里志「中々に神妙な面持ちをしていたからね」
里志「まあ、無理も無いとは思うけど」
そう言う里志は苦笑いをしていた。
奉太郎「そうだな……」
里志「僕に出来る事なら手伝うからさ、何かあったら言ってね」
里志に何か出来る事……か。
そう言えば、何か忘れている気がする。
ええっと、確か……
333: ◆Oe72InN3/k 2012/12/19(水) 17:24:16.42 ID:cVj44lIb0
える「折木さん、現場検証をしましょう!」
ああ、そうだった。
千反田のチョコの謎があったのか。
里志「現場検証? 面白そうな話だね」
奉太郎「そうだな、里志や伊原にも話しておくか」
すると俺の言葉が聞こえたのか、伊原も近くに寄ってきた。
摩耶花「何? またちーちゃんの気になる事?」
奉太郎「ああ、その通りだ」
奉太郎「えっとだな……」
334: ◆Oe72InN3/k 2012/12/19(水) 17:24:42.77 ID:cVj44lIb0
里志「なるほど、千反田さんのチョコが消えたって事だね」
摩耶花「でも、その話を聞く限りだと……」
奉太郎「そうだ、千反田の母親にしか出来なかったんだ」
える「ですが、母は知らないと……」
里志「ううん、確かにそれは妙だね」
奉太郎「ああ、だから現場検証って訳だ」
そう言い、俺は立ち上がり、そのままの足でテーブルの近くに行った。
上に並んでいるのは簡単なお菓子や飲み物。
その殆どは、千反田の家に来る途中買った物だった。
その内の一つの皿を手に取り、千反田に問い掛ける。
335: ◆Oe72InN3/k 2012/12/19(水) 17:25:25.65 ID:cVj44lIb0
奉太郎「千反田、これは?」
える「え? ええっと、それはお菓子ですよ、折木さん」
奉太郎「そうだな」
それを聞き、俺はその皿をテーブルへと置き直す。
次に違う皿、これは冷蔵庫に入っていたのか少しだけ冷えていた。
その皿を持ち、千反田に再度聞く。
奉太郎「じゃあ、こっちは?」
える「あの、もしかしてお菓子の種類ですか?」
える「それならば、そちらはマドレーヌですね」
奉太郎「……そうか」
336: ◆Oe72InN3/k 2012/12/19(水) 17:25:52.36 ID:cVj44lIb0
奉太郎「皿の大きさに比べて、乗っている数が足りない気がするんだが」
える「あ、ええっとですね……」
える「最初は、私と両親で食べようと思っていたんです」
える「ですが、皆さんが来ると聞いたので……」
奉太郎「なるほど、それで皿に移したって事だな」
える「いえ、そのお皿には元々乗せていました」
奉太郎「ああ、そうか」
一つだけ気になる事があるが……どうした物か。
337: ◆Oe72InN3/k 2012/12/19(水) 17:26:35.45 ID:cVj44lIb0
ん、待てよ。
奉太郎「これ、一つ貰うぞ」
える「ええ、どうぞ」
俺はその言葉を聞き、マドレーヌを一つ口に運ぶ。
える「ふふ、おいしいですか?」
奉太郎「ああ」
とにかく、これで先程の疑問は解けた。
後は、一連の事を繋げるだけなんだが……まだ足りない事もあるな。
里志「ホータロー、まさかマドレーヌが食べたかったってだけじゃないよね」
奉太郎「何だ、里志も欲しいのか」
摩耶花「ちょっと、冗談は良いけど、何が何だか分からないんだけど」
338: ◆Oe72InN3/k 2012/12/19(水) 17:27:09.33 ID:cVj44lIb0
……あまり伊原を怒らせない方がいいだろうな。
奉太郎「じゃあ、そうだな」
奉太郎「場所を変えるか」
奉太郎「千反田、そのチョコが置いてあった場所に案内してくれるか」
える「ええ、分かりました! いよいよですね」
える「では、台所にまだあると思うので、行きましょうか」
339: ◆Oe72InN3/k 2012/12/19(水) 17:28:43.22 ID:cVj44lIb0
~台所~
える「良かったです、まだありました」
そう言い、千反田はチョコが入っていたと思われる箱を指差す。
奉太郎「なるほど、確かに一つも残ってないな」
箱には20個程入っていたのだろう、だが中には一つも残されていない。
摩耶花「あれ、こっちの箱は?」
伊原が指差すのは、隅に置いてある箱だった。
見た目的には確かに、お菓子の箱みたいだが。
える「それは、先程のマドレーヌが入っていた箱です」
里志「なら、関係は無さそうだね」
確かに……一つ一つ見ると、関係は無いように見える。
340: ◆Oe72InN3/k 2012/12/19(水) 17:29:29.24 ID:cVj44lIb0
奉太郎「ふむ」
俺は一度、考えを整理する為に廊下に出る。
台所の方からは、微かに三人の話し声が聞こえていた。
奉太郎「さてと」
廊下は冷たく、少しの風が吹き込んでいる。
しかしなんとなく、こっちの方が集中できる気がした。
奉太郎「……まず」
考えるべき事を纏めよう。
千反田のチョコを隠したのは誰なのか?
