427: ◆Oe72InN3/k 2012/12/27(木) 17:49:56.87 ID://szuPu50
こんばんは。
第35話、投下致します。
引用元:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1352561755/
428: ◆Oe72InN3/k 2012/12/27(木) 17:51:09.57 ID://szuPu50
奉太郎「ええっと、明日は来れそうか? 無理なら家まで行くが」
里志「うーん、大丈夫かな。 何とか時間は作れそうだよ」
奉太郎「そうか、なら20時に公園で会おう」
そう言い、携帯を切る。
高校の時や大学の時には別に、無くても特に問題は無かったが……仕事を始めてからは俺も携帯を持つようにしていた。
気付けば、千反田と別れてからもう7年が経とうとしていた。
俺はそこまで変わっていないと思う。
里志も、伊原も。
あいつらは未だに付き合っているらしい、そろそろ結婚の話も出ているみたいだが……詳しい事はあまり知らない。
429: ◆Oe72InN3/k 2012/12/27(木) 17:51:47.49 ID://szuPu50
やはり、学生時代は呑気な物だったと今更ながら思う。
あの時も随分と時間を早く感じた物だが、仕事を始めてからそれを更に感じる様になっていた。
暑いと思えば寒くなっていて、新しい年が始まったと思えば一年が終わっている。
俺は未だに神山市に居て、里志や伊原も地元に残っていた。
あいつらとは未だに、月に1回くらいは顔を合わせている。
三人で飲みに行く時もあれば、本当に数分話しただけで別れる時もある。
社会人なんて、こんな物だろう。
明日もまた、仕事だ。
俺は疲れた体を横にし、ゆっくりと目を瞑った。
430: ◆Oe72InN3/k 2012/12/27(木) 17:54:18.19 ID://szuPu50
一日の仕事が終わり、帰路に付く。
家の近くまで来た時、スーツのポケットの中で携帯が揺れているのに気付いた。
ポケットから取り出し、携帯を見る。
ディスプレイには、見知った名前が表示されていた。
奉太郎「里志か? どうした」
里志「ああ、良かった。 やっと繋がった」
奉太郎「今帰っている所だ、それでどうした」
里志「そうかい、悪いんだけど」
里志「時間を勘違いしててさ、もう公園に着いちゃったんだよね」
高校時代はよく遅刻していたのに、社会人になってからは早く着くと来た物か。
これも、反動なのだろうか。
431: ◆Oe72InN3/k 2012/12/27(木) 17:54:47.45 ID://szuPu50
奉太郎「あー、分かった」
奉太郎「丁度家に着くところだし、鞄を置いたらそのまま行く」
里志「助かるよ、ついでに温かい飲み物とか」
言い終わらない内に電話を切る。
余計な注文を付けるな、全く。
奉太郎「くそ、着替える時間も無いな」
そう一人声を漏らし、俺はあの公園へと歩いて行った。
432: ◆Oe72InN3/k 2012/12/27(木) 17:55:31.22 ID://szuPu50
~公園~
奉太郎「よう、久しぶり」
里志「確かに、そう言われて見れば……顔を合わせるのは久しぶりかもね」
奉太郎「だな」
奉太郎「ほら、お礼を期待しておく」
俺はそう言い、途中で買っておいたコーヒーを里志に渡す。
里志「お! さすがだよホータロー」
里志「四月とは言っても、夜になるとまだ寒いから助かったよ」
433: ◆Oe72InN3/k 2012/12/27(木) 17:56:09.60 ID://szuPu50
奉太郎「早く来すぎなんだよ、お前は」
奉太郎「高校の時からそれだったら、伊原を怒らせる事も少なかっただろうな」
里志「はは、そう言われると参っちゃうね」
ベンチに腰を掛けている里志の横に、俺も同じ様に腰を掛けた。
奉太郎「それで、頼んでおいた物は?」
里志「ああ、ちゃんと持って来たよ」
里志「何で直接摩耶花に頼まないで、僕を経由するのかが分からないけどね」
奉太郎「あいつと直接話したら、何て言われるか分からんからな」
奉太郎「この年になっても怖い物は怖いんだよ」
里志「はは、それこそ直接は言えない事だ」
そう言い、里志は持っていた袋を俺に手渡す。
434: ◆Oe72InN3/k 2012/12/27(木) 17:56:49.59 ID://szuPu50
奉太郎「悪いな、伊原にも礼を言っておいてくれ」
里志「了解」
里志「あ、それでその袋なんだけど」
奉太郎「ん、使うのか?」
里志「ご名答、摩耶花が使えるから取っておいてってうるさくてさ」
奉太郎「あいつもすっかり年を取ったな……同棲ってのは大変そうで」
里志「あはは、間違いないや」
俺は袋の中にある物をポケットに仕舞い、袋を里志に返す。
里志「それじゃ、僕はそろそろ帰るよ」
奉太郎「ああ、わざわざすまんな」
里志「いいさ、それより最後にひと言いいかな」
奉太郎「ん?」
435: ◆Oe72InN3/k 2012/12/27(木) 17:57:18.43 ID://szuPu50
里志「期待しているよ、ホータロー」
里志はそう、高校時代俺によく言っていた言葉を使った。
