1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 16:22:18.08 ID:ABaD7oco0
紅莉栖「面接を始めます、お名前をどうぞ」
岡部「鳳凰院凶真だ!」
紅莉栖「いきなり名前詐称してどうする!」
岡部「詐称ではない、これこそが俺の真名であり──」
紅莉栖「真面目にやらないとこれよ」 トン・トン
岡部「わ、分かった、真面目にする!真面目にするからその洋書を置け!」
紅莉栖「よろしい」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 16:29:21.98 ID:ABaD7oco0
紅莉栖「では・・・お名前をどうぞ」
岡部「岡部倫太郎だ」
紅莉栖「出身校をお願いします」
岡部「東京電機大学だ」
紅莉栖「・・・専攻は?」
岡部「無い!強いて言うならば世界の支配構造の変──」
紅莉栖「おのれはやる気があるのか!」
岡部「あるに決まっているではないか」
紅莉栖「あんったがインターンの面接通らないって言ってるからわざわざ練習に付き合って上げてるんでしょ!」
岡部「うるさい!半ば貴様の押し付けではないか!」
紅莉栖「あ、そう、だったら良いわよ。 いずれ就職活動の時苦労するのはあんたなんだからな」
紅莉栖「言っとくが今の厨二病のままじゃ絶対通らないからな。 NNTのままフリーター・ニートとして生きていきなさい」
岡部「うっ・・・。分かった、もう一度チャンスをくれ・・・」
紅莉栖「だったらまず敬語を使いなさい、話はそれからよ」
岡部「ぐぬぬ・・・!」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 16:32:48.71 ID:ABaD7oco0
紅莉栖「じゃあ、最初から。 お名前をどうぞ」
岡部「わ、わたくし岡部倫太郎と申します」
紅莉栖「出身校はどちらですか?」
岡部「東京電機大学です」
紅莉栖「専攻をお聞かせください」
岡部「世界の支配構造の変革です」
紅莉栖「そこは変わらないのかよ・・・」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 16:38:59.45 ID:ABaD7oco0
紅莉栖(面倒だわ、スルーしよう)
紅莉栖「では自己アピールをお願いします」
岡部「わ、わたくしの長所はみなを引っ張っていけるリーダーシップを持っている所であり──」
紅莉栖(確かに・・・強引ではあるけどあながち間違ってはないのよね)
岡部「常に素早く的確な判断を下し、みなと協力し1つの目標に向かって努力する事が出来ます」
紅莉栖(素早くて的確かどうかは別だけど)
岡部「また、仲間が問題を抱えているのであればすぐに駆けつけその問題を解決する手助けをする・・・そんな人間です」
紅莉栖(確かにずっと一緒にいて実感する、岡部は仲間の事を何より大切に思ってる・・・)
岡部(自分で言っててこそばゆいな・・・かゆっ!)
紅莉栖「・・・」
岡部「おい、クリスティーナ?」
紅莉栖「ふぇっ!? じゃ、じゃあ、その・・・ごほん! そのRPがよくわかる具体的なエピソードをお聞かせください」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 16:40:27.43 ID:ABaD7oco0
>>6
年月的にはSG世界線に到達2,3ヶ月後という設定でおながいします
1年でインターンとか意識しちゃったのは不況で不安&助手のため
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 16:47:32.19 ID:ABaD7oco0
岡部「ぐ、具体的ぃ?」
岡部「そ・・・そうだな」
岡部「そ、その・・・幼馴染の命が危険に晒された時、自分の命も顧みず──」
紅莉栖(・・・そっちなんだ)
〜割愛〜
岡部「おい、クリスティーナ、早く次の質問をせんか」
紅莉栖「分かりました。 それでは先程の話で分からない点があったのですが」
紅莉栖「タイムリープマシンとは一体なんです?聞いた事ありませんが」
岡部「おい、この前あらかた説明したではないか」
紅莉栖「何のことだか分かりません、説明お願いします。 後敬語!」
岡部「ぐ・・・。 タイムリープマシンとは電話レンジという偶発的に生まれた未来ガジェットの改良機で」
岡部「過去の自分に現在の記憶を送らせるという機械です。」
紅莉栖「それはすごいですね、作ったのは誰なんですか?」
岡部「いやいやいや、お前だと言ったではないか!」 ガタッ
紅莉栖「岡部さん? 面接中ですよ?」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 16:53:00.83 ID:ABaD7oco0
岡部「牧瀬紅莉栖という科学者だ・・・です」