何故、そんな事をしたのか?
そしてまだ、そのチョコはあるのか?
今まで見た事を繋げれば、答えは出る筈だ。
しばし俺は、集中して考えた。
341: ◆Oe72InN3/k 2012/12/19(水) 17:30:23.58 ID:cVj44lIb0
台所に繋がるドアを開ける。
すると、すぐに三人の視線が俺の方に向いた。
奉太郎「何だ、何か顔に付いてるか」
里志「敢えて言うなら、目と鼻と口、眉毛って所かな」
摩耶花「そうじゃなくって、何か分かったの? 折木」
奉太郎「……まあ、一応はな」
える「本当ですか!」
やはり、最初に反応を見せたのは千反田であった。
里志「さすが、ではご説明願うよ」
奉太郎「ああ」
特に焦らす必要も無いし、俺はそのまま説明に入る事にする。
342: ◆Oe72InN3/k 2012/12/19(水) 17:30:50.49 ID:cVj44lIb0
奉太郎「まず、そうだな」
奉太郎「誰が千反田のチョコを隠したかって所からか」
里志「悪く言うなら、犯人って所だね」
奉太郎「そう言う事だな」
える「それで、犯人は?」
奉太郎「これはまあ……全員予想が付いているだろ」
摩耶花「って事は、ちーちゃんのお母さん?」
伊原の問いに、頷く。
奉太郎「そうだ、もし母親以外だったらそれこそオカルトになるな」
里志「はは、それも中々に面白そうだけどね」
奉太郎「俺も別に嫌いって訳じゃないが、今は省くぞ」
343: ◆Oe72InN3/k 2012/12/19(水) 17:33:01.56 ID:cVj44lIb0
える「やはり、そうでしたか……」
える「でも……何故、母はチョコを隠したのでしょうか?」
奉太郎「それは少し、長い説明になるが」
奉太郎「どこから説明するか……」
奉太郎「ああ、その前に千反田に一つ聞くことがある」
奉太郎「聞くと言うよりは、頼み事だな」
える「私にですか? 何でしょうか」
奉太郎「今日のチョコの一連の流れを再現してくれるか」
える「分かりました、では」
その言葉を聞き、里志と伊原は場所を空ける。
344: ◆Oe72InN3/k 2012/12/19(水) 17:34:42.87 ID:cVj44lIb0
える「まず、この場所でチョコを食べていました」
千反田が指したのは、簡単なテーブルと椅子がある場所。
える「それでですね、途中で電話が鳴ったので……」
奉太郎「一度、席を離れたんだったな」
える「はい、そうです」
える「それで、戻ってきた時には既に無くなっていたんです」
奉太郎「ふむ、その後確か……親に聞いた」
える「ええ、ここにあったチョコを知らないか、と言った内容の事を聞きました」
そう言い、千反田は先程見せたチョコの箱を指差す。
奉太郎「なるほど……やはりそうか」
摩耶花「え? 別におかしい所なんて無かったと思うけど」
里志「でも、聞けば聞くほど変な話だよね」
里志「千反田さんのお母さんは、千反田さんが尋ねた事に何で答えなかったのか」
里志「やっぱり、オカルト的な何かなんじゃないかな」
345: ◆Oe72InN3/k 2012/12/19(水) 17:37:22.90 ID:cVj44lIb0
える「本当ですか、私の家にはお化けが出るのでしょうか……」
奉太郎「んな訳あるか」
奉太郎「いいか、まず千反田の癖について話す」
える「私の癖、ですか?」
奉太郎「そうだ」
奉太郎「さっきのマドレーヌ、元から皿に乗っていると言ったな」
里志「それは僕も聞いたけど、それがどうかしたのかい?」
奉太郎「手作りって訳じゃないんだろ? 千反田」
える「はい、そうです」
奉太郎「さっき伊原が箱を指したとき、それにマドレーヌが入っていたと言ってたしな」
奉太郎「つまり、千反田はわざわざ箱に入っていたマドレーヌを皿に移したって事だ」
奉太郎「それも、俺達が来るからでは無くて元からな」
346: ◆Oe72InN3/k 2012/12/19(水) 17:38:46.92 ID:cVj44lIb0
里志「え? 僕達が来るって事だから移したんじゃないのかな?」
奉太郎「違う、それだったらわざわざあんな大きな皿には乗せないだろう」