奉太郎「さいで」
俺は素っ気無くそう返し、里志に片手を挙げる。
それを見た里志は、ゆっくりと公園から出て行った。
俺は一度ベンチを離れ、神山市を一望できる場所へと移る。
にしても、あいつのせいで随分と時間が余ってしまった。
全く、余計な事をしてくれる奴だ。
前より少しだけ暖かくなった夜風を浴びて、俺は心の中で愚痴を吐いた。
436: ◆Oe72InN3/k 2012/12/27(木) 17:57:46.78 ID://szuPu50
その時、ふと背後に気配を感じる。
ああ……これはあれか。
前言撤回と言う奴だろう。
奉太郎「早かったな」
俺は振り向かず、そう言った。
437: ◆Oe72InN3/k 2012/12/27(木) 17:58:51.86 ID://szuPu50
~7年前・卒業式の日~
屋上から、千反田の後姿を見ていた。
俺は気付き、千反田に小さな声で礼を言った。
ありがとうと、気付かせてくれてありがとうと。
もし、この光景を見ていなかったら俺は一生気付かなかったのかもしれない。
それを気付かせてくれたのは、やはりあいつだった。
あの日、一年前の冬の日。
俺は「さようなら」と言って離れて行く千反田に声を掛ける事が出来なかった。
438: ◆Oe72InN3/k 2012/12/27(木) 17:59:41.47 ID://szuPu50
何故、と言われると俺にも分からないが……恐らく、省エネの結果だろう。
我ながら、笑えてきてしまう。
だが、そんな省エネ主義を俺は最後まで捨てられなかった。
あの日も、そして今も。
あの時から違うとすれば、そうだ。
今、千反田に声を掛けずに後悔するのと、声を掛けてこの気持ちをどうにかする事と、どちらが結果的に省エネになるか……そう考えている事だろう。
俺が出した答えは、後者だ。
今ならまだ、間に合う。
幸い千反田はいつもよりゆっくりと歩いている。
なら、俺が急げばまだ……間に合う筈だ。
439: ◆Oe72InN3/k 2012/12/27(木) 18:00:20.37 ID://szuPu50
そこまで考え、俺は急いで屋上から降りる。
階段を駆け下り、廊下を走り抜ける。
途中で先生らが何か言っていたが、関係無いだろう。 今日でこの学校とはおさらばだ。
上履きのまま、昇降口を飛び出す。
千反田は……居た。
丁度、あの日と同じ距離だろうか。
あの時は届かなかった声、今は……
奉太郎「千反田!」
ゆっくりと歩いていた千反田の足が、止まった。
440: ◆Oe72InN3/k 2012/12/27(木) 18:00:49.59 ID://szuPu50
千反田が振り返るのも待たず、俺は続ける。
奉太郎「待っているから、お前が戻ってくるのを!」
奉太郎「何年でも! 何十年でも!」
奉太郎「だから、だから必ず戻って来い!」
ありったけの声を出して、そう千反田に俺は言った。
千反田は振り返り、先ほどよりも少しだけ足早に俺の方へと向かってくる。
顔は伏せられていて、表情は見えなかった。
俺のすぐ目の前まで戻ってきた千反田は、ゆっくりと口を開いた。
441: ◆Oe72InN3/k 2012/12/27(木) 18:01:35.27 ID://szuPu50
える「……ずるいです」
える「……折角、約束を守れそうでしたのに」
える「そんな事を言われてしまっては、守れないじゃないですか」
そう言うと、千反田は顔を上げた。
千反田は、今にも泣き出しそうな顔をしていて……
える「本当に、ずるいですよ」
そう言った。
奉太郎「……すまん」
奉太郎「だけど、どうしても伝えないと駄目だったんだ」
俺はまともに千反田の顔を見れず、視線を外したまま言う。
442: ◆Oe72InN3/k 2012/12/27(木) 18:02:03.08 ID://szuPu50
える「ふふ、ありがとうございます」
そこでようやく千反田の顔を見れて、あいつは……とても嬉しそうに、笑っていた。
俺はそれを見て、また口を開く。
奉太郎「なあ、千反田」
える「はい、何でしょう」
奉太郎「お前が向こうで頑張っている間、俺も沢山勉強する」
奉太郎「足りない物なんて、沢山ありすぎるしな」
える「はい」
奉太郎「それで、もう2年くらい前になるか」
奉太郎「俺が始めて、傘を持った時の事だ」
443: ◆Oe72InN3/k 2012/12/27(木) 18:03:00.26 ID://szuPu50
える「生き雛祭ですね」
奉太郎「ああ」
奉太郎「あれが終わった後、千反田は話してくれたよな」
える「ふふ、覚えていますよ」
奉太郎「一つは、商品価値の高い作物を作ることで、皆で豊かになる方法」
奉太郎「もう一つは、経営的戦略眼を持つことで生産を効率化し、 皆で貧しくならない方法」
奉太郎「だったな」
える「ええ、そうですね」
奉太郎「千反田は、後者を諦めて前者を選んだ」
える「はい」
444: ◆Oe72InN3/k 2012/12/27(木) 18:03:26.60 ID://szuPu50
奉太郎「その、後者の方だが」
奉太郎「……俺が修めるというのはどうだろう?」
ようやく、言えた。
たったこれだけの事を言うのに、一体何年掛かったのだろう。