紅莉栖「その人なら知ってます。 若いのの人類史に刻まれるような発明を生み出すなんて、天才なんでしょうね」
紅莉栖「たとえあなたの妄想の中だったとしても」
岡部(この女殴りたい・・・)
紅莉栖「ご、ごほん! 話がそれました。次の質問です」
紅莉栖「特技は何かありますか?」
岡部「リーディングシュタイナーだ」
紅莉栖「・・・はぁ」
紅莉栖「それで? そのリーディングシュタイナーというのはどういう特技なんですか? 聞かせてください」
岡部「世界線を超えてもなお記憶を持ち続ける能力だ・・・です」
紅莉栖「・・・その能力は当社で働く上でどのようなメリットがあるとお考えですか?」
岡部「ん・・・む・・・SERNを始めとする機関がタイムマシンを使用する事によって過去を改変したとしても・・・」
岡部「俺にはその事を感知でき、改変に対して対策を練る事ができる!」
紅莉栖「もういいです」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 17:01:17.18 ID:ABaD7oco0
紅莉栖「では次の質問です」
紅莉栖「学生時代に力を入れた事を話して頂けますか?」
紅莉栖「あ、これはこれから頑張ろうとしてる事でも──」
岡部「未来ガジェットの発明であーる!」
紅莉栖「・・・では具体的にどんな物を発明したのか、1つ2つ例を挙げてください」
岡部「よろしい!ならば説明しよう!」
岡部「まず1号! ビット粒子砲! 光線銃の中にリモコンを埋め込んだ遊び心満載のガァジェットだ!」
岡部「次に2号! タケコプカメラー! 竹とんぼ式のCCDカメラであり動力なしで遥か上空からの撮影が可能だ!」
岡部「そして3号! もしかしてオラオラですかーッ!? 親指の汗のかき方によって反省するウソ発見器、あらゆる嘘を見抜く最高傑作!」
岡部「4号! (略)」
岡部「5号ぅ!(略)」
岡部「るぉく号!(略)」
岡部「ぬぁぬぁ号!(略)」
岡部「そしてふぁち号こそが人類史に名を刻むであろう電話レンジ(仮)である!」
岡部「まあ別の世界線の話なので今は存在しない・・・が我がラボの最終兵器だフゥーッハッハッハ!」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 17:06:43.15 ID:X22krHvB0
だめだこいつはやくなんとかしないと
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 17:08:15.50 ID:ABaD7oco0
紅莉栖「私は1つ2つで・・・と言ったんですが」
紅莉栖「それと先程から”少々”面接を受ける態度ではないみたいですけど、これで終わりにしましょうか?」
岡部「バカを言うな。これは助手ゆえの態度だ。企業相手ならちゃんとするに決まっているだろう」
紅莉栖「・・・普段の言葉遣いや態度と言うものは案外とっさの時に出たりするもんなんですけどね」
岡部「フフゥ!」
紅莉栖「何がおかしいんです?」
岡部「貴様のその言葉、重く受け止めよう! いや! 確かにそうだ、確かにそうであるなフハ、フハ、フハハ」
紅莉栖「ぜんっぜん重く受け止めてるようには感じないんですが!」
岡部「ぬるぽ」
紅莉栖「ガッ」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 17:10:56.58 ID:TbujqJP80
いちゃいちゃしやがって…
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 17:13:34.17 ID:ABaD7oco0
紅莉栖「ちょ、い、今のは卑怯だぞ!」
岡部「うむ、確かににじみ出るネラー臭は隠し通せないようだなフゥーッハハハ!」
紅莉栖「も、もういいから!もういいから次の質問!」
紅莉栖「うおっほん!好きな色を教えて下さい!」
紅莉栖「ちょっとした心理テストのようなものなので深く考えずに直感でお答えください!」
岡部(ちょろい、ちょろすぎるぞ助手よ)
紅莉栖(カームダン!カームダンよ私!) スーハー スーハー
岡部「好きな色。もちろん白だ!」
紅莉栖「その理由は?」 フー
岡部「白は白衣の色。白衣はマッドサイエンティストの必需アイテム。知性と恍惚の象徴であり──」
紅莉栖「つ・ぎ・の質問です!」
岡部「ぐっ・・・!」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 17:20:17.32 ID:ABaD7oco0
紅莉栖「当社では高いコミュニケーションスキルを求められますが、それについては自信はおありですか?」
岡部「少なくとも@ちゃんねらーを隠し通しつつ意思疎通をするくらいは、な」
紅莉栖「け・い・ご!」 ギロッ
岡部「ヒィン!」
紅莉栖(いちいち煽りやがって・・・私が本当の面接官だったら即落とす!っていうか論破してやる!)