奉太郎「見た限り、丁度良さそうな皿なんていくらでもあるぞ」
里志「なるほどね、それで元から乗っていたって事が分かる訳だ」
える「で、ですがちょっと待ってください」
える「それとチョコに、どういった関係が?」
奉太郎「千反田は恐らく、そのチョコも皿に移していたんだろう」
奉太郎「それで皿に乗っていたチョコを食べていた、そこに電話が来る」
奉太郎「それで戻ってみたら……無くなっていたんだ、皿に乗っていたチョコが」
里志「……なるほどね」
347: ◆Oe72InN3/k 2012/12/19(水) 17:39:57.88 ID:cVj44lIb0
奉太郎「そして千反田はその場に居た母親に聞いた、チョコはどこにあるのか、と」
える「ですが、それなら母が答えなかった理由が……」
奉太郎「この箱を指差して、言ったんだ」
摩耶花「って事は、ちーちゃんのお母さんは箱に入っている物とお皿に乗っている物を別々に捉えたって事?」
奉太郎「そうだろうな、そう考えれば答は出る」
奉太郎「千反田、冷蔵庫を開けてみろ」
える「は、はい。 分かりました」
そう言い、千反田は冷蔵庫を開く。
里志「はは、灯台下暗しって所かな」
える「どうして気付かなかったんでしょう……」
奉太郎「まあ、千反田の母親も悪気は無かっただろうさ」
摩耶花「でも、でもさ」
348: ◆Oe72InN3/k 2012/12/19(水) 17:41:15.84 ID:cVj44lIb0
摩耶花「ちーちゃんはお菓子とか用意したのに、なんで気付かなかったの?」
摩耶花「開ければすぐに気付くよね? ここなら」
奉太郎「そうとも限らんさ」
そう言い、俺は先程まで居た部屋へと足を向ける。
当の千反田は、もう気付いている様子だった。
349: ◆Oe72InN3/k 2012/12/19(水) 17:41:44.59 ID:cVj44lIb0
~居間~
奉太郎「これだ」
俺は皿を一つ手に取る、マドレーヌが乗った皿だ。
奉太郎「まだ分かるかもな、食べてみろ」
摩耶花「……うん」
伊原は依然、納得出来なさそうな顔をしている。
渋々、と言った感じでそれを口に運んでいた。
摩耶花「……あ、冷たい」
里志「なるほど、分かったよ」
里志「千反田さん、このマドレーヌは冷蔵庫に入ってたんじゃないんだね」
350: ◆Oe72InN3/k 2012/12/19(水) 17:42:16.03 ID:cVj44lIb0
える「正しく言えば、そうですね」
摩耶花「……私も分かったかも」
奉太郎「そう、それが入っていたのは」
奉太郎「冷凍庫だ」
里志「はは、マドレーヌやケーキは冷凍保存できるからね」
里志「それで気付かなかったんだ、冷蔵庫に入ったチョコに」
える「なるほど、確かに冷蔵庫の方は見ていませんでした」
える「やはり、母が仕舞っていたんですね……」
ま、千反田の気になる事がこれで解けたなら、めでたしと言った所だろう。
里志「じゃあ、気を取り直して……って言うのもあれだけど、忘年会の続きをしようか」
351: ◆Oe72InN3/k 2012/12/19(水) 17:42:46.34 ID:cVj44lIb0
里志の言葉を受け、千反田と伊原は再び席に付き、何やら話を始めている。
……随分と切り替えが早い奴らだな。
俺はと言うと、楽しそうにしている里志達に気付かれない様、そっと部屋を出た。
いつもの……と言うのも変か、俺の家じゃあるまいし。
縁側に座り、かなり冷たくなった風を浴びていた。
352: ◆Oe72InN3/k 2012/12/19(水) 17:44:03.14 ID:cVj44lIb0
俺は一つの事を考えていた。
今日の問題みたいに、簡単に解決できない物かと。
変わらずにあいつと接していると言っても、やはり妙な距離感は感じてしまう。
千反田はどうか分からないが……
一度、里志にでも相談してみようか。
意外と頼りになるしな、あいつは。
伊原も頼りにはなるが……里志の方が、まあ気楽に言えると言う物だ。
後数日すれば、今年も終わる。
卒業式はいつだったか、3月だっけか。
って事は、後2ヶ月程度か?