える「あ、あの。 折木さん、それって」
奉太郎「千反田、俺と」
そう言おうとした時、千反田が声を出して制した。
える「ま、待ってください!」
える「あの、まだ心の準備が……」
445: ◆Oe72InN3/k 2012/12/27(木) 18:03:52.22 ID://szuPu50
奉太郎「あ、ああ」
える「……少しだけ、時間が掛かりそうなので」
える「また、次に会った時まで待っていただいてもいいですか?」
奉太郎「構わんさ、いくらでも待つ」
奉太郎「ついでだし、その時までにはもっと良い言葉を考えておく」
える「ふふ、楽しみにしていますね」
奉太郎「ならそうだな」
奉太郎「千反田は必ず戻ってくる、俺はその時までに良い言葉を考えておく」
える「では、それが私達の約束ですね」
446: ◆Oe72InN3/k 2012/12/27(木) 18:04:19.38 ID://szuPu50
奉太郎「ああ」
奉太郎「それより、時間は大丈夫なのか?」
える「まだ少しありますが、準備もあるのでそろそろ……ですね」
奉太郎「ああ、分かった」
奉太郎「気を付けてな、いつか絶対戻って来い」
える「はい! その約束は、必ず守りますね」
そう言うと、千反田は振り返り、校門に向かって歩いて行った。
少しだけ離れた所で俺は一つ思い出し、口を開く。
奉太郎「千反田!」
千反田はもう一度、振り返った。
奉太郎「またな!」
それを聞いた千反田は、一瞬だけ驚いた様な顔を見せて、次の表情は……
今までで一番、綺麗な笑顔だった。
447: ◆Oe72InN3/k 2012/12/27(木) 18:04:46.47 ID://szuPu50
~公園~
そして今日、千反田が神山市に戻ってくると聞いた。
俺達はこの7年間、やり取りはほとんど無かった。
多分、声を聞けば会いたくなるし、手紙を交わせば話したくなるからだろう。
それでもずっと、実際の距離は果てしなく遠いが……千反田との距離感は、感じなかった。
戻ってくると聞いたのが先月の事で、里志に頼んでおいた物はようやく今日準備が出来たと言った所である。
タイミングはまあ、悪くなかったが。
448: ◆Oe72InN3/k 2012/12/27(木) 18:05:13.15 ID://szuPu50
える「折木さんの方こそ、早いですね」
奉太郎「俺はまあ、少し前まで人と会っていたからな」
える「む、浮気ですか?」
奉太郎「……俺が里志と浮気しているとでも?」
える「それは……想像したくないですね」
奉太郎「だろうな」
える「福部さんでしたか、懐かしいですね」
奉太郎「7年ぶりだからな」
える「折木さんは随分と、変わりましたね」
奉太郎「そうか? 里志や伊原にはそんな事、言われないんだけどな」
える「ずっと一緒に居ると、変化には気付きにくいんですよ」
える「私からしたら、随分と変わられました」
449: ◆Oe72InN3/k 2012/12/27(木) 18:05:42.34 ID://szuPu50
奉太郎「ほう、どんな感じに?」
える「何と言うか、そうですね」
える「仕事に疲れたサラリーマン、と言った所でしょうか……」
奉太郎「悪かったな、スーツで」
える「ふふ、冗談ですよ」
奉太郎「さいで」
そこで一度会話が途切れた。
吹く風はどこか、心地良い。
奉太郎「……久しぶり」
える「お久しぶりです、折木さん」
450: ◆Oe72InN3/k 2012/12/27(木) 18:06:21.04 ID://szuPu50
奉太郎「約束は、守ってくれたみたいだな」
える「当たり前です、私にとっては何より大切な約束でしたから」
える「ずっと、会いたかったです」
奉太郎「俺もだよ、千反田」
優しく、千反田を抱き締めた。
える「これから、忙しくなりますよ」
奉太郎「分かってる」
える「私は、少し心配です」
奉太郎「大丈夫だ、ずっと勉強してきたしな」
える「ふふ、それは期待できますね」
451: ◆Oe72InN3/k 2012/12/27(木) 18:06:48.91 ID://szuPu50
奉太郎「あ、そうだ」
俺はそう言い、千反田から一度離れる。
える「どうかしましたか?」
奉太郎「千反田は約束を守ったからな、俺の番だ」
える「あ……はい、ちょっと待ってください」
える「すいません、少し緊張してしまって」
奉太郎「気にするな、待つのには慣れてきたからな」
える「む、それはちょっと酷いです」
える「なので、もう大丈夫です」
452: ◆Oe72InN3/k 2012/12/27(木) 18:07:22.36 ID://szuPu50
奉太郎「はは、そうか」
奉太郎「……千反田」
える「……はい」
俺はポケットに入れていた小さな箱を取り出しながら、その言葉を千反田に言った。
奉太郎「-----------」
その瞬間は確実に、人生で一番嬉しくて。
幸せで。
待ち遠しくて。
緊張して。
素晴らしくて。
暖かくて。
最高な瞬間だった。
第35話
おわり
える「古典部の日常」
完
453: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/27(木) 18:10:53.55 ID:mjPtpK8K0