紅莉栖「こほん。ではその溢れ出る自信の根拠を教えて下さい!」 ジロッ
岡部「う・・・」 タジッ
岡部「そ、その・・・3月に設立させて頂いたばかりの当ラボラトリーではございますが、今やラボラボラトリーのお活動では7名様に参加して頂いており」
岡部「さ、さらに7年後にはもう一人お加入して頂く予定でございます、はい」
岡部「これぞわたくし岡部倫太郎のコミュニケーションスキルの高さの証明と省庁であるかと自負しております、はい」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 17:25:39.94 ID:ABaD7oco0
紅莉栖「ふむん」
紅莉栖「・・・高いコミュニケーションスキルの根拠としては少々弱く感じられますね」
紅莉栖「それと、敬語変ですから。日本人としてそれでは恥ずかしいですよ?」
紅莉栖「後、7年も猶予を設けておきながらたったの一名というのは──」
岡部「だぁっ! 黙れっこのセレセブがっ!下手に出れば良い気になりおって──」
紅莉栖「それでは本日の面接はこれにて終了とさせて頂きます」 ガタッ
岡部「い、いや、申し訳ありません、このまま終わらずにお付き合い頂ければ幸い・・・はい」
紅莉栖(でも岡部って確かにコミュ障ってワケじゃないのよね・・・厨二病ではあるけど)
紅莉栖「分かりました、続けましょう」
紅莉栖(しかも周りには結構・・・いや、結構なんてレベルじゃないほど可愛い女の子ばかり)
紅莉栖(まゆり、桐生さん、フェイリスさん、漆原さん・・・は男だけど)
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 17:32:23.17 ID:ABaD7oco0
紅莉栖「それではあなたの人柄を知るための質問です」
紅莉栖「固くならず正直に思った事を話してください」
岡部「・・・」
紅莉栖「返事」
岡部「は、はい」
紅莉栖「先ほどおっしゃっていたラボの方々であなたが最も信頼する人物との関係」
紅莉栖「それと・・・信頼している部分を教えて下さい」
岡部(随分と突っ込んだ質問になったな)
岡部「高校以来の友人で付き合いは3年ほど・・・です」
岡部「信頼している部分は・・・そうだな・・・どんなムチャぶりにも割りとガチで付き合ってくる所・・・でしょうか」
紅莉栖(橋田・・・か。私じゃないんだ、そりゃそうよね)
岡部「では、その友人から見てあなたはどんな人間だと思われてるか、想像して見てください」
岡部「ん・・・む・・・ラボの所長として尊敬されている、と言った所でしょうか」
紅莉栖「・・・分かりました」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 17:36:46.27 ID:ABaD7oco0
紅莉栖「そ、それでは次の質問なんですが・・・その・・・」
紅莉栖「こ」
紅莉栖「こ」
紅莉栖「こ」
岡部「こ?」
紅莉栖「恋人はいらっしゃいますか?」
岡部「はぁーん・・・?」
紅莉栖「い、良いから聞かせなさ──! ごほん、お聞かせください///」
岡部「い、いや、恋人はいないが」
紅莉栖「では、過去にいた事は?」
岡部「ぬぁぁぜそんな事まで言わねばならんのだ!」
紅莉栖「ど、どれだけ充実した学生生活を送ったのかの確認よ!さあ答えなさい!」
岡部「く・・・」 ギリッ
岡部「・・・ない。居た事は・・・ない」
紅莉栖「そうですか、分かりました」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 17:38:37.70 ID:Z1awwI+GP
紅莉栖なにやってんだよwww
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 17:40:47.84 ID:ISznrOH6i
なんという職権乱用
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 17:41:33.57 ID:ABaD7oco0
紅莉栖「では次の質問です」
紅莉栖「誕生日にもらったら嬉しい物は?」
岡部「は?」
紅莉栖「誕生日にもらったら嬉しい物、です」
岡部「う、うーん・・・」
岡部「タイムトラベル理論・・・の学術書」
岡部(こんな質問、なんの意味があるというのだ!)