それまでに答えは出せるのか、俺に。
353: ◆Oe72InN3/k 2012/12/19(水) 18:04:17.38 ID:cVj44lIb0
……にしても寒い、流石は12月か。
北海道の方が寒かったが、こっちもこっちで寒い物は寒い。
何か暖かい飲み物でも持ってくれば良かったか……
そんな事を考えていた時、ふと後ろに気配を感じる。
姿を見ずとも、なんとなく誰かは分かった。
奉太郎「千反田か」
える「凄いですね、後ろに目でもあるのでしょうか」
奉太郎「どうだろうな、気になるか?」
える「ええ、少し」
笑いながら、千反田は俺の隣に腰を掛ける。
354: ◆Oe72InN3/k 2012/12/19(水) 18:04:47.60 ID:cVj44lIb0
奉太郎「なんとなくな、分かっただけさ」
える「そうでしたか、本当に目があるのかと思いました」
俺の事を化け物とでも思っているのだろうか。
奉太郎「それで、何か用事だったか?」
俺がそう聞くと、千反田は手に持っていたコップを一つ俺に手渡す。
それは暖かい紅茶だった。
奉太郎「凄いな、テレパシーでもあるのか」
える「え? どういう事でしょうか……」
奉太郎「いや、何でもない」
二人並んで座り、紅茶を飲む。
……やはり俺の淹れたお茶より、こっちの方が数倍美味い気がする。
355: ◆Oe72InN3/k 2012/12/19(水) 18:05:14.55 ID:cVj44lIb0
える「あの、一つ良いでしょうか」
奉太郎「ん、どうした」
える「先程のチョコの件なんですが、分からない事がまだあるんです」
奉太郎「……ああ、何となく察しは付く」
奉太郎「何故、千反田の母親はそれが千反田が聞いたチョコだと分からなかったのか、だな」
える「ええ、そうです」
える「いくら私が箱を指していたと言っても、おかしくは無いでしょうか」
える「もし、私が逆の立場だったら」
える「お皿に乗っていたチョコを思い出して、これの事か聞いていたと思うんです」
奉太郎「確かに、その通りだ」
える「それなのに、何故母は言わなかったのでしょう」
356: ◆Oe72InN3/k 2012/12/19(水) 18:05:41.31 ID:cVj44lIb0
奉太郎「……真実が分かるのは千反田の母親だけだが」
奉太郎「もしかしたら、何か言わない理由があったのかもしれない」
える「言わない理由……ですか」
奉太郎「俺はお前の母親の性格とかは知らないし、考えも分からないが……」
奉太郎「何かの目的が、あったんじゃないか?」
奉太郎「それを言わない事でどうなるか、考えれば……お前になら分かるかもな」
える「それを言わない事で、何が起こるか……ですか」
える「……」
千反田は集中して考えいてる様子だった。 何もそこまで集中しなくていいだろうに。
千反田が考えている間、俺は紅茶を啜る。
357: ◆Oe72InN3/k 2012/12/19(水) 18:06:11.51 ID:cVj44lIb0
3分くらい経っただろうか、千反田の口から言葉が漏れた。
える「……もしかしたら」
える「母が言わない事で起きた事、分かったかもしれません」
奉太郎「ほう」
奉太郎「それで、起きた事とは?」
える「今日の事です」
今日の事……と言われても、どれを指しているのか分からないでは無いか。
奉太郎「えっと、今日のどの事だ」
える「全部ですよ」
358: ◆Oe72InN3/k 2012/12/19(水) 18:06:55.96 ID:cVj44lIb0
える「折木さんが推理した事、全てです」
奉太郎「俺がした事?」
奉太郎「すまん、良く意味が分からないんだが……」
える「あ、すみません」
える「実はですね」
える「良く、母とお話しているんです」
える「折木さんの事を」
千反田は恥ずかしそうに、そう言った
第32話
おわり
359: ◆Oe72InN3/k 2012/12/19(水) 18:07:22.94 ID:cVj44lIb0
以上で第32話、終わりとなります。
乙ありがとうございました。
360: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/19(水) 18:11:12.72 ID:NKqT7nGGo
よくこんなトリックとオチが思いつくな
乙
362: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/19(水) 21:07:01.67 ID:iCETZLbDO
乙
ちゃんと謎解きもあるのか…
すごいな
364: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/20(木) 01:51:21.91 ID:htwugdf10
乙です。
どうなるんでしょうか。気になります。
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