乙でした。7年連絡なしって、凄いですね。約束守るの、想像以上に大変だったろうな。
プロポーズはどういう言葉に代わったのかなあ、と野暮なことを考えつつ、お疲れ様でした。
454: ◆Oe72InN3/k 2012/12/27(木) 18:10:57.44 ID://szuPu50
以上で最終話、終わりとなります。
今回を持ちまして
える「古典部の日常」
本編は完結となります。
乙ありがとうございました。
>>426
それも頭の中にはあったと思いますが、言えなかったんです。
える自身、いつ戻ってくるか分からない状態で待たせたくは無かったんでしょうね。
奉太郎が最後に声を掛けなければ、去年と同じ結果を辿っていたかと。
455: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/27(木) 18:27:16.68 ID:mjPtpK8K0
ところで今年はもう終わりですか?? 短編を投下するのはやはり来年ですかね。
456: ◆Oe72InN3/k 2012/12/27(木) 18:46:52.45 ID://szuPu50
1つ2つ程は投下できるかと思います。
全部で3話しかありませんが……
457: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/27(木) 18:50:28.01 ID:mjPtpK8K0
期待しています。楽しみが増えました。ありがとうございます。
462: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/27(木) 22:14:11.61 ID:Zj+kg5F9o
乙
期待しているよ、か…
どんな心境だったんだろうな
463: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/28(金) 01:54:11.23 ID:8C9p0Wz90
乙。
前回と同じ轍を踏まなくてよかったね。
464: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/28(金) 01:59:16.89 ID:Bzb3XncR0
うぉおおおお!
今度こそハッピーエンドでよかった!!
2人には幸せになってほしいなb
結婚後の日常とか後日談に期待してます。
465: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/28(金) 22:57:16.00 ID:FEtm+1ZAO
>>464
結婚後ももちろん読みたいが、大学時の短編もいいなあ
ただ、二人は連絡はあまりしてなかったみたいだから、独白みたいになるだろうけど
ラブラブな遠距離とか電話とかも見たかったな・・・
472: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/29(土) 12:30:18.82 ID:3KXOW0CN0
短編楽しみです。
色々あって良いじゃないですか。pixivだってここだって。
上の方の言うとおり、穏やかに行きましょう。
そういえば、次の作品は書かれたんですかね。三つばかり候補があったようですが。
474: ◆Oe72InN3/k 2012/12/30(日) 22:27:21.08 ID:p1pM7L130
こんばんは。
短編ですが、明日投下予定となっています。
>>464
>>465
すいません、後日談としての短編は無いです。
一応、古典部の日常としては最後の奉太郎の言葉で終わりです。
別の作品として、大学の事等は書くかもしれません。
あくまでも短編は合い間のお話となります。
>>472
少しですが書けていますよ~
内容的には書いている内にシリアスっぽくなっていました……
ですが、今回のとは方向性が大分違う物になっていると思います。
沢山のレスありがとうございます。
もう少しですが、お付き合いお願いします。
475: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/31(月) 01:48:14.03 ID:+r+heETL0
お、色々楽しみですね。
とりあえず、明日の短編ですね。
後日談と言うか、厳密には続いてはいないのでしょうけど、以前途中で書かれていたのがありましたよ。忙しくて年に一日しか帰宅できない奉太郎とそれを迎えるえるの話が。
色々妄想して楽しみましょう。僕もいまだに妄想が止まる気配がありません。
476: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/31(月) 02:02:40.85 ID:eKHeTtcio
最終話見直したらまた泣きそうになったお
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- 2013/01/16(水) 22:21:07|
- 氷菓
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