紅莉栖「そうですか、タイムトラベル理論」
紅莉栖「夢のある方のようですね」
紅莉栖「それに誕生日に学術書なんて、勤勉なんですね」
岡部(なんだこの取って付けたような感想は)
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 17:48:55.03 ID:ABaD7oco0
紅莉栖「では好きな食べ物はなんですか?料理でも大丈夫です」
岡部「・・・」
岡部「白子だ」
紅莉栖「白子・・・」
岡部「・・・悪いか?」
紅莉栖「いえ、ただ珍しいなと思っただけです」
紅莉栖「他にはありますか? た、例えば家庭で調理されるような物とか・・・」
岡部(こいつ・・・まさか)
岡部(ぐっ!思い出したら俺の腹が世界線を超えて訴えてかけてきやがった!) ギュルルル
岡部(失敗のしようがない料理・・・なんかないか!)
岡部「カ、カレー・・・とか」
紅莉栖「カレー!いいですね、味は・・・辛さはどうです?甘口?辛口?」
岡部「辛口・・・が好みだがあまり辛すぎても食えん」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 17:58:49.25 ID:ABaD7oco0
紅莉栖「で、では好みに関連して・・・好みの女性のタイプなどあったら」
岡部(間違いない、こいつ間違いない)
紅莉栖「聞かせてもらえると・・・その嬉しいな・・・ていうか・・・じゃなくて!」
岡部(さっきの仕返しにちょっといじってやる、フハハ)
岡部「そうですね、やはり女性らしくくびれがあり胸の膨らみが豊かな女性・・・に惹かれますな!」
紅莉栖「──!」
岡部「後は大和撫子であり、たおやかさと可憐さが同居したような女性・・・うむ、古き良き時代の理想的女性像」
紅莉栖「!!」
岡部「それと二面性を持ち合わせいて、たまに見せる意外な一面にぐっと来ることもある」
紅莉栖「・・・」
岡部「さらに言うならば・・・幼い頃から一緒に過ごしており気心の知れた仲、という状況も恋人としての魅力の一部であろう」
紅莉栖「・・・・・・」
岡部(フフフ・・・フハハハ・・・貴様が今何を考えていてどう感じているか・・・あの世界線に居た俺には手に取るように分かるぞフゥーハハハ!)
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 18:03:47.37 ID:ABaD7oco0
紅莉栖(今の好みの女性像って・・・)
紅莉栖(幼い頃からーってのはまゆりよね、どう考えても)
紅莉栖(くびれがあって胸が豊か・・・桐生さん)
紅莉栖(大和撫子・・・コレは絶対漆原さん!男だけど!)
紅莉栖(後二面性・・・って)
紅莉栖(これ私よね!私のことよね!?)
紅莉栖(ねらーとしての私にぐっときてた・・・?そういう事でいいのよね!?)
紅莉栖(ラボメンの女の子の中でフェイリスさんの事だけ言及されてないのは良く分からないけれど)
紅莉栖(これってキターーーーーーって事でいいのよね!?)
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 18:05:26.01 ID:RdxhF9670
これは見習いたいほどのポジティブシンキング
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 18:14:47.93 ID:ABaD7oco0
紅莉栖「・・・///」
岡部(ふは!ふは!ふはは!どうした助手よ、顔が真っ赤だぞフゥーハハハ!)
岡部(ラボメンガールズの中で自分だけ挙がっていない事を悔しがっているのだろう)
岡部(小刻みに震えている・・・なんだかそろそろ可哀想になってきたな)
紅莉栖「あの・・・」
岡部「フッ、案ずるな」
紅莉栖「え?」
岡部「お前が俺の・・・一番大切な人だ」
紅莉栖「ちょ!///」
岡部(あえてタイプの女性像から外しておいて最後にサプライズ)
岡部「今の好みの女性像というのは」
紅莉栖「わ、わかってるお!」
岡部「・・・は?」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 18:25:37.67 ID:ABaD7oco0
紅莉栖「漏れのねらーな部分にぐっと来るんだな?///」
岡部「はい?」
紅莉栖「は、はいじゃないが!はいじゃないが!///」
岡部「おい」
紅莉栖「ねぇねぇ今どんな気持ち!?面接中にいきなりこ、こ、告白なんかしちゃって!ねぇ今どんな気持ち!?///」
岡部「話を」
紅莉栖「あぁもう汚いなさすが岡部汚い///」
岡部「」
紅莉栖「ホント汚い!大事なことなので三回言いました!大事なことなので三回言いました!///」
岡部「」
紅莉栖「あぁぁ、もう頭がフットーしそうだよおっっ!///」 チラッ
岡部「」
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 18:33:37.38 ID:ABaD7oco0
紅莉栖(やってしまった・・・これはやってしまった)
岡部「おい紅莉栖・・・?」
紅莉栖(岡部の顔、困惑・・・狼狽・・・)
紅莉栖(すごい一体感を感じる。今までにない何か熱い一体感を。)
紅莉栖(風・・・なんだろう吹いてきてる、確実に、着実に、俺たちのほうに)
紅莉栖(中途半端はやめよう、とにかく最後までやってやろうじゃん)
紅莉栖(ネットの画面の向こうには沢山の仲間がいる。決して一人じゃない)
紅莉栖(信じよう。そしてともに戦おう)
紅莉栖(工作員や邪魔は入るだろうけど、絶対流されるなよ)
岡部「おい紅莉栖よ」
紅莉栖「んなわけあるかーっ!!!」
岡部「うぉぉぉう!?」
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 18:42:16.85 ID:ABaD7oco0
紅莉栖「岡部・・・今のは」
岡部「く、紅莉栖さん?」
紅莉栖「学生がねらーかどうかを確かめるための・・・演技よ!!」
岡部(ここまで来ると逆に清々しいな栗悟飯よ・・・)
岡部「おい、何を勘違いさせてしまったのかは分からんが──」
紅莉栖「おっと!そろそろ面接終了の時間ではないですか!いやぁ、話が盛り上がってしまいましたね!」
岡部「フフッ」
紅莉栖「ウフフフ」
紅莉栖(あぁ・・・絶対に引いた、ねらーなだけじゃなくて、変な勘違いまでして絶対岡部に引かれた!)
紅莉栖(グッド・バイ・マイ・ラブ))
紅莉栖「それではこれで面接を終了とさせて頂きます!」
紅莉栖「本日はありがとうございました」
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 18:50:22.03 ID:ABaD7oco0
紅莉栖「最後に質問などがあれば──」
岡部「1つ質問・・・良いか?」
紅莉栖「どうぞ」 ガックシ
岡部「紅莉栖」
岡部「俺はお前が好きだ」
紅莉栖「ふぇっ!?」
岡部「お前はどうなんだ?」
紅莉栖「そ、それって・・・」
岡部「さっき言っただろう。お前は俺の一番大切な人だと」
紅莉栖「で、でも私勝手に勘違いして暴走して・・・」
岡部「前にも話したとおり俺は他の世界線の記憶を持ち続けている」
岡部「あの程度の暴走・・・など・・・可愛いもんだ///」
岡部(実際にはかなり衝撃的ではあったがな)
紅莉栖「な、何言ってる!た、大切だとか可愛いとか・・・」
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 19:01:25.30 ID:ABaD7oco0
岡部「そろそろ・・・良いかと思っている」
紅莉栖「何が・・・よ///」
岡部「今まではあえて隠しきたつもりだったがこの気持は抑えきれんようだ」
岡部「前の世界線でのお前と今の世界線のお前・・・俺にとっては同じ紅莉栖」
岡部「しかし当の本人からしてみれば前の世界線の記憶を持っていない・・・そんな紅莉栖のそばに俺がいて良いのかって思ってた」
岡部「というのも俺に自信が無さを隠すための言い訳でもあったようだな、ふふ・・・」
紅莉栖「岡部・・・」
岡部「茶化すような真似をしてすまなかった」
岡部「お前は一生この俺の助手でいろ、この俺から離れることは絶対に許さん!」
紅莉栖「それって・・・」
岡部「こんなんじゃ・・・ダメか?」
紅莉栖「採用よ///」
おしまい
96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 19:05:15.85 ID:ABaD7oco0
なんというか、暴走させすぎちゃってすまんこ
徐々にスイーツ(笑)的質問なっていって、ってのは考えてたんだが
助手のポテンシャルは俺の予想を図るに超えて遠くに行ってしまったようです
見てくれてどーもサンキューなのだぜ
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 19:23:41.58 ID:tXuQEmQR0
うむ。なかなかのエル・プサイ・コングルゥだった
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 19:26:46.31 ID:h1441NNRi
乙
ここまで全部助手の妄想
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- 2012/06/02(土) 21:16:14|
- STEINS;GATE
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